通と筋
どうも西尾です。
今日の関西(大阪)は晴れで過ごしやすい1日でした。
2024年新年の始まりから様々なことが起こり、国内ニュース以外にも海外のニュースについても今まで以上に関心を持つようにしたいと思いました。
また、海外のマスコミが発信している日本国内のニュースは、国内のマスコミが取り上げないことを報じていることもあります。
テレビや新聞以外にもネットニュース、SNS等が発達し多くの情報が溢れ、また簡単に情報も収集できる世の中で、今後は情報を精査することが益々大事になるのかと思っています。
通と筋
まちを歩いていると、「○○通」などと名前の通りがあると思います。
通りが碁盤の目のようになっている京都などは有名です。
大阪市内には“通”と“筋”があります。
筋・・御堂筋、堺筋、松屋町筋、ほか → 南北を結ぶ
通・・本町通、中央大通、ほか → 東西を結ぶ
上の地図は狭い範囲で、大きな通りと筋の名前しか出ておりませんが、名称が記載されていない通、筋にもそれぞれに名前がついております。
この“通”と“筋”の違いですが、道幅の違いというのも勿論ありますが、大阪の都市計画の歴史の中に違いが見いだされます。
※以下、簡単にまとめました。
豊臣秀吉の時代、上町台地に大阪城が作られる。
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城下町の都市計画をする。
↓
城の西側に町を広げる為に“通”ができる(同時に河川も整備)(東西方向)。
↓
通に並行してまちが整備される。
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通と通(通に並行してつくられた“まち”と“まち”)を結ぶ為に“筋”ができる(南北方向)。
“通”は大阪城から西(海)へ延びる道で、当時は海が交易上重要でしたので、西(海)へ向かう“通”を中心に“まち”が形成されました。
これらを南北で結ぶ役目が“筋”となります。
当時は“通”がメインストリートで、“筋”が裏道のようなイメージだったのかもしれません。
現在では“筋”でも道幅が広く、特に御堂筋は大阪を代表する道で、裏道のようなイメージはしませんね。
この時期の御堂筋はイルミネーションがすごく綺麗ですので皆様も是非歩いてみては如何でしょうか。
※大阪の都市計画については“水運”も大きく関係しておりますが今回は省略します。
それぞれの“通”や“筋”の名前についても、調べると面白いです。
このような通りに着目するだけでも、その街の歴史や背景などを知ることができ、より一層楽しくなります。
以上になります。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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