佐賀県の同エリアで5店舗経営する起業家・船津脩平の考え方や行動が詰まった本【書評:カフェは行くより、つくるほうがおもしろい。】
今回読んだ本はこちら。
船津脩平さんの「カフェは行くより、つくるほうがおもしろい。」
著書の船津さんとは実は親交があって、前職時代にお店のインタビューをさせてもらったのが出会い。その時に書いた記事がこちら。
同じ佐賀県内で同世代でバリバリ起業家として働いていて、エリア・リノベーションというまちづくりにフォーカスを当てた活動をしていて、そしてカラダも整っていて、かっこいい。
当時から僕は勝手に船津脩平のファンだ。
もちろん彼が作り出す空間や店舗も大好きなので、ぜひ皆さんも一度足を運んでみて欲しい。
そんな彼の初出版の書籍だが、この本はどちらかというとサブタイトルの方が内容を明確に表している。
「起業家 船津脩平の航海日誌【1】」
まさに、船津さんがゼロから店づくりをスタートさせて、佐賀市内の同じエリアに5店舗の店を持つまでのストーリーが描かれている。
だから間違いなく地方で起業したい、まちづくりをしたいと思っている人にとっては最強に参考になる本だと思う。
特に、カフェをしたい人は絶対読むべき。
なぜかと言うと、「カフェ木と本」という店のシステムが秀逸すぎることがこの本を読んでまた再認識されたから。
僕は初めてインタビューしたその日から「カフェ木と本がスゴイ!」と何度もたくさんの人に話してきた。
本来、回転率を上げてお客さんを回したいはずのカフェに敢えて本を置き、(正確に言えば「空の本棚を置き」)お客さんはゆっくりできる。
それでいて、経営も安定させている。
すごい。
そしてこの店はめっちゃくちゃ合理的に設計(空間もデザインもシステムも)されている。
コーヒー1杯の価値
お客さんの住み分け
フェローシステム
アクセスの考え方
5ウェイ
ランチャスター戦略
そんなカフェづくりのロジックを余すことなく書いてあるので、絶対に参考にしたほうがいい。
さらに、そこは船津脩平なので、カフェの作り方以外にも、パーソナルジム、ヘッドスパ、コーヒースタンド、トレーニングジム、レンタルスペースなど様々なジャンルの店を手掛けるための考え方・行動なども書いてあり、僕自身も非常に勉強になった。
そして、何より刺激をもらった。
負けちゃいられないと思った。
もちろん手掛けていることも目指しているゴールも違うのだけれど、志を持って自分のすべき事に向き合っているという点では何も変わらない。
ちなみに、この本を読んでいる時にあるカフェのアイデアが浮かんだ。
ちょっと面白そうなのでつくってみようと思う。
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