見出し画像

ぼくのランニングクロニクルズ 〜身延山・七面山 修行走 トレイルランニングレース〜

身延山修業走は、名前がいいなあとエントリーをしました。前週は熊野古道で30kだったし、翌週は抽選で当たった伊豆トレイルジャーニー28kだったので、その間のレースは短い距離にしようと、「思親報恩ショートコース 13k」にしていました。


いきなり遅刻かと飛び起きるの巻

朝は5時起きのつもりだったけど、何か音がしたな?とハッと目が覚めて腕時計を見たら6時12分?
うわー、寝坊じゃん!6時45分に家を出る予定なのに!
とあわてて、飛び起きて膝のテーピングをして、寒さ対策のワセリンを脚に塗って、ウェアを着ながら冷蔵庫へ行って、準備準備と思って、うろうろしていて、ふとリビングにあるデジタル時計を見るとあれ?6時じゃなくて5時じゃん。。。あーよかった。血圧あがるがな。。。

というわけで落ち着きを取り戻し、お支度の続き。
まず朝は、クエン酸・重曹をコップ1杯のお水で溶かしたお掃除ドリンクを1杯飲みます。

昨夜のうちにある程度用意をしていたので、確認しながらパッキングとウェアリング。weathernewsアプリを見ると、思っていたほど寒くなさそう?最終的には現地で考えよう。

クルマで余裕をもって現地入り

現地までは、クルマで1時間半を見積もって、googleマップの指示の通りに道を走らせるのだけど、道中は前後にそれらしきクルマはいなくて、少し不安になりつつ、飛ばします。長年の実体験では、アラートの出る車載気温計表示が3℃以下でも、前の日に雨だったりでなければ凍結の心配はほぼない。最近は晴れの日が続いているので大丈夫かな?

河原の臨時駐車場にはすでに多数のクルマが来ていて、余裕を持って現地入りしたけど、ロングコースエントリーの選手はすでにスタートで待機している頃。

駐車場からはシャトルバスでスタート地点へ移動

寒いけど意外とあたたかい。スタート地点へ移動して、まずはニューハレのブースへ行って、昨日購入した足首用のテーピングをしてもらいました。
貼り方のコツは、図示されているしYouTubeに動画もあるけど、やっぱり生で見て質問したりする方が理解ができるなあという感想でした。

ナンバーカードの番号で指定されている旅館へ行って手荷物を預けられるとのこと。行ってみたらそこは着替えのできる広間になっていて、手荷物はそこに置いておいて良い、という仕組みのようでした。

最終的に、天候と気温を考えて、ウィンドシェルは着たままにしてボトムスは短パンを選択。ウィンドシェルは、汗をかき出したら脱ぐことにしました。

祈祷をしてくださるお坊さん


ショートエントリーは、200人程度。開会セレモニーでは、ストーブで暖かくしたテントの中で、お坊さんによる安全?祈願祈念の祈祷。これはよかったです。武田の杜や杓子山のレースは神社がスタート地点だったので、安全祈願のお祓いはあったけど、仏教の祈祷は、朗々たる声で、アクションも大きく、悪霊退散みたいで効き目がある気がします(笑)

一斉スタート

スタート・ゴールゲート ゲートをくぐったら右へ直角で曲がります。

13kという距離は、ぼくにとっては安心感があります。ある程度読めるから、という感じ。今回は、上ったら下って来るという割と単純なコースだったので、それも良かったかもしれません。ロングは36Kですが、山を2つ越えないといけないのと、2つめの山は標高が1700m。晴れていても木陰は冷えるし、風が吹くともっと冷えるかも。寒さ対策はやっぱり必要かもです。だけど今回はあたたかかった。といいつつ、結局ウィンドシェルは着たままゴール。

エイドではまたしても長居しました

おみそしるをいただきます。

エイドは一つでしたが、頂上の手前くらいのお寺境内。ここでは例によって長居してしまいました。
コーラを飲んで、お水をいただいて、お味噌汁、おまんじゅうがおいしくて、2ついただきました。
同時にくらいにエイドに入った人はもちろん、後から到着した人も先に出ていく中、ずいぶんのんびりしかたかな?だけどもう少し上りもあるし、下りのための脚は休ませないと、脚が痙攣したらだめだしねえ、ということ。

美しい紅葉とふかふかなトレイル

下りは、舗装林道だったり、石も少ない印象で、走りやすい。舗装路多いと、シューズのアウトソールのラグが減るかな?と思っていたら、そんなことはなくて、石の多いエリアもあったり。こういうところは、足をグネらないように注意して、スピードを落としました。その後後半になってふかふかのトレイル。紅葉が美しい。こういうところの方がケガをしやすいかも。だけど脚はそれほど死んでないので、と走りましたが、抜かれますね。焦らずマイペース。
最終盤は、完全な舗装路。残り3kくらいは、淡々と走って、これはもうゴールが近いかな?と感じて、結果的に三門の手前くらいから少しピッチを上げました。
温泉街は応援も多く、終わったランナーからも声をかけてもらう。ゴール手前で、石川弘樹さんがスマホで動画?を撮っている。笑顔で手を振ればよかったけど、ゴール30mくらいで、一生懸命走っていたので、できませんでした。なんとなく目標は2時間切りでしたが、無理だなあと感じてゴール。数十秒足りませんでした。

まかないは、肉団子汁。肉団子は業務スーパー製だったけど、野菜が多くてとってもおいしい。2杯食べたいくらい(笑)。前後もゴールインが多く、ショートのVol.ゾーンという位置付けだったようです。速報では、真ん中付近?結果的にはやっぱり後ろから数えた方が早い。DNFが意外と多かったようです。

お昼ご飯はやはり現地で食べましょう

一度、駐車場へ移動して、再度門前町へ戻って、お昼ご飯をいただきました。持っていた現金が昼食代には不足していたので、せっかくだからここで食べないと、というわけで。
いただいたのは、しいたけ丼。

このくらい気持ちよく走れると楽しいですが、もう少しタイムを縮めたいところです。

来週は、今年最後の伊豆トレイルジャーニー28の部。今回もなんとか捻挫などしなくて済んだので、この調子でいけたらいいな、そうすれば5時間切れるかなと期待しています。

「菩提悌」287段の石段を登れば覚りの悦び?

しいたけ丼をいただいた後に、気になっていた「菩提梯」へ。「菩提悌」というのは覚りにいたる悌(きざはし=階段?)のことで、この287段の石段を登り切れば、覚りの悦びが生ずる、とかいう説明がありました。
なんと!これは登らずに帰らないわけにはいかん、と登ってきました。
一段一段の段差が高い。。。後悔しましたが覚り覚り涅槃涅槃とつぶやきながら登り切ってきましたが、疲れが倍増しただけな気もします。いやいや涅槃涅槃。。。

よし、これで来週は、安泰だなあ、なんていい気になっていましたが、果たして果たして。。。


この記事が参加している募集

ランニング記録

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?