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【販売力強化メモ】販売チャネル選択の判断基準の作り方

こんにちは、ノジーです。

新商品を開発していると、後ろの工程になるにつれて「この商品をどこで販売しようか」と販売チャネルに悩まれる方も多くいらっしゃると思います。

今回はそのような悩みを将来的に(場合によっては現在も)解消する考え方を記載します。

今の商品はどこで、どんな人が購入したのかを振り返る

それでは、実際に開発中の商品はどのチャネルで販売すべきなのでしょうか?
実は、どこで販売するのか判断する情報は、既に皆さんが持っています。

それは、過去の購買履歴です。

もちろん、過去の購買履歴に基づいてそのまま流用しても、その時の購買商品と今回の新商品は違いますので、有効性は低くなってしまいます。

過去の購買履歴で使いたいことは、「誰が自社の商品を買ってくれたのか」ではなく、「その商品をどんな販売チャネルに出して、どんな人が買ってくれたのか」です。
まずは上記情報を過去の購買履歴から100件ほど調べてみて下さい。
※なければある分だけで大丈夫です。

そうすれば、おのずとこの販売チャネルにはこういう人がいて、こういう購買行動をしているという傾向がつかめます。
それをまとめておくことで、次の商品に合った販売チャネルのデータベースが出来上がり、チャネル選択の判断が非常に楽になります。

一年ごとにデータベースを見直しする

では、作ったデータベースはそのままでいいのでしょうか?

それはもちろんNGです。
皆さんもお分かりの通り、市場は常に動き、消費者の購買行動も変わってきています。
従って、1年前に作ったデータベースと現時点の消費者の利用チャネルデータは違うことが考えられます。

そうなってしまうと、せっかく開発した新商品も販売先を間違えてしまい、売れないという結果になるかねません。
つまり、販売チャネルのデータベースは少なくとも1年に1回、可能であれば四半期ごとに、「1年間の過去の購買履歴」から丁寧に見直していくべきです。

購買行動履歴の重要性

さて、ここまで販売チャネルの判断基準の作り方を記載してきました。
最後に、文中に度々出てきていた「過去の購買履歴」というワードについて触れます。

ここまでご覧になられた方はお分かりかと思いますが、この判断基準(販売チャネルのデータベース)を作るには、その商品をどんな販売チャネルに出して、どんな人が買ってくれたのかという元になるデータが必須です。
つまり、お客様の購買行動情報(ポスデータなど)が無ければなりません。

もちろん、内容によっては難しい言葉のデータでなくても、
「〇月●日に△△△店で◆◆代男性が~~~を購入」など手書きのものでも構いませんし、ご自社でわかるものであれば、どの様な情報の形でも良いと思います。

重要なのは、今まで買ってくださった方の事、どこで買ってくださったのかがわかることです。
その点において、今はまだ情報不足の方は「将来的に」チャネル判断をできるよう、今からしっかり情報を収集していきましょう。

もし、情報の内容で不明点や疑問点があれば、ご連絡ください。
一緒に見ていきましょう!

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