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10年来の友情が壊れることについて: 自分で自分のストーリーを言語化すること


過去に執着するなとはいうけれど

よく「過去のことは忘れよう。未来を見よう。建設的な行動をしよう」という言葉を聞く。
頭でその言葉はわかっているけど、かなり疲労した時とか、無意識が優位になるのか、ふと思い出す記憶がある。それは壊れていった友情だ。もうしばらく連絡を取っていない。取ろうとしても取れない関係にある。向こうから去っていった、そういう過去の友達が2人いる。

小学校以来の友達F

Fは小学校以来付き合いがあり、長期休みなど一緒に遊んだりし、高校まで同じで、上京してからも何度か会った。しかし私のドイツ留学を機に学年が変わり、お互いの生活環境や接点がずれてきたこともあったり、彼女の言動で気に入らないことを我慢しすぎた面があり、コロナ禍でなんだかその思いがむくむくと大きくなり、一度手紙でその思いを全て書き綴ったことがあった。その後一度会うことになったのだけど、「ごめんね」と言ったら相手も苦笑いで、なんだか会っても以前のように楽しくないというか、なんだか互いの趣味やビジョンも変わっていた。私が無理に彼女に今まで合わせてきて、私が自分らしくなったことでもあるのかもしれない。

ドイツ留学を機に出会ったG

Gは高校時代の留学のオリエンテーションで知り合い、フランスに彼女が留学していたことから、skypeを時々したりとか、彼女が関東住まいだったので私が上京してから時々会ったりとかしていた。
しかし、彼女もなんだか合わなさを感じるようになってきた。一緒に遊びにいった時、私に男の子が寄ってくると不機嫌そうな顔をしたり、「応募するための写真を撮ってくれない」と言ったら「プロにとってもらったほうがいいんじゃない」と言ったりとか、「留学したい/CAになりたい」と言ったら「今はコロナで無理じゃない」とか、恋愛のアドバイスを聞いたら「それはパートナー間できめることじゃない」とか。夢を応援してくれなかった。これはFにも共通している。

ソーシャルメディアでどう出るかで相手を伺ってる

Fは私と最後に会ってから、インスタのストーリーを私から隠している。私も彼女に見えないようにしている。
Gに関しては、私が恋愛に本当に悩みすぎていた時、あるトピックについて相談したら、全ての連絡先をブロックされた。

そういう運命だった?未来から見てみても私たちは平行線

なぜ2人が合わなくなったのかと思うと、彼らは私とはもう夢を応援したり、悩みを建設的に解決したり聞き合ったりする相手じゃなくなったからだと思う。また彼らは私を下に見ていたから、というか対等に付き合う気がなかったから、私が自己主張した時に嫌な顔をしたんだろう。

私は私の本音によって彼らを傷つけてしまったのではないかと時々罪悪感を感じている。でもよく考えてみて。本当に合う人は本音を出しても逃げていかないし、この世界人間はたあっくさんいるのだから、長い付き合いだからといってその関係に執着する必要なんてない

日本に帰国した時、彼らと会って関係修復を試みようかとうっすら思うこともある。でも書いてみてわかったこと。
彼らは留学したいとか色々夢があるようだけど、全然行動しないし、悪口が多い。もし彼らのマインドセットや行動が変わっていないなら、正直私は彼らとは会いたくない

人が離れていくということは、神様がその人は合わないから、親切で縁を切り離してくれたのかもしれない。だとしたら神様、ありがとう。
一回過去に向き合ってみて、文章化してみると、モヤモヤが解けて気持ちがすきっとしてくるな。

皆さんも過去に一回ちゃんと執着して文章化してみてごらん。きっと新しい発見があるよ。執着するなと言われる過去であれなんであれ、自分という人生のストーリーを自分の言葉で綴って編み直してくこと。それが大切なんだと思う
今日も素敵な1日になりそう。

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