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人生初中国、5つのトピックでまとめてみた件

死ぬまで中国とアメリカは行かないと思った。

人よりは海外に興味を持っている僕ですが、なぜか中国とアメリカだけはあまり行ってみたいと思わなかったです。
おそらく、マスコミやネットで耳にする事件話、韓国と日本で出会った中国人のネガティブなイメージが原因かと思います。
(あまり認めなくはないけど…)

でも、行ったことも無いのに、「なんとなく嫌やな」と思うのは良くないいう自覚はあったし、中国で働いたり留学したりする友達が増えてきたこと、中国発キャッシュレス・シェアリングエコノミーの話を良く聞くようになったことから、今年は中国に行ってみようと決めました。

で、GWに、深セン・広州・上海・(北京)に行ってきて、感じたことを、独断と偏見ベースで書いてみましたのでどうぞ。
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1.ワカモノ_New Chinese made by Non-China

中国に着くまえから気になったのは、同世代の(女の)子たち。
10年前、韓国で留学してた中国人留学生たちとは比べものにならないほど、みんなスタイルが良かったです。本当に。真的。

ただし、中国語が喋れて、WeChatを使うことを除くと、彼らを築いてるのは韓国ファッションであり、日本カルチャーであり、欧米映画であって、中国はそこにありませんでした。
今までにない新中国人…!

(ここだけの話だけど、中国で会ったワカモノたちは、みんな必死にVPN迂回してインスタ、Youtubeやってた。)

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クッキー in 広州?! 一体、何があった…。

2.交通_もう日本を超えたハードウェアだが、、、

巨大な大陸を結ぶ高速鉄道。巨大都市を支えるメトロ。
「10年前はこういうのなかったよ」という話が嘘みたいに聞こえるほど、立派な駅と列車がこの国を動かしていた。しかも、安い…。
(地下鉄:30円~、深セン広州間高速鉄道:1300円ほど)

こんだけ進んだ中国の交通ですが、乗客マナーはまだ先が遠いかと…。
立派な列車で気持ちよくタバコ吸うおっさん〜(ノД`)シクシク
子供を持ち上げてゴミ箱におしっこさせるおばさん〜(ノД`)シクシク
(一滴も落とさず、ゴミ箱にゴールインすることは素直に褒めたい)

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労働節1日目の深セン駅

3.治安_安全の裏に、実はビッグブラザー

見た目的にどこ行っても危ない目にあうことない僕ですが、それにしても今の中国は日本と変わらないほど、安全だと思います。
(宗右衛門町とか岸和田とかがもっと危なさそう…)

ただ、社会が安定しているから安全であるというより、強力な国家権力・監視体制によって支えられる安全だと、たった8日間の旅行でも感じることができました。

特に気になったのは、こういうの…
 ・とにかく警察、公安が多すぎ。
 ・どこにでもある監視カメラ(2億台あるらしい)
 ・すべての駅で、セキュリティ・チェック
 ・広場には、出入りを制限するフェンス

政治的な話をするnoteではないので、詳しくは書きませんが、「一つの中国」に抵抗する人々を制する目的が一番大きらしい…。うぅぅぅ。

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上海の有名観光スポット、豫園

4.キャッシュレス_間違いなく、世界no.1

「今の子供たちは、現金と財布が何か知らない」ほど、キャッシュレス化社会が進んでいました。屋台も、メトロも、コンビニも、食堂で注文&支払いもQRコード。ホステルの乾燥機(IoT!)も、なんでもかんでもQRコード。

「乞食に渡すコイン以外は、現金要らなさそう」と思うほどでした‥が
乞食すらキャッシュレス!!!!!

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「現金が無いです」と言うと、QRコードを出したおじいさん

残念だったのは、WechatpayもAlipayも中国国内の銀行口座と電話番号が無いと使えないということ…。どれだけキャッシュレスが進んでても、僕は毎回現金を出すしかなかったです。
その度、原始人を見ているような目で見られ、再びこの国がキャッシュレスが進んでいるかを感じました。

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ソリー アイ・キャント・ユース・ウィーチャットペイ…。

5.シェアリングエコノミー_大陸は効果だけを考える

自転車、バッテリー、傘など多くのものが借りられるようになっている中国ですが、特に目立つのはやはり自転車!3,4年前から環境汚染を防ぐ施策として、シェアチャリーが増え、今はどこにいても、シェアチャリーがあるようになったようです。

最近大阪市にもHubChariというサービスができて、ローソンとかホテルにポートが設置されたので、中国のシェアチャリーもそんな感じかと思ったら、どこに置いといても良いシステムでした。
チャリーが有り余ってるので、壊れたら新しいチャリーをまた出庫!

効率や管理を重視する日本とは、もう考え方が全然違う…。これが「大陸のスケール」ですかね笑。

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広州にあったチャリー山(1.66m)

人生。行って、見る、自分で判断すべき。

僕も偏見の塊みたいな者なんで、偉そうに言える立場ではないですが、世の中には、よく分からんけどなんとなく嫌がる、怖がる人が多いですね。
それは、自分で調べて、見て、判断するのが面倒くさいからでしょう。

ただ、面倒くさいから他人が言うことが本当だと思い込んでしまうと自分の人生が他人によって左右されてしまいそうで、僕はそれが怖いと感じます。

今回の旅行もそういう意味で、今まで自分が持ってた偏見(≒なんとなく嫌や)をなくして、明確な理由を持った上、好き嫌いが言えるようになったので、すごく意味深かったです!

最後、中国に興味のある方々にオススメ。
中国の今を発信する中国在住日本人Youtuber、しぇんじぇん野村さんです。実は、僕の中国旅行のきっかけでもあり、一緒に動画も撮りました。
よかったら、ぜひ見てください。


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