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田んぼの散歩で除草


田んぼの中で、今年はよく散歩をしました。

田んぼの中を歩いて除草できるのか、
お米はたくさん実るのか?

少し馬鹿げたことのようですが、
実際に七月から(田植えをしてから、約1ヶ月経過した頃)に
時々田んぼの中を歩きました。

散歩のコースの一つとしてです。

最初は、大きく育った草を
抜いていましたが、
途中からは、足で田んぼの中の泥を
かき回すような動きをしました。

すると、細かい草は抜けるか、
そのまま残るか、

少しは除草ができていたようです。

朝から気温が上がる日が
増えるにつれ、
除草自体はどうでもよくなってきました。

というのも、いままで除草なしで
お米は収穫していたからです。

初期の除草をした方が、
お米はたくさんとれますよ、
という話を聞き、
ちょっと除をやってみようと
思っただけです。

でも、除草だけだと、飽きるわけです。

そこでウォーキングも
兼ねてやってみました。

結果からして、草は少ない。
特に目立った大きな草はほとんどない。

田んぼでウォーキング、効果ありました。

完全に除草とまではいかなくとも、
草の成長の勢いは抑えられたようです。

また、お米はみる限り、
去年よりもずっと多そうです。
(目的はあくまでも、たくさんの収穫を目指すこと、除草は一つの手段です。)

公民館に農協のお米栽培の
カレンダーがあります。

何度かみました。
除草は複数回、除草剤を用いてすることが
まるで教科書のようにかかれていました。

私個人は除草剤という概念がなく、
使ってはならないもの、
いらないもの、と考えています。

土を汚し、結局身を滅ぼすことに
繋がる、
様々な書籍等で読みました。

今の除草剤は分解されて安全、
という話もありますが、
私は信じられません。

借りている田んぼは、初期除草なしです。
(チェーンを引きずって除草する、チェーン除草はしていません。)

遅れています。 除草は最初が肝心だと、あらゆる本に書かれています。

後発組であっても、
散歩は毎日しています。

8月には、ハダシで、アーシングも兼ねて田んぼ入りです。

アーシングです、解毒します。

これがまた快適でした。要は、土に素足で触れる機会はほとんどなかったわけです。

農薬等使っていない田んぼだから
できるわけですが、

地味な農作業、
どうせなら楽しく
したいものです。

さすがに毎日だと飽きるので、
週に数回、田んぼでウォーキングです。

その結果、
草は少ないように見えます。

細かい草はたくさん生えています。
しかし、あってもなくても、
さほど関係がない気がします。


浮き草はとても多いです。
ほぼ一面、浮き草で覆われていました。
色々聞いたところによると、浮き草が太陽の光を防ぎ、草の成長を抑える
効果があるのだとか。
マコモダケを田んぼの片隅に
植えています。
ここは手つけず。
マコモダケは毎年全く除草せずですが、全て収穫できないほど取れます。
多少イナゴが葉っぱをかじります。吉野くずやヤブツルアズキが入ってきますが、マコモダケ収穫時期に刈り取るだけです。
ハッピーヒルを少しだけ植えていますが、一粒のお米からどれだけ実るのか?
興味深いところです。ここも除草なし。


ウォーキングのコースに田んぼも入れてみる。

すると、結構いい世界があります。

生き物、いっぱいいます。

カエル、おたまじゃくしは多いです。
田んぼの水の中、よく見れば小さな
生き物でいっぱいです。

田んぼの中は泥なので、足場は取られます。
全て1日で歩き回る必要もないです。

何人かで歩き回るなど、工夫してもいいかもしれません。

無理のない範囲で、
適当に歩き、

自然をみる。生き物触れる。

ついでに除草もできていたかも、

こういった軽い感じの流れで
田んぼで散歩を時々していました。

これだと、除草剤いらない。
環境も乱れない。
除草=苦痛ではない。

運動、リフレッシュ、トレーニング、自然に触れる、楽しくする、がメイン。

ジムに通うなら、自然の中で除草と田んぼウォーキング。これなら無料です。

運動のついでに除草もできていた。
お米もたくさん実るかも。

とのんきな考えですが、
こういうお米は結構おいしいです。

除草=苦痛は間違っている、
発想かやり方の転換をすればいいのではないでしょうか。

除草剤を使えば、効率は
いいかもしれません。

ただ、さらに強い草は生えてくるだろうし、
生き物がいない、
浮き草が生えてこない、
きれいに見えても、
殺風景な田んぼ。

人間だけには都合がいい田んぼよりも、
何か色々生き物がいるような
田んぼでお米ができる。


まぁ、お米がたくさん取れるのかは
わかりません。
ですがもっと大事なことが田んぼにあるのでは、と思いました。

機械ではなく、人を使う。
人間を使うことが最も経済的だ。

大規模で重機使えば、社長など一部の人間だけがおいしい思いをするが、
自然のための農法を、と唱えていた福岡正信さんをふと思い出します。

規模が大きければそれだけ、いろんな負担があるとも。

規模は小さく、
確かに人をうまく活用してできれば、
農機等の費用も抑えて
いいお米や野菜作り、
できるような気がします。

となると、規模が小さい場合、体が資本。
健康であることが大事。

野菜作り、お米作り、
自然環境、健康、
みなつながっていると思えてきます。

最近少ないですが、何気に出会う生き物。こういう生き物で何か感じられる、ということも意外に大事なのかもしれません。アゲハチョウはミカンやサンショウの葉を食べます。害虫扱いされています。
多少食べられようが、十分収穫できるという考えも大事かもしれません。

実はアゲハチョウもキアゲハも、成虫まで育つ確率は低いようです。ニンジンの葉にいるキアゲハの幼虫を見かけても、
大半は鳥にやられていました。

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