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不死身の特攻兵 (鴻上 尚史)

(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。
   再投稿のタイミングがちょうどこの時期になりました。
   この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)

 年に1冊は「戦争」関係の本を読もうと思っているのですが、この夏は読み損ねてしまいました。ようやく読んだのがこの本です。

 太平洋戦争末期に実施された”特別攻撃隊”を取り上げた鴻上尚史さんの著作ですが、奇跡的なタイミングで、特攻兵だった佐々木友次さんご本人に直接インタビューができた貴重な記録です。

 「必ず死んでこい」という上官の命令、圧倒的な不条理。
 理不尽な戦争には、まだまだ知らなくてはならない事実、読まなくてはならない記録が山のようにあります。



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