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#フード 記事まとめ

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レシピやグルメ情報、料理や食文化に関する考察など、食にまつわる記事をまとめていきます。
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2021年1月の記事一覧

Ăn Đi|茨城県産だと気づいていない食材が、実はたくさんある

友人のシェフで茨城県出身の大井(健司)さんと一緒に、茨城県の生産者さんの元を回ってきました。特にその時は、食材を買わせていただいていても会いに行くことがあまりない、お肉の生産者さんを中心に、茨城県の食材に詳しいフードディレクターの藤田愛さんに紹介してもらったんです。 東京・外苑前、青山熊野神社の近くにあるモダンベトナム料理の人気店「Ăn Đi」(アンディ)のシェフ内藤千博さんと西麻布「ahill azabu」のシェフ大井さんは、2020年7月に茨城県内の生産地を回る日帰り旅

スロークッカーという米国で1家に1台あるスマート調理器を見つけた

寝ている間に料理が1品完成しちゃいます。 今、スマートホーム化を進めている私ですが、なぜこんなにも進めているかというと、極度の面倒くさがり屋なんです。真面目な性格だからか、それをサボるということはせずに、なんとか簡単に出来る方法がないか常に模索しています。 ご飯は街に出ればいくらでも安価に手に入れることが出来てしまうため、無理に時間を掛けて料理することはなかったのですが、遂に見つけてしまいました。 超便利調理器具「スロークッカー」です。 スロークッカーのとにかく良い所

フランス人が愛する、100周年を迎えたちょっと意外なドイツのお菓子

100周年を迎えたドイツのお菓子、というと伝統的な焼き菓子を想像しませんか…? 1920年に生まれたドイツのお菓子「ハリボー(HARIBO)」は、フランスの老若男女に大人気のお菓子! ハンス・リーゲル(Hans Riegel))がドイツのボン(Bonn)という都市で作ったので、それぞれの頭文字HA-RI-BOを組み合わせて、ハリボーと名付けられたそう。日本でもおなじみの、あのクマの形をしたカラフルなグミです。現在、クマたちは1日1億匹生産され、世界100カ国以上で愛されるま

「ギリギリまで寝ていたい派」がマキネッタで早起きになった話

最近、ビアレッティのモカエキスプレス(通称マキネッタ)というエスプレッソマシンを買った。 マキネッタはコーヒーの粉を入れて、火にかけるだけで、簡単にエスプレッソが作れる優れもの。 マキネッタのおかげで、朝起きるのが楽しくなった。人生で初めてかもしれない。 ぼくはカフェラテが好きで、多いときは月25杯ぐらい飲む。 普段はセブンのカフェラテを飲んでいて、毎朝セブンまで買いに行くのがルーティン。 「毎日買うとお金もバカにならないから、家で作ってみよう」とチャレンジしたが、

おうちで簡単! マリアージュで楽しむmeiji THE Chocolateアレンジレシピ集

チョコレートをこよなく愛し、チョコレートを大人の嗜好品として普及させるべく意欲的に活動を続ける、食品開発本部カカオ開発部開発1G長・藤原成一(愛称は「チョコレート王子」)。チョコレートの新たな魅力に触れられるとっておきのアレンジレシピを、自ら実践しながら解説! レシピはどれも、「え、これだけ!?」と驚くほど、シンプルなものばかり。これを食べたら、あなたも絶対にチョコレートの虜になる!? 一瞬で大変身“スパイシーチョコ積もる大人の味わいみかん”柑橘類によく合う「meiji T

Food|皿の上から空間の価値へ。食はインスタレーションアートになっていく

先日、声で食を見るメディア「Foodpad」のLIVEのトライアル配信ということで、澱と葉の川口潤也さんがstand.fmで話をさせていました。企画をされている麻生桜子さんから聴取のお誘いいただいていたので、聞いていたらアフタートークにお招きいただくことになり、滋賀の麻生さん、青森の川口さん、東京の僕と、場所を超えて話をさせてもらいました(話題のClubhouseネタではないです笑)。 (現在は、リンク切れになっています) 以前から川口さんのnoteをフォローさせていただ

幸せの味しかしない、ラム酒入りカフェオレのつくり方。

寒い時期にこそ楽しみたい、ラム酒入りカフェオレ。 ラムの甘い香り、コーヒーの華やかさ、ミルクとお砂糖の優しい甘さ...。ほんとうに美味しすぎてみんなに一度は飲んでほしいので、今日はレシピをたっぷりの写真とともに詳しく書いてみようと思います。 完全に幸せの味。ポカポカあったまって、甘い香りに癒されます。おやすみの日にまったり楽しんでみてくださいね! ラム酒入りカフェオレのレシピ・牛乳 100ml ・砂糖 8g(小さじ2) →電子レンジで1分加熱 ・コーヒー粉 15g ・

先っぽ|4万円の食事は「コスパが悪い」のでしょうか?

「乃木坂しん」の店主・石田伸二と支配人の飛田泰秀が日々考えている日本料理への想いやこれからのことなどを、どのメディアよりも早くお伝えする月イチ企画「乃木坂しんの先っぽ」。1月は、日本料理店に対して多くの人が感じているという「敷居」について2人に語り合ってもらいました。 「敷居が高い」と感じるのはなぜか――初回のnoteでは、乃木坂しんは「入門編」でありたいという話のなかで、日本料理には本来「敷居」はないはず、ということをを石田さんに話してもらいました。 先日、石田が話して

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うきうきするおつまみ25選

エビを愛した先にあるもの

コミュニケーションを取るのが苦手だ。 私は人見知りだからだ。 ある会社で働き始めて半年くらい経ってから、「やっと僕と話すのに慣れてきたか」と上司に言われたくらい。話しかけられても「そうですね」といい、笑うのが私の限界だった。「そうですね」で完結するので、話が続かないと言われた事もあった。 その以前働いていた小さな会社で、私が無類のエビ好きだという事が少し広まった。 嘘ではなく事実なので別に広まったからといってなんて事はない。 当時の私のエビ好きは普通ではなかった。 エビ

海しかない房総から、山しかない雪の山形へ行って雪ともちに溺れた話

我が人生、雪にはとんと縁がない。生まれた長崎は温暖な土地だし、高校まで過ごした南房総は、雪がちらつくことはあっても雪が「積もった」ことは数えるほどしかない。「3歳の時と〜小学3年生の時と〜あと高校2年の時な」と覚えてられるくらい稀有だ。しかも「積もった」といっても、うっすら地面が白くおおわれる程度で、雪国の人からしたら鼻で笑われるような積雪量だ。それでも私たちは必死で雪をかき集め、雪だるまを作った。泥まじりの雪だるまはすぐ溶けてしまい、翌朝には痕跡すら残らなかった。 だから

寒鰤の美味しさを余すことなくいただきます! 〜宮津発祥の「鰤しゃぶ」〜

寒さ厳しい12月から2月頃にたっぷりと脂を蓄えた鰤(ブリ)は、寒鰤と呼ばれる旬の味覚。冬の宮津を訪れたなら一度は味わいたい、寒鰤を使った名物・鰤しゃぶの魅力をご紹介します。 鰤を美味しく味わう料理の定番・鰤しゃぶ 誕生の地は宮津! 冬を代表する味覚の一つ・寒鰤。鰤大根に塩焼きや照り焼き、お造りと、おいしい食べ方が数ある魚です。中でもその美味しさをじっくり堪能できる人気の食べ方が、しゃぶしゃぶ。寒鰤のしゃぶしゃぶ通称「鰤しゃぶ」は今や全国で親しまれていますが、実は宮津で

生米からつくる「帆立とかぶのおかゆ」のレシピ

みずみずしいかぶに、ほたての旨味がギュッ!色合い100点、風味満点のおかゆをご紹介します。 「ほたて」と言っても、缶詰を使うのでラクラク。高価な円形の貝柱の缶詰でなくても、割れ身のものでじゅうぶんです。 ポイントは、かぶの皮をむかないこと。 春のかぶはやわらかいので、すぐにとろとろに煮崩れてしまいます。皮つきで調理することで煮崩れ防止になるうえ、皮の部分は旨味がつまっているので、おいしさもアップします。ぜひ、ていねいに洗ってまるごとただきましょう! 仕上げにちょこんとの

まっ白「雪おじや」/僕の料理note

 「イラストレシピ」二品目 <イラストレシピ/© 2021 もりおゆう 原画/水彩 サイズF5> 新シリーズ二回目「まっ白雪おじや」 今回も作り方はイラストを見れば一目瞭然、解説無用😊 色のつく調味料や具材を一切使わず、雪のようにまっ白に仕上げて下さいね。椀の中段に生卵を落としておき、途中で味の変化を楽しみます。 卵に辿り着いた時に余りかき混ぜず、崩しながら頂く方が美味ですよ。 しょう油を使いたい方は、食べながらしょう油を一二滴落としながら召し上がって下さいね。塩加