Fake Religious 2

この記事の続きになる。





彼女は熱心な宗教信者であり、学会2世でもあったが

それだけではなかった。

彼女は「ダンスの巨人のおもちゃ」でもあった。

宗教とその後ろ盾を持つ彼女は

いつもそのことを自慢げに語っていた。

ある日、突然涙目でこう打ち明けられた。

「中絶したことがある」

「そうやって傷ついた過去があるんだから自分は優遇されて当然」

「私の気持ち分かってくれるよね?」

ハッキリ言ってなにひとつ同情出来なかった。

・・・なに言ってんだこの女は?!わかるわけねーわ。・・・

無理やりレイプされた人間とはまったく事情が違う。

自分のエゴで自分の意志で快くオモチャになり、

そして中絶したというだけの話。

彼女がなぜ、自分にそんな話をしたのか?

「これ以上私より巧くなってもらっては困る」





現役時代の自分は

「とにかく練習する女」だった。

同世代のダンサーは全員、

自分がどれだけ練習しているか知っていた。

練習の量・質ともにケタ違いだった。

おそらく今の時代であれほど練習が出来るダンサーはいないと思う。

歴代最高レベルの、過酷でストイックな練習。

だから、人の何倍も練習している自分に対しては

同世代は誰一人文句が言えないのである。

自分が物凄いスピードで巧くなることについては、

誰一人文句が言えないのである。







その自分の足を引っ張ろうと思ったら

「ダンス」「練習」「巧さ」「センス」以外の部分しか、

引っ張りどころがない。

だから彼女はあんな話を

わざわざ自分に当てつけのようにしたのである。

心理的な優位に立つための、

彼女の手段である。



「中絶っていつの話?」

「親御さん知ってんの?」

「相手はもちろん知ってるよね?」

「中絶の後遺症とかないんだよね?」

「将来子供を産めるんだよね?」

可哀想だと、一切同情が出来ない自分は

ただただ現実的なことのみをその時に聞いた。

そして彼女は

「アナタは冷たい人間だ。人柄を疑う。」

そう言った。






彼女が求めていたのは「優遇された立場」である。

そのために「ダンスの巨人」のおもちゃになっていたのである。

そして時として、宗教の後ろ盾も使っていたのである。

自分が求めていたのは「自分のダンスのクオリティー」である。

そのために彼女がおもちゃになっている同じ時間に

過酷でストイックな練習を重ねたのである。

ハナから彼女と自分は求めているモノが違う。

同情しないことが =冷たい人間、人柄がよくない

という話になること自体がむちゃくちゃおかしなこと。

それに中絶したことを持ち出してまで

「自分の立場の優遇」を求める彼女には

同情の余地すらないと思った。

彼女が信仰している学会というのは

とにかく「自分たちに都合のいいこと」しか認めないらしい。

学会の他の人間がどうかは知らないけれど

彼女に限っては、その傾向が顕著であった。

「人の心が大事」だと彼女は事あるごとに言っていたが

それは結局「自分にとって都合のいい他人の心」でしかない。

これは彼女がオモチャになっていた

「ダンスの巨人」にも通じてくる。

この一件で、自分はそのことがよくよく理解できた。

そして彼女が「ダンサーではない」ということも

よくよく理解できた。






(動画を拝借します。)



拙い文章お読みいただきありがとうございました。



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