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細辻伊兵衛美術館「I LOVE 湯道・湯~わくノスタルジー展」

ほぼ1ヶ月ぶりでしょうか?先日、無事、国家試験も終わり、健康で文化的な生活を再び取り戻すべく、noteを書こうと思いたちはしたものの、長く試験勉強しかしてなかったので、書くネタがない💦

ちょっと京都で開催中の美術展などを検索して、私の気持ちを鷲掴みに出来るような展示がなかろうか?と…

ありました!なんと!湯道に関する特別展を開催中らしく、そうです!以前私のnoteでも、ご紹介したあの映画「湯道」です👇

もちろん、ベースの展示は、手ぬぐいの美術館ですので、手ぬぐいを見るのですが、それがまた何とも奥深い!

私も京都市民でありながら、初めて来た美術館なのですが、撮影自由とのことなので、一緒に見て行きましょう👇

和のテイスト溢れる入り口
湯道の特別展を紹介するポスター、
奥に描かれているお顔は、
当代の細辻伊兵衛(老舗手ぬぐい店
「永楽屋」代表)!
大人1000円はやや高いが、
100円引きのJAF割が効く🎵
入館チケット🎫が手ぬぐいになっている
チケット🎫なので、もぎられます💦
手ぬぐい本体は、持ち帰れます
では、トンネルの様な展示室内へ✨
なかなかアダルトな雰囲気の作品が並ぶ、
右から「盥(たらい)」、「湯手」、「爪きり」、中央下は「朝支度」といずれも昭和7年の作品
どれも、入浴に関連した作品が並ぶ、
いずれも色気がある作品が中心
湯悦(ゆえつ) (昭和8年)
白い肌と対比した、赤らめた顔が印象的
島田髷(しまだまげ) (昭和10年)
入浴時の濡れを気にして、うなじを見せる仕草が、一瞬の色気を表現している
鍵穴(昭和11年)
古い鍵穴から覗く背徳感が、
リアルに表現されている
湯文字(ゆもじ) (昭和8年)
こちらは襦袢(全身インナー)ではなく、
腰巻(女性の下半身用下着、
湯文字とも言う)。
当時、着物を着る女性は
入浴時にも着用していた。
緋色が強いインパクトを放つ

アダルトな作品以外にも、ユーモラスなものや、時代を垣間見せる作品もある👇

釣れる釣れる(昭和11年)
今も昔も見られる、
「釣り人あるある」をユーモラスに表現
スキーと温泉(昭和初期)
当時の旅館のノベルティとして作製、
電話番号が二桁なのに驚き!

美術館2階には、今回の特別展「湯道」に関する展示がされている👇

湯道に関する説明のパネル
お風呂道具なのに、
完璧な美術品になっている
ケロリン桶とは全く違う重厚感
(ケロリン桶は、また別の良さがある)
お風呂を極めた、
まさに「道」と言えるレベル
ここまで来ると逆に緊張する💦
やっぱり銭湯壁画の富士山は素晴らしい!
角度を変えると赤富士も楽しめる
この展示会場で頂ける、
「湯道」のパンフレット
湯との向き合い方や理念、
心得などが書かれている
美術館に併設されているショップ、
様々な手ぬぐいが売られている
京都のお土産📦に選べば、
きっと喜ばれるに違いない

で、もし、細辻伊兵衛美術館のご来場が、ちょうどランチ時であれば、お勧めの蕎麦屋「無門」が、美術館の通り向かいにある👇

夜は黒豚のしゃぶしゃぶがメインだが、ランチ時はお蕎麦を中心としたメニューが頂ける
(ランチ土日休み)
カリッとした天ぷらも良いが、
こちらのお蕎麦の出汁は、本当に旨い!
これで1000円は安い!

一緒に来た人間に、京都通(ツウ)と思わせるような京都観光がしたいなら、ぜひ、こちらの美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか?

また、映画「湯道」が面白かった方なら、この特別展に来て、損はないと思いますよ♨️

終わり

※noteの本格的再開は、4月以降になります。それまでは、月一回程度の投稿になりますが、よろしくお願い致します。



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