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常陸大宮農業物語

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茨城県常陸大宮市の移住促進事業に参加した時の記録です。
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ここには何にもないよって、自分次第で何でもあるに変えられる、ってことなんだ(常陸大宮編①)

ここには何にもないよって、自分次第で何でもあるに変えられる、ってことなんだ(常陸大宮編①)

沼津を離れて、他の地域で、その特徴を考えたりすると、同時に沼津の事も色々、考える時間になる。

よく思うこと「富士山があるか、ないか」

視界に富士山が入らない地域だと、北はどっち?(親から富士山がある方が北と教えられたので)と、そわそわする。

でも富士山が見えないと、遠くに来たなという非日常感を感じて、気持ちがゆったりもする。

「海があるか、ないか」

私にとって海は重要ポイントなので、海が

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懐かしい香りがする宿 常陸大宮編④

懐かしい香りがする宿 常陸大宮編④

常陸大宮の旅で、泊まった「鮎亭」
写真は、玄関にあった水槽の鮎、この後、お刺身になります。

宿泊場所がプログラムに含まれていて、今回のメインは地元の農家さんとの交流だったので、過度な期待はしてなかったのですが、懐かしい感じがするとても居心地良い宿でした。

鮎料理がたくさんの、夕食。
焼き鮎の中に卵が入ってました。
お刺身も初めて食べたかも。

釜飯も鮎、南蛮漬けも鮎、鮎づくし。

朝ごはんは、

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里芋は、水が大すき。教えてもらったサラダ、箸がとまらない美味しさ(常陸大宮編②)

里芋は、水が大すき。教えてもらったサラダ、箸がとまらない美味しさ(常陸大宮編②)

茨城県常陸大宮市コトコトファーム古東篤さん(43才)の農園へ行きました。

大阪外国語大学のベトナム語学科卒業の古東さん、人材派遣の仕事から2011年農業へ転職。

とにかく明るくて、楽しそう、いつも笑顔。
古東さんに育てられた野菜は、幸せだなぁと思いました、そして絶対美味しいはず。

今回は、里芋の収穫体験を。

掘り起こしやすいように葉っぱをとってくれてあったので、上の写真は私がお手伝いしてる

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大事な宝物をみつけた場所(常陸大宮編③)

沼津から他の街に出かけた後は、そこでどんなに楽しいことがあっても、駅の改札を出て見慣れた風景に、一歩を踏みこむと、やっぱり沼津が良いなーと、身体中が安堵していた。

でも、今回の常陸大宮からの帰り道は、青かった空がどんどん遠くなり、濁っていくように感じて、大切な何かを置き忘れたような気持ちになった。

「(常陸大宮は)なんにもなくて、良いところ」という言葉が、胸に響く。

人生の途中で辿り着いた仕

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