文豪ストレイドッグス
こんばんはD.Anteです。
皆さんは文豪ストレイドッグスという作品を知っていますか?
『文豪ストレイドッグス』(ぶんごうストレイドッグス)は、原作:朝霧カフカ・作画:春河35による日本の漫画作品。『ヤングエース』(角川書店→KADOKAWA)の2013年1月号より連載中。太宰治、中原中也、芥川龍之介、中島敦、江戸川乱歩といった文豪がキャラクター化され、それぞれの文豪にちなむ作品の名を冠した異能力を用いて戦うアクション漫画である。公式略称は「文スト」。
作品に登場するキャラクターの殆どが名の通った文学作家で、作品の名を冠した能力(異能力)を用いて、戦うアクション作品です。
私はアニメを1~3期まで2日ほどで一気に見てしまうくらい、面白いなと思いながら楽しみました。
原作者である朝霧カフカさん、「文豪がイケメン化して能力バトルしたら絵になるんじゃないかと、編集と盛り上がったから」というきっかけで作品を作ったそうです。
余談ですが原作者の名前も朝霧カフカ、と、『変身』で有名なフランツ・カフカと同じ名前だとOPを見て気づいた時も嬉しくなりました。
では今日のnoteの本題。
作中に出てくる言葉で、人生に活かせるとても良い言葉があったので紹介します。
「人を救う側になれ」「どちらも同じなら、佳い人間になれ。弱者を救い、孤児を守れ。正義も悪も、どちらもお前には大差ないだろうが…そのほうが、幾分かは素敵だ」
簡単にこのセリフの背景を紹介。太宰治と織田作之助というキャラの間の話で、両者ともにポートマフィアという組織の構成員。名前の通りマフィアです。
太宰治は天才であり、要はなんでもできるような男です。「酸化した世界の夢から醒めたい」「暴力と流血の世界にいれば、生きる理由が見つかるかもしれない」と言っているような自殺願望者。
一方、織田作之助は、「絶対に人を殺さないマフィア」として組織内で有名な人間です。未来予知ができ、人を殺す才もありましたが幼少期に出会った人物と小説に感化され、「小説を書くということは人間を書くということだ」の言葉のもとに、小説家になることを夢見ながら、人間を真摯に知ろうとした結果人を殺すことをやめたそうです。
2人の背景や人物像はぜひ作品をご覧になってください。
作中の事件の最中で、生きる意味を探していた太宰に織田が言った「正義も悪も、(後略)」というセリフ。
人生に使えるセリフだなと思って、noteで紹介したいなと考えた次第です。
目の前に、選択肢がある時、良いことと悪いとこがあるなら、良いことをした方がいい。
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、その選択ができる現代の人がどれだけいるのか。
私自身、道に落ちてるゴミだって、拾ったら環境が良くなるのは分かるけど、拾ったゴミを処分する時間と手間のコスパを考えたら拾っていません。
コンビニやスーパーで、ありがとうございましたの声にありがとうございましたと笑顔で返すことだって良いことだとされていますが、やる人とやらない人がいますよね。私は積極的にありがとうございましたと声をかけて退店しています。
私は医療の現場で働いています。体や心を病んだ人間がいる場所でも、自身の心の余裕がなく、それはナンセンスだろと思うような言動をする従事者もたくさんいます。本当に。
私はそんな現場に違和感があった中で文豪ストレイドッグスと、このセリフと出会いました。
周りがどうであっても関係ないんです。自分がどうするかに尽きます。
良いことと悪いことがあって、どっちも出来るなら良い方がいい。
せめて。
せめて今だけは。そう思って何か良いことを積み上げてみませんか。
私は良いことができる場面は出来る限り良いことをしています。
上記のようにゴミを拾えなかった時はその分何かできることを一日の中でできたらいいなと思っています。なんでもいいと思います、人にありがとうと言って仕事をする、SNSで良いものを見つけていいねという、いいねする。どんな小さなことでもいいから、何かいいことをしてみて、「幾分かは素敵かな」そう思ってこのセリフを思い出してみてください。
幾分かは素敵なことを積み重ねた人生を振り返ったら、それはとても素敵なものになりそうな気がしませんか。
ちょっとスピリチュアルというか精神論みたいなところがありますが、間違ってはないかなと思います。
ぜひ、何か選択で悩んだ時にこのnoteか、文豪ストレイドッグスという作品を思い出してみてください。
では、皆さんの人生が幾分か素敵になりますように。
おやすみなさい。
自分を磨くことに使わせていただきます。得たものは人に還元することがモットーです、noteや仕事の質を上げるために使いたいです。