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映画三昧スプリット 乖離性同一性障障害の主人公

今日の映画はDCコミックのダークヒーローの
1人を描いたスプリット2017年だ。

主人公を演じるのは、ジェームズ・マカヴォイ。
主人公ケビンは幼少期の虐待やトラウマで
解離性同一性障害をもっている。

その数なんと23人もの人格があり名前も年齢も性別も
嗜好もまったく異なる人格を演じ分けるという難しい役だ。
この人格ごとの演技が秀逸だと思う。
スポットライトに照らされた人格だけが表面に出てくる。

そして更に24番目の人格、ビーストと呼ばれる
人間離れした野獣のような人格が現れようとしているのだ。


あらすじは、3人の女子高校生が誘拐される。
地下室のような場所で3人はなんとか脱出をしようと試みる。

その中の1人ケイシーはヘドウィックという
9歳の男の子の人格と仲良くなり情報を探ろうと必死だった。

長年ケビンの主治医をしている心理学者のフレッチャー医師は
人格の1人バリーがどことなく様子がおかしいのを察知して
熱心に話しを聞こうと試みる。

彼女がケビンの中の23人の人格すべてを
把握しており理解者であった。
そして24番目の人格がもうじき来ると
他の人格が言っていることを聞き出す。

ある夜ケビンの人格の中の誰かがフレッチャー医師に
大量もメールを送ってきた。
不安を覚えたフレッチャー医師はケビンの住まいを訪ねる。
そこで女の子たちを発見するが・・。


この映画は単体で観ても十分見応えはあるが、
3部作の中の一つとも言える。
順番で言うと

*アンブレイカブル(絶対に死なない男)
          ブルース・ウィルス
*スプリット   (ビースト野獣のような力を持つ男)
          ジェームズ・マカヴェイ
*ミスターガラス (触れただけで全身の骨が砕けてしまう男)
          サミュエル・L・ジャクソン

それぞれが超人的な力を持つ者たちの話しだ。
スーパーヒーローというよりは、
ダークヒーローたちを描いている。
派手さはないが、個人的には気に入っている。

どれも1作でも楽しめる内容だが、
順番に観ていくとそーゆう流れなんだと
もう一回美味しい感じ。
最後のミスターガラスによってすべての事件において
繋がりがあることやヒーローの存在を
隠滅しようとする組織があることが分かる。
この辺も見所になっている。

気になった方は観てみてください。


今日も読んでいただいた方ありがとうございます。


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