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【目印を見つけるノート】738. ばらを育てるわらしべさん

ニコルというバラのつぼみが一ヶ所に複数出てきました。そのような箇所がいくつかあって、てっぺんのつぼみのところだけ、2つ摘みました。これは摘蕾(てきらい)という、バラを育てる方にはお馴染みの作業です。

このバラがうちに来て、もうすぐ丸2年なのです。2020年5月9日にうちに届きました。以降、きっちり夏から秋、春と秋を中心に咲いてくれています。以下は去年の写真です。

今年の1月には鉢の植え替えという、自分的には大作業をして、「今年は大丈夫かしら」と思っていました。

あ、オレンジは去年から連れのトモさん(正式には鞆の浦です)です。
お水をあげるぐらいですが、よろしくね😊

このバラがうちに来た事情についてはもう何度も書きました。

2020年の福山市の『ばら祭』がオンライン開催になって、現地で販売するはずだったバラ苗が行き場をなくしてしまったのです。急遽、その苗がオンラインで販売となり、買いました。バラところか、草木を育てたこともないのに。本当ならば福山とかその近辺で、ぽかぽかのんびり過ごしていたのかなあと思うと、うちの狭いベランダで本当に申し訳ないのですが、堪忍🙏💦💦
そして、ありがとう🙆

今年は5月14日、15日にあります。パレードは最近の情勢で見送られるようですが、他にも企画がたくさんあるようです。
https://fukuyama-matsuri.jp/bara/sp/

私はリースの講習会が気になります🌹

2013年に初代福山藩主のお話を書いて、2017年に公開したのですが、それが最初に書いた歴史小説なのです。そして、スピンオフを毎年ひとつずつ公開しています。
いろいろ取材したりしたのも含めて、主人公が築いた福山という町にたいへん愛着があります(執着ではないと思う🤔)。

こう、ばらを見守るような気持ちで好きです。
「あなたがあるがままのあなたであることを喜び」という、エリオットの詩のような感じです。
これは野に咲くフリージア🎵

今年の番外編(スピンオフ)は、福山城が築城400年という大きな節目の年ですので、それなりに気合いを入れてかかり……始めたところです。

『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』ということわざがありますが、その真逆ですね😊

もともとは『わらしべ長者』のような小さいことから始まったのだと思います。それが歴史もひっくるめて展開して、バラを育てているのが現在だと思っています。まあ、殿様にはなれませんが😅 そこは民話と違います。

これがもし、『坊主』のことわざの方に寄っていたらどうだったかと思います。

初代福山藩主の水野勝成は福岡藩主の黒田長政とあまり面白くない由縁がありました。ちょっと「松の廊下」になりそうなぐらいの。ただ、それは結局あまり大きなことにはならなかったようです。長政が没したとき、勝成は次代藩主に刀を贈りました。

この話ひとつで決められるわけではないですが、個人的に、勝成は水に流したのではないかと思っています。

「水に流す」
誰もができることではないだろうと思います。
「されたこと」の程度もあります。袈裟どころか数珠も何も憎くなったりするかもしれません。自分も自信はないですね。
それでも、「水に流す」という言葉の意味はよくよく噛みしめていたいと思います。

勝成公のお話も今年で一区切りつけようかと考えています。ですので、なおさら大事に書きたいです。

今日は写真の挿入が多いかな😅

と語ったところで今日の1曲を。
Three Dog Night『Joy To The World』

1970年の曲ですね。この頃のアメリカは戦争もあって、有名なウッドストックが終わると、音楽も内省的で悲しい空気が流れ始めます。そのようなはざまにこの曲、「世界に喜びを」です。カン!と突き抜けている。ちょっと照れてしまうぐらい真っ直ぐな、「愛が大事」というメッセージ。
これもメッセージなのでしょう。

それでは、お読みくださってありがとうございます。

尾方佐羽

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