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【目印を見つけるノート】1070. 包み込むようなコンテクスト

昨日は、見ちゃいましたね。
けさの東京ドーム方面。

えーっ。
Bob Dylanさんが『他の方の66曲』の歌詞(曲もかな)を紐解く本の邦訳が4月に出るそうです。来日に合わせてかな。『The Philosophy of Modern Song』についてのGuardian紙の記事(英文)https://www.theguardian.com/books/2022/nov/01/the-philosophy-of-modern-song-by-bob-dylan-review

あ、日本語の記事もありました。

そうですか、つい先日、Bob Dylanさんの歌詞を出して説明していた私は、かえすがえすもおこがましいなと、ニッコリ微笑んだのでした。
本来の意味とは違いますけれど、『本歌取り』という字面にぴったりかもしれないと思いました。

コンテクスト(context)という言葉があります。「文脈」という訳ですが、いろいろな本に出てくる割にいまひとつ何を言っているのか、それ自体わからないことも多いです。
私は、です。

きょうの花

ここでは、「そういうことかな」と思う話をしましょう。

たとえば、私の母は日劇ウェスタン・カーニバルに小さい頃憧れて、のちにフォーリーブスやザ・ピーナッツが好きでした。父はグレン・ミラーとかラテンが好みだったかな🤔
それぞれは別のものでも、背景としては通ずる、世代のコンテクストです。

数日前、アントニオ猪木さんを送る会があって、その様子をちょっとだけテレビで見ましたが、タイガー・ジェット・シンさんやドリー・ファンク・ジュニアさんがビデオメッセージを寄せられたのを見てびっくりしました。伊勢丹前と、60分3本勝負フル引き分けですね(エピソード)。確かに、語るべき人だったでしょう。
これも、おととい職場で話題になって一部盛り上がりましたから、世代的コンテクストですね。
世代をテーマにしたムックも頻繁に出ていますから、この区分けは分かりやすいようにも思います。

きょうのつぼみ(こぶし)

進みます。
Bob DylanさんやPatti Smithさんのことはよく書いていますし、SNSも追っています。えーと、こういうとおこがましいのですが、拝見して「英語はわからないけれど、何を言っているかはわかる」という感覚を抱きます。お二方も、不肖私も年齢は違いますし、そこに世代のコンテクストはありません。私などは特に、まったくの門外漢ですから🙍
あるとすれば(あれば、です)、音楽とか文学のコンテクストになるのでしょうか。

逆に見ると、そのようなコンテクストがあれば、世代の区分けをあまり気にしなくていいのかもしれません。ああ、もっとシンプルかな。

読む・聴く・書く・歌う。
そんなところで。

Patti Smithさんのインスタグラムの肩書には「ライター」とだけ書いてあります。
彼女はもっとたくさんの肩書を付けられます。音楽も詩もですし、ひとつのシーンの象徴ですし、ノーベル賞授賞式で歌ってもいます😊それでも、「ライター」とだけ書くのがいいなって。それを見てにっこりできるのがある意味、ひとつのコンテクストなのかもしれません。
ごくごくシンプルだけれど、
いろいろ包み込むようなコンテクスト。

あ、私は「包み込む」とか「抱きしめる」という言葉が大好きです❤️心地いいですね。

これもそうかもしれません。
John Lee Hooker『Queen Bee』

・この曲はMuddy Watersさんへの返歌だろうか🤔 いや、どちらが先かな?
・女王蜂は楽なお役目ではあるけれど、永続的ではないな。自由でもない。
・横溝正史さんの『女王蜂』、読んだような読んでいないような。
・スズメバチよりミツバチの女王がいいな。クマンバチもちょっと怖い。
・ハッチはおかあさんに会えたんだっけ🤔
・Queen Beeと言っているところを自分の名前に置き換えるとちょっと恥ずかしい(///∇///)
・Hookerさんのおうち、写真で見たけれど、いい感じだった✨

さて、私のコンテクストはどれがいちばん近いでしょうか。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

追伸 黙祷します

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