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H S P、繊細な人、優しい人が報われるように

この世は平等ではない。
もちろん、魂などの高い視点から見れば平等だが現実視点から見れば平等ではない。

収入、学歴、容姿、家柄、実績によっても人は態度を変える。その人が持っている圧やエネルギーによっても態度を変えるだろう。

思いやりがあり、優しい。これは素晴らしい長所だ。
だが、思いやりや優しさが時に裏目に出る時もある。
優しいが故に軽く扱われることも多々ある。
優しさを逆手に取り、利用してくる人もいる。そして優しい人は疲弊していく。

長所を保持しつつ、自分の生活を快適にするためには自分自身の工夫が必要なのだ。

強さを身につけることや、容姿を整えること、しっかりと自分に合った休息をとる、勉強し実力を付けるなど様々やれることはある。

まずは、この世は平等ではないという事実を受け入れること。
与えられた容姿、能力などの条件、振られたサイコロで勝負するしかない。

自分の振られたサイコロは一体どのようなものなのかノートに書き出し、整理する。
そのサイコロの目で出来ることは何なのか、どうすれば最大限幸せを感じる事ができるのか、自分にとって幸せとはどういうものなのか、考え行動に移すことが出来るのは本人しかいない。
しっかりと地に足をつけて生きる以外にない。
幸せの基準が世間と違っていても、自分の思う幸せに向かう勇気が必要だ。

改善できるところがあれば改善する。変えることができるものは変える。
今時、整形だって悪くないと個人的には思っている。容姿を整えるだけで周りの扱いは変わる。

最低限、清潔感だけは死守する。まずプラスを考えるよりもマイナス要因になるものに対応する。
鼻毛は出ていないか、爪は長くなっていないか、髭の剃り残しはないか、髪は整っているか、唇はカサカサではないか、体臭はきつくないか。
細部まできちんと丁寧に自分を観察し、対処する。

もし、ダイエットした方がいいと自分が判断すればダイエットする。逆にふくよかなことを魅力、武器にすると自分が判断したならばそうする。

能力も人によって違う。
自分の能力がどの位なのかを正確に把握する。
40歳になって、未経験者が今からプロ野球選手になりたいプロサッカー選手になりたい言っても無理な話だ。
無理なものは無理と諦めることも大切だ。諦めるとは明らかに極めるということだ。
悪いことではない。


ただ、自分には能力がないと全てをやる気のない状態にしてしまうのも違う。
自分を信じて、やれることは全てやる。結果は天に任せる。
変えることの出来るものと変えることの出来ないもの。この違いを自分で理解することが大切だ。

無理だ判断すればきっぱりと見切りをつけ、ならばどうすればいいかを考え、行動に移す。この繰り返しだ。

優しいこと、繊細であることなどはマイナス要因では決してない。
だが、H S Pであることで被害者のポジションにつき周りに過剰な配慮を求めるのは違う。

自分は被害者ポジションにいる為にH S Pを使っていないか、周りをコントロールする為に使っていないかをよくよく内観する必要はあると個人的に思っている。

自分の生まれ持ったH S Pという性質を最大限に活かすにはどうすればいいのか、報われるにはどうすればいいのかを考え、内観し、ノートに書き出し、受け入れる所は受け入れ、変えられるものは変える。


また強くなり、上にいけばいくほど、周りの繊細な人をフォローすることも可能になってくる。どうなりたいかだ。



自分との対話は1人の孤独な時間にしか出来ない。
集団が苦手で、1人が得意ならば自分と向き合うことの出来る時間も長く取れるということだ。物事には陰陽両方の側面がある。


決して、H S Pを被害者ポジションを取る為の武器にせず、自分がよりよく生きる為、報われる為、得意なことを生かし周りを助ける為にH S Pという特性を使ってほしい。

そして必ず、H S P気質が故の今までの辛さや苦しみが報われ、人生を最大限に楽しみ尽くせるように願っている。



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