歩行と病の話

社会人になると、ほとんどの人が運動から離れていってしまいます。

人数を集める系のスポーツは、ハードルが上がってしまうように思います。

たとえば、サッカーや野球は人数を集めるのが大変。

人を誘いにくいスポーツをやってた人だっているわけですね。たとえば剣道など、

「休日、一緒に剣道しようぜ!」とはなりにくいスポーツだったりします。

個人か少人数で楽しめるスポーツを見つける事がコツだったりします。

そもそも、

スポーツは楽しいからやると思っている派です。

やせるためとか、健康維持のためとか、意思が強くないのでモチベーションが上がらなくて続かないんですよね。

歩行速度と病

運動神経の良し悪しが、思っている以上に人生に大きな影響を及ぼしていることが分かってきています。

ここでは、歩行速度が遅い人は、身体機能の低下や加齢の兆候がよく見られることが明らかになっています。

ビックリしているのは、

3歳時点での神経認知機能が低い子供は、45歳になった時点での歩行速度が遅いことも明らかになことです。

わたしは歩行距離もある程度関係していると思っていて、歩くスピードが早い人は移動距離も多い方だと思います。

小中学生時代で運動が嫌いになってしまっていたりするとモチベーションがなくて、大人になってから、人生で相当運動しない人類になりそうなんです。

子供時代の脳の発達が、将来の歩行速度に影響を与えるのです。

歩行速度が遅い人は日常生活での身体的制限が多く、握力が弱かったり、バランス能力や視覚運動協調性が低いことが分かったそうです。

さらに、

歩行速度の遅い人は、知能指数が低く、認知機能の低下も見られるとは…。

これらの結果は、脳の健康度と歩行速度が密接に関連していることを示しています。

今読んでいる脳科学者、池谷裕二さんの著書『脳はすこぶる快楽主義』で、実験や体験したことは忘れにくいという事実から、手足を動かして直接情報を得ることの重要性が述べられています。

というわけで

・歩行速度は認知機能と結びついている

・大人になって、個人で気軽に楽しめる運動を見つける事が大切

・そもそも楽しいから運動する

いきなり激しい運動よりかは、ゆるいけど長い期間続けられる運動を探したほうがいいんじゃないかなと思います。

運動機能は人生を左右しますね。


おわり


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