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いつぞやの心のつぶやきパレード4 留学編

アメリカの大学、図書館が24時間開いていた。たまに利用した。眠れない人がヘッドフォンを付けて寛いでいたり、こつこつ課題している人がいたり。チルな深夜図書館、よかった。 留学は、目の前で毎日洋画が再生されている感じだった。 トルコ人の目の前で、めっちゃ赤裸々な日記書く。ここでは日本語は暗号なんです、ふふふ。 目の前の景色も、人間も、常識も、全部変わって、価値観が大革命。 謙虚にしてたら点数貰えたのに、いきなり発言しないと点数貰えない世界になっちゃって、キツい みんなの

悩んでイギリスに留学したら【刺繍作家】になって帰ってきた話

こんにちは 刺繍作家のsuzukirieです。 patterie(パタリー)とは私はpatterie(パタリー)という名前で刺繍のアクセサリーブランドをしています。「ぱたり、と、倒れそうと思うほど、めまうものを作りたい」という想いから命名しました。こんな感じのアクセサリーを作って都内のイベントやオンラインショップで販売しています。 ただの大学生だった私は美大に通ってもいなければ、専門学校にも通っていません。ただ、漠然と「いつかファッションに関わるデザインで何かを表現したい

怒っていた僕は、ポップな仇討ちをしかけていく

「こんなふうに、社会全体がどうなるかわかんない状態になると、“生きる意味” みたいなものがかすんできますね」 最近おとずれる患者さんたちと、よくそんな話になる。 ギリギリで生きてるひとからしてみたら、「この世界は生きるに値するのだろうか」という気持ちが増すには十分な状況だろう。 「生きる意味」って、よくよく考えたら本当に難しい問いだと思う。 「人は必ず死ぬのに、なぜ生きるのか」 一度は考えたことがある人も多いやつだとおもう。 でも、現段階で明確な答えを持っている人の

「デキるヤツがうつになりやすい」という話(じぶんのタイプを知る)

生きづらさを脱却するのに、「まず自分のタイプを知ろう!」という話を前回しましたね。 で、これからタイプをいろいろ紹介していくんだけど、実際に患者さんや友人たちと話ししてて話題にすることが多いやつを挙げていくので、まったくMECEではないことを宣言しておきます。 (「MECEじゃないと気持ち悪い」ってひとがいたら、もっと肩の力を抜いたらいいよ。) 「あ、これわたし当てはまるかも」みたいなのがあれば、それをきっかけに自分の理解を深めてもらえたら幸いです。 さて、「うつにな

「ヒーロー」の出現を待望しないこと

アフガニスタンで活動を続ける中村哲さんが亡くなられたニュースに触れ、言葉を失い、しばらく茫然とテレビ画面を見つめていました。中村さん、そして共に亡くなられた運転手さん、護衛の方々のご冥福を祈ります。 私自身は直接面識があったわけではありません。けれども著書やインタビューで中村さんの言葉に触れ、その度に背中を押されたような気持になっていました。 いつかお話を伺いたい、と思っていました。そしてその「いつか」は、叶いませんでした。 反政府武装勢力タリバンは事件を受けて声明を出

2019年12月8日「風をよむ~中村哲さん死去~」

アフガニスタンで活動した医師・中村哲さん「モンシロチョウが本当にいるのか。その原産は、中央アジアなんですよ。パミール高原とか今のアフガニスタン。いっぺん行ってみたいという憧れの地に行ったんですね」 今年6月、アフガニスタンに関わるようになったきっかけを、こう語っていた中村哲さん。 30年以上にわたり、アフガニスタンで支援を続けてきたNGO「ペシャワール会」現地代表の、医師・中村哲さんが、4日、銃撃を受けて死亡しました。 現場となったのは、アフガニスタン東部ジャラ

ブスを代表して、全ての男性に告ぐ

いじられて笑えるようになったのは、いつからだろうか。「お前、ほんとブスだよな」と言われ、わたしの顔が不特定多数の笑いの的となることに、なんの違和感も覚えなくなった。 飲み会で不定期にやってくるその瞬間は、もう一つのイベントみたいなものになっていて、その場でヒスになって泣き出したりせず、上手に対処できるようになっていた。 聞き分けのいいブス、ちょっと大人なブス、身分をわきまえているブス。 そのどれに自分が当てはまっているのか、当てはまってしまっているのかは、自分じゃわからない

その一杯とキャラメルソースに、愛を込めて

学生時代、3年間スターバックスでアルバイトをしていた。早朝4時半に起きて出勤し、6時半から15時まで働き、そのまま大学へ行くというなかなかドMな生活をしていたが、今思えばあの日々が一番の青春かもしれない。大人になって思い出を整理できるようになった今、改めて昔のことを思い出してみても、スタバに勝る熱い記憶はあまりない。 夢だった編集の仕事をし、こんなふうにつらつらと長ったらしい暗い記事を地味に書き続けるわたしだが、意外なことにも、めちゃくちゃ元気に働くキラキラした(今よりはだ

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16歳のとき

表現とは、「正解」の数を増やすことである

りんごが「りんご」である確証はどこにもない。赤くてまあるくて、皮を剥けばみずみずしい黄色をしているそれは、わたしにとっては確かにりんごだけれど、他者から見たら全く違う果実なのかもしれない。わたしが見ているりんごの姿は、所存わたしひとりの目を通して映し出されているものであって、全人類が同じようにその姿を目にしているかどうか、何年生きても自信がない。 そもそも、自分では「赤い」と認識している物体が、他者の目を通してもなお同じように赤く見えているか、それさえも永遠に謎だ。わたしが

医療マンガ、入賞しました 今回の気づきは、私の生活には自分で決めないことが多すぎて、決めることへの抵抗感がすごいんだなということでした。 だから、医療従事者だったり、誰かに許可をもらいたいんだな 描き直したので、よかったみてください https://comici.jp/latest/?id=13294