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鑑賞*塗椀の掌になじみたるお正月

阿部悦子
汁ものの器を手に持って口に運ぶのは日本の食文化。
塗椀は、お正月のためのものではなく普段使いのものだろう。
温かく優しい手触りはいつもと変わらないはずだが、お正月に器に向き合えるゆとりがそう感じさせるのだ。
 
(岡田 耕)

(俳句雑誌『風友』令和五年六月号)

☆漆器といえばお椀・・・。トップの写真を拝借しました 大藏達雄 さんは漆器を制作されています。漆器の歴史から使いまわしまで、その魅力がいっぱいです。


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