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#94 一人っ子はかわいそう?子供にきょうだいを作らない理由。

この記事は、

✓2人目を出産してるか考えている
✓家族・親戚から2人目を催促されている
✓2人は産まないととプレッシャーがある

という方の参考になると嬉しいです。


一人っ子はかわいそうなのか?

私事ですが、3〜4ヶ月に1回ペースで「お子さんは一人っ子なの?」と聞かれることが多いです。

この質問の背景を大別すると下記の3つ。
正直、②と③の場合は、内心「自分の都合を押し付けるな」と思っているのですが、そういう人たちの気持ちも理解はできるので、軽く交わしています。

①初対面でカジュアルトーク
②うちは●人子供いるよのマウント
③一人っ子反対派による価値観の押し付け

が、それでもいつも感じるのが「一人っ子が本当にかわいそうなのか」という視点です。

私自身きょうだいがいて、一人っ子のリアルな日常は、一人っ子の友人や子供を通してでしか知ることができないのですが...客観的に見て、「かわいそう」って発想にはならないんですよね。少子化対策上は不謹慎な発言かもしれませんが、私から見ると「親と子それぞれがwin-winでいいじゃん」と思います。

おそらく、「一人であること」が「孤独」「寂しい」といったネガティブな言葉と結び付けて考える人が多数派なのでしょう。SNSをはじめ、気軽に誰とでもつながれる世の中だからこそ、これまで以上にネガティブにとらえられやすいのかもしれません。

ですが、人はみずから意志を持って行動する生き物でもあるので、基本的に単独行動はできる。そのうえで社会性を身に着けた結果、組織とか集団で行動するようになっただけのことです。子供の成長過程において、きょうだいがいるほうがいいと聞いたことがありますが、一人であることが本来の姿であるし、ネガティブにはならないのではないでしょうか。


毒親育ちママが子供を一人っ子にした理由

というのも、子供を一人っ子にするのは現実的な判断だったりもします。具体的には下記の通りです。


理由①:養育費

正直、子供を育てるのにお金がかかります。きょうだいがいることによって、進学をはじめ子供にやりたいことをさせてあげられない、子供に我慢をさせてしまいかねない状況は避けるべきですよね。


理由②:きょうだい差別

私自身、毒親の思い込みによりきょうだい差別を受けて育ちました。養育費が足りないとなると、場合によっては「お兄ちゃんお姉ちゃんだから我慢して」と言わざるを得ない事態も想定されます。

親に悪意はなかったとしても、子供に我慢をさせたり空気を読ませてしまうことによって、親が子供の人生を変えてしまいかねない状況を避けたいと思っています。


理由③:きょうだい不仲

私の場合、きょうだいとは不仲で、誕生日のおめでとうLINEしかやり取りをしていません。元々性格が正反対(規律を重視する⇔自由を好む)で、もっとも大きな原因が毒親に対する考えが正反対なことです。

自分と同じ人間はいないので、せめて考え方に共感はできなくても受け止められれば良いのかもしれませんが、きょうだいは毒親派なのでそれを拒絶していました。毒親という考え方自体、家族絶対主義の考えに反するので理解しがたいことも承知していますし、受け入れるにしての時間がかかりますから。

幼い頃は同じ環境で一緒に過ごす時間が長くても、自立して環境が変わったら「遠い存在」になることもあります。きょうだいだから、永続的に良好な関係を続けられるとは限らないのです。


理由④:仕事と育児のバランス

我が家に限ったことではありませんが、子育てにおける「ママのワンオペ」は常態化していると言っても過言ではありません。

子育てを終えた年配の方に話すと、「(男性は)育児・家事をやらない生き物だから、仕方なくでもやってあげなきゃ」なんて言われることが多々あります...が、「(言わんとすることは理解できるんだけど)その方が子育てをしてきた時代が違うのよ!!!!」と声を大にして言いたいんです。

時間は平等に与えられて、限られた中で家事、育児、仕事をがんばっているのがワーママの基本パターン。一方、旦那と言えば…仕事だけで「疲れた」なんて言わないでほしいなと、私は常に思っています。24時間、365日、休憩もなく働いてるのと同じ状況にさらされ続けるのは辛すぎます。


理由⑤:ストレスリスク

ストレスリスクは超重要ですね。子育てでキャパオーバーになってしまうと、自分自身のメンタルが崩壊して精神疾患になったり、子供に暴力をふるってしまったり…まさに、「自分自身が毒親」になってしまうリスクがあります。これは、毒親育ちの親にとっては絶対に避けたい行動パターンなのではないでしょうか。

私は、「子供にだけは自分と同じ思いをさせたくない」という使命感があるから子育てを頑張れているんだろうなと思っています。元々は「子供は産みたくない」派で、子供という存在も「好きではないけど、嫌いでもない」というグレーゾーンです。どちらかというと、子育てのモチベーションは高い方ではないのかもしれないと自己分析しています。

なので、私の場合、この使命感を覆す何かが起きたら、取り返しのつかないこともやってしまうんじゃないかなと思うのです。咄嗟の行動は冷静でいられないときほど起こすものなので、自分のことを俯瞰できるくらいの余裕がないと子育ては難しいんじゃないかと感じています。


一人っ子はかわいそうと感じさせない子育て

きょうだいの有無によって、成長過程で多少なりとも影響はあるかもしれません。しかし、それもしょせんは「環境」の違いにすぎません。一人っ子にすると決めたからには、少なくとも子供に「何で自分は一人っ子なの?」と聞かれないような子育てにシフトした方が、子供も私自身もハッピーになれるのかなと思います。

もっとも重要なことが「子供の感じ方」。きょうだいがいないことで、子供に「寂しい」「(きょうだいがいる友達を見て)羨ましい」と思わせてしまったら、親である私も子供に対して後ろめたさを感じてしまうんだろうな…と思います。

我が子はまだ1歳で、ようやく意思表示を始めた頃なので、今後どうなるのかはわかりません。ですが、子育てで気を付けていることは「できるだけ子供の意思を尊重すること」です。

まだまともな会話のキャッチボールもできませんが、限られた使える言葉やジェスチャーを使って、意思表示はします(見誤ると機嫌が悪くなることもあり、やることなすこと大人とたいして変わらないんじゃないかと思うこともあります)。それゆえにぐずったときの対処が大変なこともあるのですが、子育てを通して日々感じることが、「子供だからと言って、みくびってはいけない」ということ。

毒親は子供よりも上だと「上下関係/主従関係」を築きたがりますが、そういう考え方の卑しさが露骨に見えてしまっていることで、逆に子供の方が大人な対応をしているのかもしれないなと思うのです。目にみるものを素直に受け入れて、愛でる…これって、大人でできる人はそんなに多くはないのではないでしょうか。

「子供だから…」と思う方もいるかもしれませんが、日々接しているとすごいなと関心することが多いものです。独身の頃と比べて、私自身も子供に対する見方が変わったようにも感じます。


まとめ:納得のいく選択をしていこう!

この記事は、

✓2人目を出産してるか考えている
✓家族・親戚から2人目を催促されている
✓2人は産まないととプレッシャーがある

という方へ、毒親育ちで、現在はママになった私の見解を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。

「少子化対策」が叫ばれ続けていますが、正直、子供を何人産むかも育てるかも決めるのは女性です。本人の事情を知らない周りの人がとやかく言う問題ではないし、本人が決めたことが否定される筋合いもありません。自分の人生は自分のもの、その過程での選択はみずからの意思が反映されるべきものだと思います。

そこでポイントになることが「納得感」です。自分が納得できていれば、どんな選択をしても「これで良かったのかな」と思い悩むことも、後悔することも避けられ、自信を持てるようになります。納得感を増やしていくことで自分の言動に責任を持てるようになり、「自分の足で歩んでいる」と思える人生を築きやすくなるのではないでしょうか。


このコラムでは、毒親育ちママの私が、子育てや仕事で考えたこと、感じたことをざっくばらんに紹介しています「子育てが不安」「毒親の悩みを聞いてほしい」などの相談は、事情のわかる人に話すのがイチバン!

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