見出し画像

ちょっとだけ、生きやすくなるための人生訓

おはようございます、マイコです。

最近、友人から薦められた「しいたけ.の部屋」という本を読んでいるのですが、「なるほどなあ〜」と思えることがたくさんあってとてもおもしろいです。

ちまたで人気の占い師・しいたけさんのこちらのご本。

「私、占いってあまり興味ないんだけどなあ〜、星占いとか…」と思って避けていたのですが、読んでみると意外と内容は占いとは関係なくて、人生訓のようなことがたくさん書かれていています。そしてそれがとてもためになるのです。「もう少しだけ、生きやすくなるためのヒント」という感じかな。

要領のいい人にとっては「そんなこと、知ってるよ〜」って思うことばかりかもしれませんが、がむしゃらで不器用でよくコケちゃう私にとっては、とても安心できる本です。優しい言葉をかけてもらえると嬉しい〜。助かる!

そして、本の中で特に気になったというか、「ああ、そうかもしれないな」と妙にストンと腑に落ちた部分があったのですが、こんな風に書かれていました。

「悩みが深い、悩みからずっと抜け出せない人は、人生であまり喧嘩をしてこなかった場合が多いです。人生に喧嘩を取り戻してください。夜、寝る前に「このままじゃ終わらん。ギタギタにしてやる!」みたいなことをいうだけでも、温度が上がって運気も上がりますよ」とのこと。

最後「運気が上がりますよ」って締めるところは占い師だなあ〜と思っちゃいますね。それはさておき、「喧嘩を取り戻す」っておもしろいなあと。

確かに私は悩みがちな人間で、すぐクヨクヨしちゃうんですよね。他人を攻撃するっていう発想があまりないから、つい自分を責めちゃう。

平和主義者のふりをしているけど、そんなのちっとも優しさじゃない。戦うことから逃げてるだけです。やっぱこう、なにか守りたいものがあるなら、運命と戦わないと!

「誰か守ってくれないかな」「助けてくれないかな」「どうしてうまくいかないんだろう」なんて思ってても、事態は変わらない。

平和な村が平和を保てるのは、外敵から守ってくれる人やシステムがあるから。自分だけぬくぬく、王様のように安全圏にいようと思っても平和は保てない。ちゃんと、自分のことは自分で守らなきゃ。

「心の聖域が脅かされているな」と思ったら、ちゃんと壁を作って、侵入を防がなきゃだし、もうどうしても勝てなさそうな敵なら、逃げちゃえばいい。

ふむふむなるほどね、おもしろいなあ。喧嘩か。

そしてしいたけさんは、こうも言っています。

「「怒る・戦う」という言葉は野蛮とされがちですが、「自分のこれまで築き上げてきた人格や誇り」が汚されそうになったとき、人は戦わなければいけません。たとえその戦いに負けたとしても、「戦ってやった、立ち向かった」という記録は残ります」と。

「もし自分が消耗しそうな相手なら、逃げてください」とも。(逃げ道は大事ですね!)

そんなわけで私は最近、寝る前に落ち込みそうになったら「こんにゃろ〜〜!!」ってつぶやいて、温度を上げてから寝るようにしています。

すると不思議と気分が持ち上がって、ぐっすり眠れます。(特に誰に対して言っているわけでもないのですが、あえて対象を具体化するとしたら「運命」かな?)

悩みがちな方はぜひ一度、やってみるとよいかもしれませんよ。(あんまり喧嘩をふっかけすぎても周りがひいちゃうので、ほどほどに〜!)

実はこれ2ページ程度の内容なのですが、全体で約250ページあるので、本の中身はもっとてんこ盛り盛りです。

まぁたまに「ん?」ってなるときもありますが、しいたけさんの考え方が全部が自分にハマったらちょっと怖いのでちょうどいいです。(しいたけ教信者になっちゃう)

あと、あんまり人に意見を求めすぎると自分の頭で考えなくなっちゃうので、まあ私は参考程度に、「ありがたきアドバイス」という感じで読みました。とても助かりました。

気になる方は、ぜひぜひ、読んでみてください〜。

それではそれでは、今日もよき日を☆彡


この記事が参加している募集

推薦図書

心を込めて書いた文章に価値を感じていただけたなら、これほど嬉しいことはありません。なにか自己研鑽や創作の糧になることに、大切に使わせていただきますね。