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書くことは出発。

文章を書き続けるって大変だと思います。
良い文章を書こうとすると却って何も書けなくなりませんか。

書類は雛形や記入欄があるので、その流れに沿って書けば良いですが、
文章はゼロから一を生み出す、ゼロベースからの出発だと思います。

もちろん、文章を書くに至った経緯や、書きたい内容や過去の体験などの下地はあります。
しかし真っ白な原稿用紙や、まだ何も入力していない画面の「白さ」には、毎回ゼロからの出発感があります。

むしろ私はお題や、文字数制限などの枠があった方がやりやすいです。
文章の流れや雛形を決めてから書く事も多いです。
よって短歌や俳句など、ある程度のルールが決まっている方が得意なのかもしれません。
テラリウムのガラス容器という枠に土を入れて、植物や苔を植えて、理想の形にしていくようなイメージです。

この前、「内容が微妙」という評判の小説を読んで、本当にオチがぼんやりしていてびっくりしました。
しかし、自分は「ぼんやりしたオチでない物語を書けるか」となると、ぼんやりしそうだと思いました。
そういった意味で、学びを得た読書体験でした。

お笑い芸人のコントや落語などは、秀逸なオチがあってすごいと思います。
これが「芸」なんですね。

話をまとめると、
芸術は理想の形の追求、なのかもしれません。
文章なり、短歌や俳句なりで、これからも理想を追求していけたらと思います。

(了)

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