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管理は誰が

 突然飛び込んできた、野球選手の通訳解雇の話題。想像もしていなかった出来事に、ニュースが気になる毎日だ。
 今回のニュースで思ったのは、「一般人」では得られない高額の収入のある人たちは、自分の財産をどう管理しているか、だ。税金は自分では計算するのは大変そうだから、決まった税理士に頼むのかな、くらいしか考えたことがなかった。ただ、生活に困ることはないくらいの収入があるのなら、通帳の残高を頻繁に確認することもないのだろうかと思っている。海外に住んで、いろいろな手続きや支払いが難しいと、その面を手助けする人が必要なのだろうと思う。
 私の育った家庭では、母が全て管理をしていた。父は不満なところは特になさそうだった。結婚したら妻が家計を管理するものと思って育ったが、夫婦別財布で、互いの貯金額を知らない家もあるのだという。身近でそのような人はいないので想像できないが、この傾向は今後増えていくような気はする。ただ、これは私が思うことだが、夫婦で別々に財産管理をすると、互いに隠し事が増える一方になる気はする。
 どんな額でも、財産の管理を自分以外の人に任せるのは、よほど信頼してのものだと思う。任せる方は、何も気掛かりなことがなく、仕事に没頭したいのだろう。
 今回のニュースで、他の家庭の財産管理のことが気になった。子供がいる場合、どのようにして財産を守るか、作るかを教えようとしているかも家庭によって違うだろうから、興味はある。

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