おねえやん

アパレルメーカーで、いろんな所のお洋服を作る現場系デザイナーです。お上品ではございませ…

おねえやん

アパレルメーカーで、いろんな所のお洋服を作る現場系デザイナーです。お上品ではございません。企画の話から生産関係まで。 デザイナーを志す人、デザイナーに仕事回してる人、デザイナーとともに仕事してる営業さん向けのコンテンツにしてゆく予定です。 猫ちゃんと3人暮らし。

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ブランドを持たないデザイナーという仕事。

私はみんなが知ってるブランドを作るようなデザイナーではない。 小さなメーカーで商品を企画したり持ち込まれたデザインを形にしてお客さんに納品するまでを仕事にするデザイナーだ。 ポリシーもないしクリエイティブもないしコンセプトもくそもない。 それでも自社ブランドを持つ会社で働いていた頃よりも楽しいしたぶん利益は出している。 色んな服を作るからこそ見えてくることも多い。 というか私はデザインをほとんど勉強していない。 高校の頃は染色ばかりしていたし、専門学校で先行したの

    • 「とりあえずサンプル上げてください」

      今の会社に入ってよく聞くなあというワード。笑 うちはメーカーなんだけどお客さんからサンプル代を頂戴していない。まあ多いと思うけど小ロットだと対費用効果としてどうなん?ってめっちゃ思うんだよね。営業は売り上げしか見てないから気にしてないんだと思うし、お客さんもサンプル代がないから気軽にサンプル依頼してくる。(くれる) それはいいんだけどその依頼は私が咀嚼して仕様書を起こして生地を選んで、中国の担当者が市場からサンプル着分を取り寄せ、現地のパタンナーが型紙を作り、サンプルルー

      • コンシールファスナーは引っ張らないとロックが外れないし、「あけにくい」ってほざくおっさんは女のワンピースもスカートも脱がしたことないんだと思ってる。

        • お客さんのサイトで「ポリエチレン」混というニットを見つけてしまったのですが、「ポリエステル」ではないのか!?と思ってモヤモヤモヤモヤしています。ZOZOに出してても自社でサイト持ってても、こんなもんなんですよね。

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        ブランドを持たないデザイナーという仕事。

        • 「とりあえずサンプル上げてください」

        • コンシールファスナーは引っ張らないとロックが外れないし、「あけにくい」ってほざくおっさんは女のワンピースもスカートも脱がしたことないんだと思ってる。

        • お客さんのサイトで「ポリエチレン」混というニットを見つけてしまったのですが、「ポリエステル」ではないのか!?と思ってモヤモヤモヤモヤしています。ZOZOに出してても自社でサイト持ってても、こんなもんなんですよね。

          退職前に13万枚オーダーしてるのめっちゃウケるし入荷見届けられないのかなちい。

          退職前に13万枚オーダーしてるのめっちゃウケるし入荷見届けられないのかなちい。

          仕様書書いてて思うのは母子家庭だけど習字習わせてもらってたこと。字の汚い女の子案外多いんだね…営業のおっさんのほうが達筆というね。。。

          仕様書書いてて思うのは母子家庭だけど習字習わせてもらってたこと。字の汚い女の子案外多いんだね…営業のおっさんのほうが達筆というね。。。

          オンラインセレクトショップに対する愚痴

          基本的にわたいのnoteってアパレルメーカーあるある愚痴であふれているんですけど。(同じような人の共感で留飲を下げてもらったり、発注している側の人に気づいてもらえてお互い仕事が気持ちよくできたらいいなと思って書いてる) この3年近くで感じたのはアパレル勉強してない人によるアパレル屋さんの増えたことによるストレス!が、めっちゃ多かった。 オンラインショップのプラットフォームが手軽になったことと、韓国や中国の既成商品を仕入れるルートが簡単になったからか、シロウトさんやインスタ

          オンラインセレクトショップに対する愚痴

          会社辞めますねん。

          いろいろとポリシーをもって勤めていた会社を秋で辞めることにした。 コロナ下で仕事が不安定になる中で、所得が減ったり仕事場が潰れている飲食関係や接客関係の方に比べれば、弊社は調子が良かった。 夏の決算も前年比を上回っていたし、(これはコロナでSHIPがズレにズレまくり春物がない!!となっていた取引先が、旧正月前にSHIPしてあった弊社の商品を奪い合って下さったことも寄与しているが)以前では弊社ではやったことない枚数の商品も手掛けた。(5万枚) 1万枚ぐらいの商品ならちょこ

          会社辞めますねん。

          イメージと違います、という言葉

          イメージと違います、という言葉 聞きたくない人も多いワードではないだろうか。 特に通販業態の販売をしている人にとって、返品に関しての取り決めですらいれるワードである。消費者にも馴染みの深い言葉ではあるがここでは企画段階での「イメージと違います」に関してお話ししていく。※ちょっぴり愚痴っぽい部分が出てくるし企画に関わる人は耳がいたいかもしれない。 イメージと違います! メーカーに言っておられるバイヤーさんや、工場に言っているデザイナーさんは今一度胸にてを当てて「自分はさて

          イメージと違います、という言葉

          くそみたいなデザイナーにならないために

          くそみたいなデザイナーが多すぎる。 くそみたいなバイヤーが多すぎる。 経験ありますって言ってスパンデックスをそのまま表記するバカがいる。 自社だけじゃなくて色んなブランドやネットショップの企画さんと仕事をして思うことが多々ある。 私は多分クリエイティブから遠いところにいるデザイナーではある。 値段とクオリティの板挟みであるけれどそれはとってもロジックで楽しいと思っている。 くそみたいなデザイナーとかくそバイヤーとか言われないために移動時間にでも読んでもらえればと思

          くそみたいなデザイナーにならないために