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植物から弱者の生存戦略を学ぶ


強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一変化できる者である。

チャールズ・ダーウィン


弱くても生き延びている生物から
弱者でも生き残る戦略を学ぶ本。


弱者は競争に弱いのだから、できるだけ競争を避けなければならない。

それでも、どこかで競争はしなければならない。
強者は単純に、弱者は複雑に。
これは勝負の鉄則。

老荘思想が自分にとって弱者より強者の思想じゃないかな~とうっすら思っていたものが腑に落ちる感覚があった。

弱者は弱者なりに弱者なりの戦い方がある。
誰でもどこかの土俵では1位になれる。

元々、特別なオンリー1~♪ ではない。
ナンバー1しか生き残れない。
ナンバー1にならないとオンリー1になれない。
しかしナンバー1になるチャンスは無数にある。
ナンバー1の条件は「誰にも負けない」ことではなく、
「誰にもできない」ことなのである。


僕は弱者ムーブでなんとかここまでやってきたので、今後も強者側の動きを見ながらなんとかニッチ土壌で生き延びてやる。この本読んで余計に自分は弱者側なんだなと自覚したと同時に謎のやってるぞ感が湧いてきた。

この本の学びポイントの俺的解釈。
①王道ではなく側溝を渡りながら来るべき時に備えよ
②変化を侮れ
③強者にとって最悪の条件こそ、弱者にとって最高の条件


①王道ではなく側溝を渡りながら来るべき時に備えよ

来るべきタイミングに備える。
そしてそのタイミングにオールインする。
まずは健康管理ですね。という訳で
-毎晩風呂上りストレッチ
-毎日8000歩歩く
をアクションプランとする。

②変化を侮れ

今一番ホットな変化はAI。
これを恐怖と思わずに歩み寄ろう。
-それに詳しそうな人にLINEして情報を収集する。
-Twitter垢復活してその手の人をフォローする
(AI情報提供者の良いアカウントあったら教えて)

③強者にとって最悪の条件こそ、弱者にとって最高の条件

白球追いかけ時代、大阪桐蔭の2軍とどういう訳か練習試合をした。
大雨でコンディション最悪。
結果はなぜか4-2で勝った。
最悪な条件は弱者によって好条件になり得ることを経験。
-この前異動願届を提出したところだが、一番ゲキヤバとされる部署に希望を出してみよう。最悪な状況ならガンガンミスしても問題ない(たぶん)。


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戦略や成功系の本はあまり真正面から鵜呑みできないけど植物とか昆虫を例えに出されるとほえ~と感心してしまう不思議な感覚。

人間が狼を飼いならしたのではなく、弱い狼の方から人間を求めて寄り添ってきたと考えられているらしい。犬の可愛さも生き延びる術だったのか。

弱い、強い、弱者、強者は事実ある。
全ての生物が生き延びるために右往左往するの神秘的だなと思った。
今年も致命的なミスは避けつつカサブタまみれな一年にしたい。

アクションプランに繋がるとても良い本だった。


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