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阪神タイガース アトランタ・ブレーブス

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藤浪晋太郎、BALへ。

7月20日の朝、Twitterを開くと衝撃のニュースが飛び込んできた。「藤浪、オリオールズにトレード」。ボルチモア・オリオールズ(BAL)はア・リーグ東地区に所属していて、7月20日の時点で、開幕から驚異的なペースで突っ走っていたレイズを追い越し首位に浮上した。 「トレード」と聞くと日本ではネガティブな印象があるが、MLBではそんなことはない。地区首位争いをしているチームに、藤浪晋太郎は必要とされたのだ。シーズン前の評判、シーズン序盤の成績を考えるとこれは快挙と言っていいだ

    • 2024 プロ野球 セ・リーグ順位予想

       いよいよ開幕が迫ってきたプロ野球。今回はセ・リーグ個人的な順位予想をしていきたい。  順位予想はあくまでも予想であり、どれだけデータや経験をもとに予想しても怪我や不調まで当てるのは難しい。だから正直に言うとほぼ勘だ。ちなみにプロスピの順位予想イベントも今回の記事と同じ予想にしてるのでよろしく。 予想1位 巨人 (打撃A、守備S、走塁B、投手A) 強み:若手の台頭、中継ぎ陣の補強、外野の層 弱み:勝ちパターン、内野の層の薄さ  1位には巨人を予想した。阿部新監督が就任し

      • 低反発バットをどう思う?

         今年も選抜高校野球が始まった。  野球好きの自分にとってはセンバツこそが春の風物詩。開幕日の今日もさっそくテレビを付けて、高校球児が躍動する姿を楽しんでいた。テレビから聞こえてくる声援、ブラスバンドの応援、選手の叫び声には胸が熱くなる。そして高校野球の代名詞でもある、あの、カキーン!という甲高い打球音…が、ない。あの金属バット特有の痛快な打球音が、今年は聞こえてこないのだ。そう、今春からの低反発バットの導入によって。  前置きはここまでにして、今回は低反発バットの是非に

        • 阪神のドラフト予想

          いよいよ明日に迫ったドラフト。 阪神のドラフト上位候補を適当に予想してみようと思う。 ① 近年の上位指名選手の特徴 まず、ここ最近(5年)の阪神が上位指名の特徴を見ていきたい。なお、ここでは上位を3位までとする。 ここ5年の上位はこんな感じ。パッと見て分かる特徴としては、 という感じだろうか。 ② 1位を予想する 阪神は1巡目でその年の目玉選手に入札する傾向があることは既に触れた。さらに今年は大学生投手に入札する可能性が高いという記事も出ていた。 そう考えるとま

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          NLDSを振り返る

          フィリーズ対ダイヤモンドバックスのNLCSが盛り上がっている中ではあるが、ここではタイトルの通り、ブレーブスのNLDSを振り返っていきたいと思う。 1 怪我 まずは投手陣の怪我人の多さ。特に先発陣の離脱は痛すぎた。 最も痛かったのはチャーリー・モートン。シーズン中ずっと苦しかった先発陣の台所事情。その中で39歳のモートンは中心となってローテを支えて14勝を稼いでくれた。だが最終盤で人差し指の炎症で離脱。そこまで重症ではなさそうだったがNLDSには間に合わなかった。も

          NLDSを振り返る

          NLDS 第4戦

          PHI 3-1 ATL 背水の陣で臨んだ第4戦。だが、ブレーブスのワールドシリーズ制覇という夢への道はまたしてもフィリーズに絶たれてしまった。 先発はストライダーVSスアレス。第1戦と同じ組み合わせだった。 序盤、ブレーブス打線はまたしてもスアレスを打ちあぐねる。3回までノーヒット。ボールになる変化球に手を出して打ち取られる。前回と同じ相手に、同じ打ち取られ方をした。とにかくこのディビジョンシリーズ、ブレーブス打線はスイングが硬く、ボールの見極めも悪かったと思う。

          NLDS 第3戦

          PHI 10-2 ATL 第3戦、ブレーブスは完膚なきまでに打ちのめされた。これで1勝2敗。NLCS進出へ王手をかけられてしまった。 ブレーブスの先発はエルダー。フィリーズの先発はノラ。ノラの先発がずっと前から発表されていたのに対し、エルダーの先発が発表されたのは日本時間の昨晩だった。試合は日本時間の今朝なのに。これは本来3枚目の先発であって欲しいモートンの怪我離脱によりローテ再編を余儀なくされたからだ。 ブレーブスのロースター的にエルダー、AJスミスショーバー、中

          NLDS 第2戦

          ATL 5-4 PHI 第2戦はもう負けられないブレーブスが激しい試合を制して劇的な勝利を収めた。 ブレーブスはフリード、フィリーズはウィーラーと両チームのエースが先発。 フリードは初回、1アウトから2番ターナーにセンター前に運ばれる。やや右中間寄りなのを見てターナーは快足を飛ばし2塁へ。 いきなりチャンスを迎えたフィリーズは、3番ボームが初球をセンターに運びあっさり先制に成功。初戦を取った勢いそのままの、電光石火の先制劇だった。さらに2アウトからリアルミュート

          NLDS 第1戦

          第1戦、ブレーブスは痛恨の完封負けを喫した。 序盤、打線がフィリーズ先発のスアレスを打ちあぐねた。ブレーブス打線は変化球を巧みに使われ3回までノーヒットに抑えられてしまう。 4回表、ツーアウトランナー1塁(1塁ランナーはハーパー)、しかも2ストライクという局面で、ブレーブス先発のストライダーは牽制を暴投してしまう。ハーパーは盗塁がないとは言いきれないが、2アウト2ストライク、しかもバッターはワイルドカードゲームで満塁ホームランを放つなど絶好調のストット。なぜそこまで牽制

          中野拓夢、セカンド転向。

          2022年はnote全然書けなかった(というか飽きてた)ので、2023年こそは定期的に阪神タイガースの話題を書いていきたいです。ドラフトのnoteもボロボロやったし。文章の都合上敬称は略させていただきます。ではよろしく。 最初のテーマは今シーズンからの中野拓夢のセカンド転向について。 「阪神タイガースの2022年のセカンドは誰だった?」と聞かれて即座に答えられる人はいるだろうか。多分いないと思う。それは1年を通して固定することができなかったから。開幕直後は糸原健斗がセ

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          ドラフト2022 捕手編

          ドラフトの注目選手について書いていきたいと思います。分かりやすくするためにポジションごとに3人程度紹介していくつもりです。今回は捕手編。飽き性の自分のことなので次回があるかは誰にも分からないですけどね。 野口泰司(名城大) まず今年の捕手で個人的に最も攻守のバランスが優れていると思うのが名城大学の野口選手です。 打撃面ではアダム・ウォーカー選手(現巨人)のような独特の構えから激しい打球を放つパワーヒッターで、今春のリーグ戦では2本塁打。また打率3割を超え確実性も

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          復活への「終わりなき旅」 ~藤浪晋太郎投手~

           今回は長年にわたる不振からの復活を目指す開幕投手、藤浪投手の今季について振り返っていきたいと思います。 2021年成績21試合(6先発)48.1回 3勝3敗4ホールド  防御率 5.21 被打率.247 WHIP 1.80  FIP 4.57 K/9 9.68 BB/9 7.45  どの指標も成績も正直あまり良くないな、という感じです。ただその中で特筆すべきはK/9の9.68でしょうか。9イニングあたり9.7個ほど三振を奪うということです。昨年は終盤戦の無双投球もあって

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