おさかナビ / 水産経済新聞社

「おさかナビ」は業界向けに日刊で新聞を発行している㈱水産経済新聞社が運営しています。 …

おさかナビ / 水産経済新聞社

「おさかナビ」は業界向けに日刊で新聞を発行している㈱水産経済新聞社が運営しています。 お魚の世界(水産業界)について、記者があれこれ紹介する企画です。 https://osakana-navi.jp/

マガジン

  • 記者ブログ

    水産経済新聞社の記者による雑談です。

  • 魚屋新時代

    魚食文化の衰退につながる「魚離れ」を食い止め、さらには反転させようと、魚食普及の最前線である鮮魚小売の現場は日々、あらがい続けています。その激戦地にあえて身を投じた、将来の魚食を担うことを期待された〝新時代〟の魚屋を追います。 月1紙面掲載している魚食うぉーくから引用した記事です。

  • イチオシの魚料理店

    魚のことを知り尽くした水産のプロがこっそり教えてくれたイチオシの魚料理店を紹介します

記事一覧

海ごみゼロ活動に参加しよう! 海ごみゼロウィーク強化期間(5月30日~6月9日)

日本財団「海と日本PROJECT」は 5月30日~6月9日、海ごみゼロウィーク強化期間として、海ごみゼロ活動の参加を呼びかけています🌊 参加条件 ①青いアイテムを身に付ける …

サカナタベタイ【後編】300品目上回る多彩な品揃え

前編はコチラから 日刊水産経済新聞 2024年2月26日 「魚食にっぽん」から 魚を売るポイントは?値頃感ある大型パック 千葉・市川市に小売1号店を出店するにあたり、既…

【記者ブログ】カニカマを超えるカニカマ(個人の感想)

ゴールデンウイークで静岡県まで旅行に行ってきました。 食べ歩きやお土産も豊富な静岡県・熱海駅で下車。 練り物や干物、多くの水産物が土産屋に並び、老若男女問わず多…

サカナタベタイ【前編】「面白さ」と「発見」を毎日提供する魚屋さん

日刊水産経済新聞 2024年1月29日 「魚食にっぽん」から 「サカナタベタイ」は、(株)SANKO MARKETING FOODS(SANKO、長澤成博社長)初の鮮魚…

【記者ブログ】コウイカことスミイカ、真っ黒になりながら捌いてゆく

3~5月が旬のコウイカ。 別名スミイカとも呼ばれ、イカの中でもスミが多いのが特徴です。 購入したコウイカは、宮城県産。 袋に傷がついていたのか、スミがでており。。…

近年まれにみる大豊漁! ホタルイカ情報

3~5月が旬のホタルイカ 今年は、全国でも高品質のホタルイカが水揚げされる富山県で大豊漁となっています! ホタルイカとは産地 ・水揚量全国1位、食卓に並ぶ産地:…

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~5月の水産イベント情報~

北海道・東北  3日(金) 【山形県・新庄市】【第50回記念イベント】夜のカド焼きまつり 【宮城県・仙台市】ほや祭り2024&銀ざけ・ほたてフェア  3日(金)~5日(日) 【…

~4月の水産イベント情報~

北海道・東北  21日(日)要予約・参加費 【青森県・八戸市】港・八戸みなとっと 握り寿司教室モニターツアー  29日(月)~5月5日(日) 【山形県・新庄市】カド焼きまつ…

懐かしいおふくろの味

富山県魚津市 漁協直営食堂「魚津丸食堂」(富山県・魚津市) 魚津港の道向かいの漁協倉庫を全面改装し、2019年2月にオープンした直営食堂。 至近の魚市場に毎日足を運び…

“超” 新鮮な刺身定食

大磯二宮漁協「めしや大磯港」(神奈川県・大磯町) 大磯二宮漁協の主な漁業は定置網。 ほかにも刺網やシラス船びき網などがあり、目の前に広がる相模湾で獲れる地魚を提…

旨いものを旨いときに!

四季の海鮮 魚々味(三重県・JF鳥羽磯部漁協) 三重県初の漁協直営食堂・JF鳥羽磯部漁協の「四季の海鮮 魚々味(ととみ)」は、観光と漁業の街・鳥羽にあります。 モッ…

【記者ブログ】メヒカリでほくほく唐揚げ

2~4月に旬を迎える、宮城や福島のメヒカリ。 青緑に光る大きい目が特徴的ですよね。 メヒカリの旬はいつなのかも知らなかった筆者。 大衆魚種の取材ばかりなので、メヒ…

【記者ブログ】アラスカの魚を食べる

アラスカシーフードマーケティング協会(ASMI)が4月15日まで開催している「アラスカシーフードフェア」の1店舗にいってみました。 東京都・渋谷、表参道の人気レストラ…

ワカメを練り込んだ若草色の麺

JFひろた湾・まつばら食堂 (岩手県・陸前高田市) まつばら食堂はJFひろた湾の直営する人気店。 岩手県陸前高田市に2019年オープン。 道の駅・高田松原の中にあり…

太刀魚豪快一本天丼

JF沼津我入道漁協直営食堂「市場めし食堂」(静岡県・沼津市) 静岡・沼津港のほとり、漁協直営の水産物展示即売所2階に2020年7月に開業しました。 のれんをくぐると、市…

【記者ブログ】春の訪れ

3月20日は「春分の日」 鮮魚コーナーには春らしく、「初ガツオ」や「春ぶり」「ホタルイカ」が並んでいますね。 取材先でも「カツオおいしいぞ」と言われ、やっと見つけま…

海ごみゼロ活動に参加しよう! 海ごみゼロウィーク強化期間(5月30日~6月9日)

日本財団「海と日本PROJECT」は 5月30日~6月9日、海ごみゼロウィーク強化期間として、海ごみゼロ活動の参加を呼びかけています🌊 参加条件 ①青いアイテムを身に付ける ② #umigomi のハッシュタグを付け、X(旧Twitter)で投稿 参加方法 ①独自での清掃活動 ②全国で企画されているイベントに参加  (下記URLから検索、参加できます) 強化週間以外の日程でもイベントが企画されています ぜひお近くのイベントを検索して、参加してみてくださいね

サカナタベタイ【後編】300品目上回る多彩な品揃え

前編はコチラから 日刊水産経済新聞 2024年2月26日 「魚食にっぽん」から 魚を売るポイントは?値頃感ある大型パック 千葉・市川市に小売1号店を出店するにあたり、既存の鮮魚専門店や鮮魚を得意とするスーパーを視察するなどして研究を重ね、開店当初は個食パックや少量サイズも多く並べていました。 しかし、現在では値頃感のある大型パックを多く品揃えするよう変わってきています。 これは上階の「MEGAドン・キホーテ」を日々訪れる客層の関心を意識してのものだそうです。 「量が

【記者ブログ】カニカマを超えるカニカマ(個人の感想)

ゴールデンウイークで静岡県まで旅行に行ってきました。 食べ歩きやお土産も豊富な静岡県・熱海駅で下車。 練り物や干物、多くの水産物が土産屋に並び、老若男女問わず多くの観光客で賑わってました。 食べ歩きのできる練り物には長蛇の列。まだまだ水産物も捨てたもんじゃありませんね。 東京は外国人観光客ばかりですが、こちらは日本人観光客ばかりでした。 お土産は水産物ばかり。 今回、紹介するのが「熱海駅前 アオキ」で購入した「門永水産」の「KANI SURIMI〜蟹屋が本気で作ったか

サカナタベタイ【前編】「面白さ」と「発見」を毎日提供する魚屋さん

日刊水産経済新聞 2024年1月29日 「魚食にっぽん」から 「サカナタベタイ」は、(株)SANKO MARKETING FOODS(SANKO、長澤成博社長)初の鮮魚専門小売店です。 SANKOは、外食事業のほか、静岡の産地市場の買参権取得や漁船漁業への参入、東京・豊洲市場卸の綜合食品(株)の完全子会社化など、水産事業も手掛けています。 今回、取材に応じてくださったのは、「サカナタベタイ」で店長を務め、水産小売事業部を仕切るシニアマネジャーの谷口智広さんです。 店舗

【記者ブログ】コウイカことスミイカ、真っ黒になりながら捌いてゆく

3~5月が旬のコウイカ。 別名スミイカとも呼ばれ、イカの中でもスミが多いのが特徴です。 購入したコウイカは、宮城県産。 袋に傷がついていたのか、スミがでており。。 真っ黒な状態で登場・・ 真ん中に包丁を入れると、名前の由来でもある「甲」が出てきます。 想像より、大きい、、、、 甲をとった後は、内臓が出てきます。 包丁を使わなくても取れました。 遊んでいるわけでなく、常に手が真っ黒です。。。 写真のために何度も手を洗っています。。。 内蔵を取った後は、両面についた皮を

近年まれにみる大豊漁! ホタルイカ情報

3~5月が旬のホタルイカ 今年は、全国でも高品質のホタルイカが水揚げされる富山県で大豊漁となっています! ホタルイカとは産地 ・水揚量全国1位、食卓に並ぶ産地:兵庫県 ・湾内の栄養を蓄えた高品質:富山県 特徴 ・濃厚なみそとうま味 ・和・洋・中アレンジ可能 ・イカ類の中では比較的、安定した水揚げと単価 生態 ・腕発光器、皮膚発光器、眼発光器と呼ばれる3種の発光器を持つ ・発光の目的は、未だ不明 ・産卵のため岸に浮上してくるが、新月の夜は水面の高さが分からず、波に

有料
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~5月の水産イベント情報~

北海道・東北  3日(金) 【山形県・新庄市】【第50回記念イベント】夜のカド焼きまつり 【宮城県・仙台市】ほや祭り2024&銀ざけ・ほたてフェア  3日(金)~5日(日) 【宮城県・南三陸町】潮騒まつり  ~5日(日) 【山形県・新庄市】カド焼きまつり  11日(土)~19日(日) 【北海道・厚岸町】あっけし桜・牡蠣まつり  19日(日) 【北海道・網走市】春カニ合戦in網走  25日(土),26日(日) 【北海道・増毛町】増毛春の味まつり2024  下旬

~4月の水産イベント情報~

北海道・東北  21日(日)要予約・参加費 【青森県・八戸市】港・八戸みなとっと 握り寿司教室モニターツアー  29日(月)~5月5日(日) 【山形県・新庄市】カド焼きまつり  ~5月31日(金) 【北海道・千歳市】サケ稚魚放流体験2024 関東・信越  6日(土) 【神奈川県・横浜市】水産仲卸棟一般開放    ~14日(日) 【東京都・大田区】写真展「冬の海と昭和の海苔養殖」 【茨城県・北茨城市】企画展「水底に群れ、水面に集う」    20日(土) 【神奈川県

懐かしいおふくろの味

富山県魚津市 漁協直営食堂「魚津丸食堂」(富山県・魚津市) 魚津港の道向かいの漁協倉庫を全面改装し、2019年2月にオープンした直営食堂。 至近の魚市場に毎日足を運び仕入れた魚を、魚津市民が肩肘はらずに楽しめる〝おふくろの味〟で提供しています。 魚市場と同じエメラルドグリーンの外観が目印です。 魚津丸定食でプチ贅沢 魚津の人々が毎日通える店にというコンセプトで、良心価格で提供しています。 最も豪華でボリュームのある「魚津丸定食」でも税込み1,800円。 店に掲示され

“超” 新鮮な刺身定食

大磯二宮漁協「めしや大磯港」(神奈川県・大磯町) 大磯二宮漁協の主な漁業は定置網。 ほかにも刺網やシラス船びき網などがあり、目の前に広がる相模湾で獲れる地魚を提供しているのが「めしや大磯港」です。 道路を挟んだ魚市場に水揚げされる “超” 新鮮な鮮魚を使った「刺身定食」がいち押しメニューです。 地魚6種が刺身の定食 その日によって水揚げされる魚が違い、取材に訪れた8月20日は、アジ、タチウオ、〆サバ、イナダ、マツダイ、生シラスの6種の魚が刺身に。 これに加え、イワシ

旨いものを旨いときに!

四季の海鮮 魚々味(三重県・JF鳥羽磯部漁協) 三重県初の漁協直営食堂・JF鳥羽磯部漁協の「四季の海鮮 魚々味(ととみ)」は、観光と漁業の街・鳥羽にあります。 モットーは、「旨いものを旨いときに!」です。 不動の人気魚々味定食 コロナ休業後に現在の西井繁充料理長を招き、7月3日にリニューアルオープン。2009年創業時からの不動の人気ナンバーワンメニューは「魚々味定食」です。 伊勢志摩の魚を中心に7種類程度が楽しめるお造りの盛り合わせをはじめ、かき揚げ、フライ、小鉢が付

【記者ブログ】メヒカリでほくほく唐揚げ

2~4月に旬を迎える、宮城や福島のメヒカリ。 青緑に光る大きい目が特徴的ですよね。 メヒカリの旬はいつなのかも知らなかった筆者。 大衆魚種の取材ばかりなので、メヒカリのような魚も勉強しないとと思い、とりあえず食べてみます。 今回は宮城県産のメヒカリを無難に唐揚げに。 まずは下処理。 ペットボトルキャップを使って鱗を取っていきます。 もちろん包丁でもよいですが、鱗が飛び散らないのでキャップでやってます。 ちょっともったいない気がするけど、頭をしっかり落とす。 内臓を

【記者ブログ】アラスカの魚を食べる

アラスカシーフードマーケティング協会(ASMI)が4月15日まで開催している「アラスカシーフードフェア」の1店舗にいってみました。 東京都・渋谷、表参道の人気レストラン10店舗でアラスカ産シーフードを食べられるフェアで、「100%天然」「サステイナブル(持続可能)な漁業で漁獲されている」水産物をさまざまなメニューで食べることができます。 公式サイトはこちら ↓ 春の“アラスカシーフードフェア”を表参道にて開催 | アラスカシーフードマーケティング協会(消費者向け) (wi

ワカメを練り込んだ若草色の麺

JFひろた湾・まつばら食堂 (岩手県・陸前高田市) まつばら食堂はJFひろた湾の直営する人気店。 岩手県陸前高田市に2019年オープン。 道の駅・高田松原の中にあり、鮮度抜群の海の幸を海鮮丼や天丼、ラーメンなどのメニューで、リーズナブルな価格帯で食べることができます。 イチオシの「わかこちゃんラーメン」 イチオシは、独自メニューの「わかこちゃんラーメン」。 かわいらしいネーミングから想像できるかもしれませんが、広田湾の特産品・ワカメを使ったラーメンです。 ワカメをト

太刀魚豪快一本天丼

JF沼津我入道漁協直営食堂「市場めし食堂」(静岡県・沼津市) 静岡・沼津港のほとり、漁協直営の水産物展示即売所2階に2020年7月に開業しました。 のれんをくぐると、市が認定する「おさかなアートクリエイター」の肩書をもつスーパー小学生・鈴木翔太君の海と魚を描いた壁画が出迎えてくれます。 海側に沼津港、山側には富士山と絶好の景色の中で、お値打ち価格の地魚料理が楽しめます。 映えること間違いなし「豪快一本天丼」 一本釣りの小船36隻が所属するJF沼津我入道漁協の特産は、

【記者ブログ】春の訪れ

3月20日は「春分の日」 鮮魚コーナーには春らしく、「初ガツオ」や「春ぶり」「ホタルイカ」が並んでいますね。 取材先でも「カツオおいしいぞ」と言われ、やっと見つけました。 この時期のカツオは「ゴリ」っぽい(身が固くて、黒く、生臭い)カツオもありますが、食べてみると、ねっとりした食感で、味が濃く、マグロの赤身のような「旨さ」がありました。 続いて、ブリ 冬の脂の乗った白い身色ではなく、程よく脂の乗った桜色の身はどんな食べ方でもおいしくいただける。 冬は、脂を流すしゃぶし