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【うつ日記】「発達障害は最強の武器である」を読んだ話

今日は朝5時前に目が覚めた
最近、早朝覚醒ぎみだ
睡眠薬を飲んで寝ると
翌朝はどうも身体が重く、
まぶたも重い
そう感じていたので
昨夜は睡眠薬を飲まずに就寝した

今朝起きた時に
睡眠品質データを確認すると
「普通」になっており
深い睡眠は32分になっていた
一昨日は1時間くらいとれていたが
今日はその半分
目標は90分だが
なかなか思うように深い睡眠を
獲得することができない
これからも頑張って寝ようと思う


昨日は図書館に行った

成毛眞
『発達障害は最強の武器である』

を最初から最後まで
ぶっ通しで読んだ
200ページくらいの文庫本だが
自分に関係するためか
一気に読めてしまった
これも発達障がいの「過集中」という
特性だと思う


成毛眞さんはYouTubeなどで
何度か目にしていたが
自身が発達障がいであることは
この本を読んで初めて知った


この本の感想を一言でいうと
「とても勇気をもらえた!」
という感じだ

ここで自分に響いた言葉の数々を
まとめておこうと思う

これからの時代、周囲の人と変わっていてなんぼ、と思う。一風変わったものの見方や感性をもつ人の方が活躍する。

ADHDは強制しなくても済むものなら、矯正しない方が幸せに生きられる。

過集中という特性を武器にするならば、何が自分にとってののめりこめる対象になるかを探し出すと、それはそれで面白い。対象が見つかったらそれを仕事にする。

成毛眞 『発達障害は最強の武器である』より一部抜粋


発達障がいは
生まれつきの脳の障害であるため
治療法はないとされているが
この本のなかではこう書かれていた

子どもがASDやADHDでも、場数を踏んでいくことで脳の構造を変えていっているかもしれない。
脳には処理システムを再構成するという可塑性があるから。自身で環境に適応していっているのではないか。

成毛眞 『発達障害は最強の武器である』より一部抜粋

障がいの程度によると思うが
発達障がいと診断されても
関わる人や環境の場数をこなすことで
自分が適応できるように
脳が変わっていくらしい

これは、とても面白いと思った


これを読んだとき
別の本を思い出した
喜多川泰『運転者』という本だ

今でも書店に行けば
店頭の目立つところに
置かれている本なので
「うまくいかないなあ・・・」と
嘆いている人には
是非読んでいただきたい本だ

その『運転者』の中で
ある人物がこんな言葉を
主人公に伝えている

ギターを弾いていると指先が硬くなる
ギターは最初はうまく音が出ない。指先が柔らかいので弦を抑えようとしたら指の方が凹んでしまう。でも、頑張って続けていると指先が硬くなる。これってすごいこと。

ずっと続けることで身体がギター仕様に変わるのだ。

人間の身体はどんな仕様にも対応できるように最初はあらゆるところが柔らかくできていると思う。そこであることに興味を持って身体を使い始めて継続すると、それに必要な部位が成長したり、硬くなったりして、それをするのに適した身体にやってくれる。でも、その間には必ずあるものがある。

それは「痛み」。

痛みがあってようやく体はそれをやるに相応しい仕様に仕上がる。柔らかいのは何にでもなれる証で、痛みを経験して初めてスペシャリストになれる。

人間は最初は柔らかくて弱い。だけど、使い続けていくと、痛みはあるけど、どんどん強くて硬くなっていく。痛みを感じなくなる頃にはそれ仕様に生まれ変わっていると思う。

喜多川泰 『運転者』より


生まれつきの脳の障がいがあったとき
「障害だから何もできない」と考えるか
「この特性を最大限生かすには?」と考えるか
その先に見えるものは
全く違うんじゃないのかと思う


発達障がいがあっても
いろんな経験や環境に
身を投じることで
脳の可塑性により
脳自体を再構成していくことが
できるのではないか


そう思うと

発達障がいの自分をどう使いこなすか?

自分にはどんな特性があるのか?

自分にしかできない唯一無二の能力は何か?

そう考えていくと
もう行動せずにはいられない気持ちになる


今までは
数多くの発達障がいの本を
読み漁ってきたが
これほど前向きな気持ちに
させてくれた本はなかった


成毛眞『発達障害は最強の武器である』


メルカリだったら
500円くらい出品されているので
お時間がある時に読んでみてください


私も自分の特性はどんなことなのか?を
今まさに探しているところです

ハンターハンターで例えると
自分の「発」がどの系統なのか?を
調べる感じです
水見式があるといいのになあ
と思いました笑


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