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【完全解説】世界一わかりやすい高尾マンモス前半ルート

こんにちは。非凡夫婦の「ツマ」です。

突然ですが、最近はオットも私も極めて「平凡」な日常を送っています。
中学教員のオットは、巷で言われている教師忙しすぎの例にもれず週休0日で働いています。

私もうっかり一生懸命仕事に励んでしまい、週末はここ数週間の天候不良も相まって趣味のマラソンもしないで家でゴロゴロ。

しまいにはなんだか体がダル重くて熱を測ると微熱がつづいている。

これではダメだ!自然療法せねば!!と一念発起し、早起きして高尾へ。

ということで、高尾マンモスの前半コースを走ってきました。

今回の記事では、高尾マンモスに挑戦したいけどルートに自信がないという方のために、天才的に方向音痴の私が世界一わかりやすくルート案内いたします。

I. 世界一分かりやすいワケ

そもそも高尾マンモスとはなんぞや、という方もいらっしゃると思います。

高尾マンモスとは、高尾山口駅から徒歩3分に位置するカフェ&バー兼ゲストハウスの「高尾ベース」がオススメするトレランコースです。

全長45km、累積標高2500m超。

人で混雑する「高尾山」を避け、その周辺の山稜を縦走するので休日でもハイカーは少なく、首都圏住みのトレイルランナーには練習に最適!

なのですが・・・そのルートの詳しい情報がない!!

ポンコツ方向音痴の私が初めて高尾マンモスにチャレンジしたときは、高尾ベースの公式ホームページにある情報を頼りにしましたが、1時間以上さまよって登山口さえ見つけられませんでした(笑)

2回目にチャレンジしたときは動画の方が分かるだろうと思いつき、何本か視聴して、分岐やポイントになりそうな箇所を資料にまとめてリベンジ。

(もしよかったらダウンロードしてお使いください)

これを元に走ったところ、ロストこそ免れましたが細かい分岐で道を間違えて戻ったりしたので、今回の記事では【全分岐】での進む方向を【画像付き】でお伝えしたいと思います。

なお、この【全分岐】というのは主に案内表示がある箇所を指しています。
案内表示がない分岐は基本的にどちらに進んでも同じ地点に合流するので、”道っぽい”ルートを進めば問題ありません。

しかし、高尾山稜のように低山のルートは案外、人気の高山よりも登山道が整備されておらず分かりにくかったりします。

”道っぽい”ルートとそうでないところとの判別が確実につく自信がある方以外は一人で山に入らないようお願いします。

なお、山での装備や心構えはこちらを参考にしてみて下さい。

最後に、今回使用する画像は私が過去に高尾マンモスにチャレンジした3回のうちで最適なものをそれぞれピックアップしています。
そのため時間帯や季節感がバラバラなのは、ご容赦下さい。

II. 北高尾山稜コース(登山口~富士見台~堂所山)

早速うっかりしていたのですが、高尾山口駅から登山口までのロードコースの写真を撮り忘れた・・ので、Google Earthで代用します(汗)

出発は京王線の高尾山口駅です。
高架下にロッカーあり(1日500円)。
高尾ベースにてロッカー&シャワーの利用も可能なのでお好みで。

赤丸がロッカー

駅を背にして、左方面(トリックアート方面)へ。
現在(2023年6月地点)は工事中のため、高架下の細い道(駐車場の方)を進んで適当なところで道路に出てください。

トリックアート方面へ

高尾ベースを横目にまっすぐ進む。
近くにセブンイレブンとファミリーマートがあります。

高尾ベース

1kmほど進むと見えてくる「西浅川交差点」を左折します。

西浅川交差点

「西浅川交差点」から600mほどにある黄土色の壁のお宅を右折。

黄土色の壁が目印

歩道橋を渡って、、、

歩道橋

裏高尾神明神社脇を道なりに進みます。

裏高尾神明神社

富士見台方面へ進みます。

富士見台への案内版

中央自動車道の高架下を抜け、富士見台登山口を上がります。

まさかのここが登山口
見逃し注意です

お地蔵様に旅の無事をお祈りしてから行きましょう!

お地蔵様が見守ってくれています

そしていきなりの激坂・・・
北高尾山稜コースはこれでもかというほど反り立つ壁が繰り返されます。

細くて急な登り

控えめな案内板を見逃さずに、富士見台方面へ進みます。

見逃し注意その2
反り立つ壁感が伝わらない

「富士見台」到着!
天気が良ければ真正面に富士山が見えて疲れが吹っ飛びます。

富士見台(556m)
富士山は看板の反対側(だったはず)

向かうは堂所山方面へ。

堂所山方面へ

「杉沢ノ頭」
4月にはいなかったのに6月には天狗様がいました。

杉沢ノ頭(547.6m)
かわいらしい天狗様が!

「高ドッケ」
”ドッケ”とは“尖ったところ”という意味だそうです。

高ドッケ(567m)

「板当山」

板当山(562m)

ここを下ってきて、、、

農道(?)に出ます。
どちらに進んでもいいですが、黄色方面を登ってもすぐに赤矢印の農道に合流します。

黄色コースと赤コース(農道)が再び合流したところは、今度こそ狐塚峠方面に登ってください。
(そのまま農道を進んでも山道に合流できません。)

見逃し注意その3

この激坂伝わるでしょうか・・

きついきついきつい

「杉の丸」
堂所山方面へ。

杉の丸(612m)

「黒ドッケ」
とにもかくにも堂所山方面へ。

黒ドッケ(621m)

この絶壁を目の前にした時、最大の難所だと感じるでしょう。
でも案外ここは大丈夫。

断崖絶壁!に見える

「大嵐山」
堂所山方面へ進みましょう。

大嵐山(583m)

「三本松山」
堂所山まであと2.0km(嬉涙)

三本松山(611m)

いつも思うのですが、これなんでしょう??

結構高い所にあります。

根こそぎいっちゃっている木が道をふさいでいます。
この木を乗り越えるのもサバイバル感があって楽しめます。

数年前の台風の影響でしょうか・・

笹の群生エリアが見えるともうすぐ「堂所山」です!

笹の群生エリア

北山稜コースのゴール「堂所山」到着!

堂所山(733m)

次は、明王峠・陣馬山を目指して進んでいきましょう!

III. 奥高尾~陣馬山

堂所山山頂を下って、明王峠方面へ。
明王峠まではここから0.6kmです!

奥高尾は北山稜コースに比べるとアップダウンは少ないですが、尾根に出るので日差しが強く暑いです!(写真撮り忘れた)

また、ハイカーも多いので気を付けて走りましょう。

ほどなくして、「明王峠」

明王峠(738.9m)

明王峠を過ぎたら陣馬山を目指しましょう。
目と鼻の先ですよ!

「奈良小峠」

奈良小峠

「陣馬山」到着~!

シンボルの白い馬
陣馬山(857m)
富士山がきれいに見えます

清水茶屋でひと休憩。
お腹が空いていたら、陣馬うどんはいかが?
山菜たっぷりでとっても豪華です。
暑い時はキンキンに冷えた「ゆず坊サイダー」が最高に美味しいです。

清水茶屋
陣馬うどん
藤野限定!

IV. 一ノ尾根コース(陣馬山~落合)

清水茶屋の客席脇にある登山道から一ノ尾根コース方面へ下ります。

一ノ尾根コースへ

分岐は落合方面に向かって進みます。

落合方面へ

お次の分岐も同様に落合方面へ。

デジャヴ?

ここであれ?っと一瞬不安になりましたが、右でも左でも最終的に合流するのでどちらに進んでも大丈夫です。
右は急坂、左は迂回路です。

右でも左でもOK

陣馬山登山口に下りてきました!
ここでトレイル終了です。

右折して道なりに進む

V. 藤野駅へ

陣馬山登山口からは舗装路で、落合の集落を道なりに進んでいきます。

途中、命の水が流れ出るところがありました。
顔を洗うと冷たくて生き返りました。

命の水

交差点を右折します。
左手に「沢井簡易郵便局」があります。

右折
まっすぐ
沢井簡易郵便局

交差点を左折(藤野駅方面)。
ちなみに右に少し行くと公衆トイレがあるようです。

左折

道なりに進むといくつか商店や自動販売機があります!
鈴木酒店でも「ゆず坊サイダー」飲めますよ!!

鈴木酒店

ここの交差点で藤野駅方面に行くには右側へ進みます。
高尾マンモスを続ける場合は左側へ。

藤野駅は右側です

交差点から藤野駅までは1kmほどですが侮ることなかれ。
結構なハード坂が残っています。
最後まで気が抜けません!

ちなみにこの急坂あたりはカタクリの自生地。
4月上旬くらいまでは普通に路肩に咲いています。
(前来た時に咲いていたのに写真を撮らなかったのが悔やまれる)

結構な急坂です

参考までに、以下の記事を拝借。

沢井隧道には歩道がありますが、めちゃんここわいです。
私は念のため、スマホのライトを点灯して車やバイクに歩いていることをアピールしながら歩きました。

沢井隧道
軽トラが通ると歩行者とスレスレに

線路を渡ってすぐ右折すると「藤野駅」が見えてきます!

右折後線路沿いにまっすぐ

藤野駅到着です!!

藤野駅

今回は、高尾マンモスの前半(藤野駅エスケープルート)を走りました。
全長21km、累積標高不明!(SUUNTOで計測できていませんでした。)
巻き道は使用していません。

冒頭の通り、トレーニングサボり気味だったことに加え、月に一度のレディースデーが重なってしまって中盤かなりしんどくなって5時間ちょいかかりました。

次は藤野駅から高尾マンモス後半ルートにチャレンジして、その後は全長42kmを走り切りたいと思います。

9月のAround Toki River(54km)にエントリーしていますので、それまでにマンモス狩りたいと思います!

SUUNTOの記録

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こんにちは。
或るアラサー夫婦の非凡な日常の「ツマ」です。
今回の記事をお読み下さりありがとうございました!

私達夫婦はソロモン諸島という南の島で出会いました。
体力をあり余らせている私達は夫婦で冒険旅をしたり、ボディービルダーを目指して筋トレに励んだり【オット】、マラソンにハマったり【ツマ】と非凡な日常を送っています。
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