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民主主義のメモ

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民主主義について、ニュースで考える。
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#毎日新聞

神戸の神出(かんで)病院で性的虐待が横行していた件

▼読んでいて、反吐(へど)が出る記事、吐き気に襲われる記事というものがある。それは何種類…

保土ケ谷中学が「日本語教室での勉強」を出席扱いにした件

▼移民のニュースには、悲惨なニュースが多いが、素晴らしいニュースもある。2021年3月2…

選択的夫婦別姓が進まないのは「天皇の制度」に深い関係がある件

▼新聞を読んでいると、たまに「日本という国の根源」に触れる記事を読むことがある。 202…

「入管の問題は私たちの問題につながっている」件

▼入管ーー出入国在留管理庁の非人道性については、たくさんの報道があるのだが、あまりにも少…

「雑談」を少しあらたまって言うと「対話」になる件 斎藤環氏の災厄論

▼2011年の東日本大震災と、現下(2021年春)のコロナ禍との共通点を探る試みが202…

毎日・八田浩輔記者の記事が抜群に面白い件 コロナワクチン開発

▼毎日新聞の2021年3月17日付1面トップに、コロナワクチン開発についての抜群に面白い…

東京は残念ながら医療崩壊しつつある件

▼海外から小誌を読んでいる人もいるようなので、東京の現在の報道をいくつか点描しておく。 ▼まず、多くの日本人にとっておなじみの顔になった尾身茂氏のインタビュー。新型コロナウイルス感染症対策分科会長。2021年1月6日付の読売新聞から。鷹尾洋樹記者。適宜改行。 〈日本はリスクコミュニケーションが苦手です。 専門家は技術的なことを提案し、政治家が決定します。国と専門家の意見が食い違うこともあります。 その時、「どうして専門家の提案を採用しないのか」を国民に分かりやすく説明

杜撰な「本人確認」で複数の「本人」が誕生している件

▼最近、ドコモ口座を悪用して、お金が勝手に引き出されてしまう事件が頻発(ひんぱつ)し、全…

「編集」で印象がまるで変わる件ーーALS嘱託(しょくたく)殺人の報道から

▼編集によって印象がまるで変わってしまうことが簡単にわかる、いい例があった。2020年7…

木村花氏は「誓約書」に縛られ、事務所にPRのためSNSを使うよう頼まれていた件

▼女子プロレスラーの木村花氏(22歳)が、フジテレビの「テラスハウス」視聴者からの暴言を…

クールジャパンと言うならば(2) 映画づくりは韓国に学ぶべき件

▼ゴンクール著『北斎』の紹介メモを書いていて、「クールジャパン」関連で下記の記事を思い出…

「議事録」には2つの大切な意味がある件 加藤陽子氏の論考に学ぶ

▼安倍晋三政権になってから、公文書の管理の杜撰(ずさん)さが目に余るようになったが、20…

ネットで極論にハマった人はほぼ救えないと専門家が明言している件

▼おそらくこれからどんどん「極論」が増えてくるので、その傾向と対策について考える材料をメ…

非正規労働は、女性が29万人減って、男性が2万人増えた件

▼前号で、コロナ・パンデミックの最大の被害者は女性だ、というグテレス国連事務総長のコメントを紹介した。 そのコメントどおりの、身も蓋(ふた)もない現実を、総務省がずいぶん前に公表している。2020年5月9日配信の毎日新聞から。 〈女性非正規29万人減少 「心身とも限界」「1日1食」 母子世帯や単身者が困窮〉 〈新型コロナウイルスの感染拡大の影響による雇用情勢の悪化で、特に女性の非正規労働者に深刻な影響が出ている。総務省が公表した3月の労働力調査では、前年同月比で男性の非