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人生とシャッタースピード

時間が早く過ぎる

時間は、早く過ぎてほしい時には遅く進み。長く続いてほしい時には一瞬で進む。

それは恋人といるとき、友人と遊んでいるとき、働いているとき、趣味をしているとき。どっちに当てはまるだろうか。

楽しい時は一瞬で終わってしまう。それと、毎日同じことをしていると一瞬で終わる。

新しい環境や新しい業務をするとき、人にはドーパミンが分泌される。したことがないことをするときのほうが時間を長く感じるらしい。

そして慣れてくると徐々に一日が過ぎるペースが早くなり、長年同じ場所で働くと一年が一瞬で終わってしまう。

シャッタースピード

歳を重ねるごとに人は一年が早くなるとよく言う。そしてそれは私も感じている。それは先ほど述べたような“新しいこと”を行う機会が減るということ。どういうことかと言うと、何をするにも経験済みのことばかりになる。

年々スピードが増す理由としてあるのが、シャッタースピード説。人が1歳を迎えたとき、一年が過ぎるスピードは1/1。1年しか経験してない中の1年は全てが濃厚でそして長い。

小学生頃になると一年が過ぎるスピードは1/10。経験した1割が一年にあたり、少し濃度は薄まっているもののまだまだ味がある。

成人すると一年が過ぎるスピードは1/20。この頃からこれまで生きてきた時間よりも一年がかなり短く感じてくる。そして6年間や3年おきに進学や進級を繰り返して新鮮味を帯びる時期が終わり、企業に就職して何年もあまり変わらない業務をこなしていく。それにより一年のスピード感はさらに増していく。

一気に飛んで還暦になると、一年が過ぎるスピードは1/60。確かにここまでくると1年なんか本当に一瞬。カメラで言うところのシャッタースピードではまだある程度手ブレしそうなところだが大抵の写真は取れるくらいのスピードになっている。

そして100歳になると、一年が過ぎるスピードは1/100。1歳児と比べると100倍の体感スピード、なのかもしれない。

これは大げさな話だがしばしばお年寄りから聞く話にこのような「シャッタースピード説」がある。


物理的に

かの有名なアインシュタイン氏が発表した「相対性理論」この中で、早く進むものほど時間が遅く進む。というものがある。

歩く人と飛行機に乗っている人では飛行機に乗っている人の方が時間は遅く進むということになる。

これでもまだ微々たる差かもしれないが、スペースシャトルやもっと高速で動く物体に乗ればさらに地上にいる人間より遅く進み、戻った時には「猿の惑星」状態になっているかもしれない。

地上にいる人間のほうが時間は早く進んでおりかなり差が開いてしまうせいだ。

この話は上で話したような感覚的なものとは異なり、物理的なことで体感はしづらい。


まとめ

時間とは有限であり、一人一人に与えられた時間には限りがある。そしてみんな同じように進み、同じくらい持っている、とされている。

しかし、今日述べたような体感的に早く進む瞬間や物理的に速く進んでいるために遅れて進むようなことが普通に起きている。時間が早く進むことに対する損得や体感できない時差がこの世にはあるのだ。

時間の価値に関してと、寿命に関しての話は以前の記事でも述べているので参考にしてもらえると幸いだ。

(以下に貼り付けておきます)

あなたの1秒はどんな価値を持っているだろうか

その1秒を使って考えてみてほしい

そしてその1秒を使ってここまで読んでいただいた感謝を伝える。土下座

人生100年時代、87万6000時間しかない。

一年は3000万秒しかない、早くなる一年のシャッタースピードの中であなたは何をして、どんな幸せを感じていくのだろう。

時間の価値を最大化しよう







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