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え、毎日シャンプーしてんの?

日本人の多くの人が毎日シャンプーをしている。そして、昔に比べると男性もリンスやコンディショナー、トリートメントを塗布したりしている。

そもそもシャンプーは毎日必要なのか、という話をしてみる。

シャンプーの主な役割は食器用洗剤に近い。頭皮から出た皮脂や汗、ホコリなどのゴミを界面活性剤で洗浄する。ボディソープもシャンプーも洗浄成分はほとんど変わらない。一緒のものだってある。
シャンプーは髪がきしんだ感じにならないよう潤滑な指通りのための成分が添加されている感じだ。

シャンプー = 石鹸と潤滑
ボディソープ = 石鹸と保湿

ハンドソープもそうだ。油分などを取るには必要になるかもしれないが、なんとなく感じている汚れているから洗うという感覚。水でしっかり流した後市販のアルコールを擦り込んでおけば基本的には衛生的なはずだ。なぜか親からの教えで泡立てないと気が済まないようになっている。

髪の毛は死んだ細胞であり、自然治癒しない。根元からぐんぐん押し出し屍を連ねて成長している。ある種の「ゾンビタワー」だと言える。
そしてシャンプーはアルカリ性、弱酸性の「ゾンビタワー」を微弱ながら攻撃している。
要するにシャンプーをするたび痛んでいる。
シャンプーだけではなく少しずつ髪同士が擦れ合うため摩擦によっても痛んでいる。

毎日のすっきり感を得るため、我々はゾンビタワーを攻撃するという選択をしている。もちろん洗わないと皮脂がつまり毛穴に悪影響が及ぶ。

ただお湯でしっかりと根元から洗い流すだけでも汚れの8割は取れているらしいからシャンプーって本当に毎日、もしくは1日2回も必要なの?と考えてしまう

リンスとコンディショナー、トリートメントも必要なのだろうか、考えてみよう。

それらの違いって何だと思う?

まず、リンスの役割はシャンプーでアルカリに傾いたphを元の弱酸性に戻すことと、指通りを良くすることが挙げられる。

コンディショナーはそれプラス表面を保護、補修する役割があり、
トリートメントは内部まで補修成分を届ける、という役割がある。

リンスに「ゾンビタワー」の一時回復を促すのがコンディショナーやトリートメントと言える。
コンディショナーはリンスと大差ないかもしれない。

市販のシャンプーには相互パッケージでコンディショナーが存在していて、リンスはない。
本来指通りなどをよくするリンスがなくてコンディショナーだけが存在している。
そして別途にトリートメントがあり、ゾンビタワーをさらに回復される課金アイテムとして存在している。

実は毛穴から出る「皮脂」がリンスやコンディショナーの役目を担っている。

洗顔もそう。顔を洗った後化粧水と乳液をつける人も多いが、毛穴から出る皮脂が一番ベストな状態で皮膚表面を保護しているのだ。これはあまり知られていない真実の一つだと私は思う。

めちゃめちゃいい保湿剤、毛髪保護の液体が体内から出ているにもかかわらず、それをシャンプーで全て取り去り上から人工的に加工された保護剤を塗っている。
スッキリ、さっぱりした感覚は快感になり生活の一部になるのは当たり前だと思う。おいしいものを食べてまた食べたいと思うくらい当たり前のことだ。

ただ、どんな商品でも企業のマーケティング戦略に完全に洗脳されるのとそうでないのとでは少しお金のかけ方が変わってくるかもしれない。

無知で支払っているものはもっとたくさんある。無駄ではなくてもいらないものはたくさんある。

この記事を書いているスマホだって本来いらないものなのかもしれない






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