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12/22 すこし穏やかな冬の日
午後からmonroe!さんのフレグランスワークショップ、
夕方には西荻窪でsionさんという造形作家の方の展示会に。
sionさんという方は、ふわふわと話す
体が細くて
声もさらさらとしていて
子供みたいな妖精みたいな
小さな女の子のような
話していると不思議な感覚になる女性。
そんな彼女が作ったランプに囲まれ
西荻窪の中、森に迷い込むような個人住宅の一階がギャラリーになっている空間。
あち
男性と女性について(仕事の話)
建築業界は女性が少ない。
リケジョとか言う文化が発生して数年立ちますので、いないわけではないし
かつてよりは随分増えているのだろうなとは思う。
ただ、少なかった頃の名残があまりにまだ根強く残っているものだから
あぁ、女性の少ない業界なんだなとしみじみしてしまうことが多くある。
それは良いことも悪いこともある。
良いことでいうと、例えば男性に優しくしてもらえる。
これは甘やかしと捉える人もい
11/2 きゅうにさむい
ああここもかよ。
残業時間至上主義。
おやまださんだけ、残業時間短いんだよね。
しったこっちゃない。
長いときも短いときもあるだけです。
中島みゆき聞いて電車に乗ってるときは、くさくさしてるとき。
妙に勉強に力が入るのは、ムカついてるとき。
母の子育てで結果がわかりやすく出てるのは
ムカついたら勉強にエネルギーを向かうようにしてくれたこと。
おまえらより仕事ができたらいいんだろ、と
10/22 明るい空
夜に入ったお店は
5年前のモロッコ旅行を思い出すお店の内装
あのとき一緒に旅行した彼は今どこで何をしているのだろう
横浜が大好きな根暗のイケメン
後ろ向きで天才肌のあの子は
一度だけ市場で人並みに流されそうになったときに彼が腕を組んでくれたのは彼なりの対処だったのだろう
あのときあの子はTeacherで私はstudentだった
いやらしい風な旅行であった
スープを飲みワインをいただき
お腹が
10/21 秋晴れ 時差8時間の国について
ごちゃごちゃと雑多なものが詰め込まれたひとまのお店でスマホをいじるお兄さん
後ろの壁には工具が整然と掛けられている
布はだいたいしましましてる
街はなかなかすなすなしてる
白い壁に茶色い木目のショーウインドウ
使い古されて色ははげているけれど
愛とか情みたいなものが漂うショーウインドウ
作りかけなのか壊しかけなのか分からない
建物がたくさんある
上半分だけなくなって
こないだまで部屋だった
10/18 さわやかな朝に
白い建物が並ぶ街
そこは整然とも清潔ともつかず
ただ暮らしがあるだけの海沿いの街
地中海側は建物が白くなる
不思議な現象だ
こんな遠くまで来たのに
なんだか全然遠くに来た気がしない
海が見える街
猫が住む街
見たことのない色の花が咲く街
ドア屋さんが車から見えて
私は自分がやりたかったことを少し思い出した
白い壁に青い窓枠
この街には色がたくさんある
砂漠の砂でくすんでしまうけれど
10/17 こさめ
透明で
まるでそこにないかのようなガラスの壁は
毎日誰かが磨いている
時間をかけて
目をこらして
雨の跡とホコリがついたガラスは
誰も何もしないので
いつでもそこに存在感をもたらしている
わたしはガラスのような人になりたい
てまひまかけて
あたかもそこにないかのような
部屋の中から外を眺める
まるで自分は守られているかのような錯覚のための
そんな存在に
10/12 快晴 今日も暑いのだろうか
先日、友人が小説家になりたいと書いていた。
かつて付き合っていた恋人が小説家になりたいと話していたのを思い出して
別の人のことなのになんだか胸糞悪くなったのを覚えている。
友人には申し訳ないけど私はこういう人間である。
本人に言わなければいいか。
小説家になりたいと言った友人はこれで3人目。
みんな、小説家になりたいんだなあ。
私の周りにたまたま多いだけ?
自分だって文章を書いてるじ
10/10 3ヶ月前に行った旅行について②
この町は、みんな車かバイクで通勤しているみたい。
私もバイクの免許をとったし
この町は日本と同じ右ハンドル左側通行なので
そこらへんでバイクを借りて自由にどこまでも行けるのだけど
行かないのはなぜだろう。
やっぱり新しいなにかとの出会いが億劫で
いまの場所を執行猶予だと思っているからなんだろうなあ。
タクシーとかバスとか
電車に乗っている時間が好きで
外を見ながら考え事がはかどる。
タクシ
10/8 3ヶ月前に行った旅行について
なんとなく暑くてぼやっと曇ってて
たまにものすごく奥行きのある空になって
夕暮れはやっぱりちょっとぼんやりして
そんな街だなと思った
うだるほど暑いわけでも
嫌になるほど雨が降るわけでもなく
暇な人が生活のために生活してる町
ここは暇な人しか来ちゃいけないねえ、と同行者がつぶやいた。
彼女は正直、何を考えてるのかわからない。
でも、楽しいときは楽しいねえと言うし
楽しくないときは何も言
10/6 夏と秋の間
女の子が今いる自分の環境に満足せず、
上へ上へ
もっと遠くへ
ずっと向こうへ
憧れ続け
走り続けるドラマを見た
彼女のことを私はずっとかわいそだと思っていたけれど
ふと気づけば自分のことのような気がする
最後に彼女は画面の向こうの私に向かって話しかけた
これはあなたの物語
10年前の私があなたで
10年後のあなたが私
彼女の故郷、秋田には自分の手に入らないものはなくて
東京にはほしいものがた
7/6 強い風の七夕前夜
大人になってしまった。
と思った。
わたしは何も変わっていないはずなのに。
週末は
春から社会人になった弟が帰省し
海外赴任の父も休暇で帰国
就活しているもう一人の弟も戻り
久々に家族全員が揃った。
ただ、何しろ家族なので
何も特別感も久々感もなく
みんなで食べたり飲んだり
話したり
真ん中の弟が、初任給が出たので
家族にご飯をごちそうしてくれることに。
食事のあと
老人ホームの祖父に
6/24 くもり時々にわか雨のち晴れ
何かしないといけないと思ってた
何かにならないといけないと思ってた
早く現場が終わったので
いつもどおりスーパーでビールを2本
家で部屋着に着替えたらプシュッ
今日は何読もうかな。
あーKindle電池切れてるわ。
ぼんやり明るい外を見ながら
ビールとポテチ
ぱり
あー
何かしなきゃいけないとおもってた
ビール飲んでるあいだも
本読むか
twitter見るか
誰かとLINEするか
6/17 梅雨と台風
今日は早起きして現場。
かつての母校の隣駅。
毎日これに乗って学校に通ってた頃は
セーラー服着た女子高生で
未来のことを考えては
カッコいい大人になろうと思ってた。
今は、あのとき想像した未来とは
やっぱり違うんだけど
でも
朝起きて、一人でどこかへ向かえるだけで
わたしは十分にカッコいい大人になった。
今朝は雨で
これから台風がくるらしい。
雨は降っていないのに
どこかからしとしと音