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楽しむ側から楽しませる側に

今年の5月、箱根仙石原に尾瀬小屋が経営するグランピング施設がオープンした。今日はその打ち合わせと、8月頃に別途オープンを目指す、箱根旅館の準備の確認などの為、富士伊豆箱根国立公園に降り立った。

グランピング施設は国立公園内での二つ目の事業所です。富士伊豆箱根国立公園はその名の通り、広範囲の地域が合体して織り成す国立公園で、首都圏からも近い距離に位置している事からも日本では一番メジャーな国立公園だろう。尾瀬と違って、車で国立公園内に足を踏み入れる事が可能で、もしかしたら国立公園という認識を持たずに利用している人も少なくないでしょう。箱根といえば温泉。みたいなイメージもあるでしょうし、尾瀬とはまた違った毛色の文化や歴史が根付いている土地です。私は尾瀬に続き上記公園への社会及び地域、経済貢献に着手している。

聳え立つ日本一の標高 富士山

当施設【グランピングサウナ箱根】は、東名高速道路、御殿場ICを降りて車で20分。同ICからは仙石原交差点を右折するだけで、その他は一本道をまっすぐの明瞭道路。アクセスも抜群です。レストランも併設しており、尾瀬小屋監修のグルメも味わえるシェフ付きハイブリッドグランピング施設です。御殿場ICから乙女峠にかけ、富士山が一望でき、尾瀬の燧ヶ岳山頂から見えていた小さな富士山も、御殿場に来れば迫力ある佇まいでお出迎えしてくれます。

6mドームテント
早川をのぞむ室内
レストランフロア

有難い事に、オープン僅か1ヶ月にして、沢山のご予約を頂いている。特に尾瀬小屋で告知や宣伝をしている訳ではないので、尾瀬小屋に全く関係のないお客様がご利用頂いている事になる。今後は、尾瀬小屋を利用して下さったお客様への大幅割引特典や喜んで頂けるようなキャンペーンも打ち出す予定の為、箱根に滞在する際は【尾瀬小屋】というキーワードを出して頂き、割引特典を受けて予約をして欲しい。
関東の方には馴染みがあると思うが、金時山の登山口から徒歩10分くらいですので、登山とグランピング、グルメのかけ算を思う存分に楽しめる事でしょう。サウナ入ってビール飲んで、、。山小屋とはまた違った楽しみ方が出来るレジャー施設です。

野あそびにはゴールはない
自転車一つで
場所さえあれば
昼も夜も
たった一人で
星空を眺めて
山だって海だって

元々、登山だけでなく、アウトドア全般を愛し、
日本中のキャンプ場や野営地でテントを張ってきた。
誰もいない山奥や渓流地など、人気のない場所もお構い無しに冒険心と好奇心だけで自然と肌を重ねてきた。余りに野生動物の気配を感じる場所では怖くて寝れない時もあったし、寒すぎて眠れない夜もあった。
山をやる前は海で自然を感じていた時もあり、奄美大島から座間味島までヨットで海航したり、荒れ狂う外洋で恐怖を感じた事もある。船舶一級、小型特殊免許も保有しているし、アウトドアと言われるものは何でも経験しただろう。日本の名だたる山々はたった一人の足で踏破し続けた。だからこそ、アウトドアの不便や便利、怖さや楽しさ、快適さや不快さなど一通り経験してきたつもりです。

常にカメラを片手に

自然を美しく撮りたくて、
日本中の自然を写真に納めてきました。
カメラの性能は誰が持っても一緒です。設定してボタンを押せば誰でも同じ写真が撮れます。写真に差が出るとするなら全ては【構図】でしょう。たった一瞬の間で、美しく見えるアングルなどを発見し、納得の一枚を激写する。カメラもアウトドアも誰かと競っている訳ではないので、完全なる自己満足の世界だ。
今はその経験は尾瀬の魅力を伝える事に寄与されているだろう。三年目にして、尾瀬を撮影した写真は1万枚を超えている。そのたった一枚の写真が誰かの目に止まり、尾瀬っていいな。そんな風に尾瀬を知るきっかけになってくれたら嬉しい。
自己満足も極める事で仕事にだってなる。
楽しむ側から楽しませる側に。
このルーツや原点こそ、自分が心から楽しんできた事にあるだろう。まだまだ新しい発見はこれからだ。

尾瀬小屋
工藤友弘

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