Chiles secos、メキシコの乾燥チレの戻し方
みなさんこんにちは!
メキシコにはたくさんの種類の唐辛子、チレがあります。チレによって味や風味、辛さが違ってきます。生で食べるものもあれば、乾燥させて調理に使うものもあります。今日はメキシコの乾燥チレ、Chile seco (チレセコ)の使い方をご紹介します。
今回使うのはGuajillo (グアヒージョ)というチレ。サルサによく使われ、割とどこでも手に入るものです。時々辛いのがあったりして裏切られたりもしますが、ほとんどは辛くありません。
まずはこちらをささっと水洗いしてホコリなどを落とし、その後Comal (コマル)という平な鉄板の上で焼いて焦げ目をつけます。
この時油などは使いません。熱されると香ばしい、少し甘い匂いがしてきます。チレ類は基本焦げやすいので、弱火にして注意深く見ておくことが大切です。焦げてしまうと美味しくありません。目安としては、少し焦げ目がつき、チレが柔らかくなり、少し膨らんできたらOKです。分かりにくいかもしれませんが、下の写真のチレは少し膨らんでいます。
その後、ヘタの部分をキッチンバサミで切り落とし、残った方を半分くらいに切り、タッパーか小さめのボウルに入れます。チレの中には種が入っています。種だけ取り出してコマルで少し煎ると、より香り高くなります。
そして、ヒタヒタになるくらい熱湯を入れます。
チレがプカプカ浮いたりするので、お箸などでチレをお湯に沈めます。
タッパーの蓋をして10分ほど待ちましょう。こうすることで、チレが柔らかくなり、扱いやすくなります。
この柔らかくなったチレを、トマトや玉ねぎ、ニンニクとミキサーにかけてサルサを作ったり、さらにこのサルサを使ってスープや煮込み料理を作ったりすることができます。チレの内側の部分には筋のようなものがついており、それを取る人もいますが、私は特に味の違いが分からなかった(笑)のでいつもこれは取りません。ちなみにハサミでヘタを切り落とし、半分にする、というのは普通のメキシコ人はやらないかもしれないです。ただ、この方がチレが早く水を吸収し、偏りなく全体が柔らかくなるので私はこの方法でやっています。
メキシコのチレ類は日本ではなかなか手に入らないかもしれませんが、もし手に入れば、またはメキシコに住んでいらっしゃる場合はいろんな種類のチレを使っていろんな種類のサルサを作って試してみて欲しいです!今度サルサのレシピもご紹介しますね。
それでは今日はここまで。
また次の記事でお会いしましょう。
Nos vemos pronto!
Pachi
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