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今日の写真は焼き芋(シルクスイート)です。菜根譚とは中国の明代の末(16世紀から17世紀ごろ)に書かれた処世訓の最高傑作です。

菜根譚さいこんたんは、中国明代の洪自誠が著した、人生訓を説いた書籍です。日本でも江戸時代に翻訳され、多くの著名人に愛読されてきました。

菜根譚を読んでいる著名人としては、以下のような方々が挙げられます。

  • 政治家:安倍晋三元首相、鳩山由紀夫元首相、小泉純一郎元首相、菅直人元首相、野田佳彦元首相、小池百合子東京都知事

  • 実業家:孫正義氏、柳井正氏、渡邉美樹氏、堤義明氏、三木谷浩史氏、堀江貴文氏 松下幸之助

  • 芸能人:渡辺謙氏、吉永小百合氏、明石家さんま氏、タモリ氏、ビートたけし氏、松本人志氏

  • 文化人:司馬遼太郎氏、大谷翔平氏、羽生結弦氏、北野武氏、宮崎駿氏、村上春樹氏

これらの著名人は、菜根譚の人生訓に共感し、人生の指針として役立てているようです。

菜根譚は、人生のあらゆる場面で役立つ言葉が詰まった書籍です。一度読んでみてはいかがでしょうか。

以下に、菜根譚の有名な言葉をいくつかご紹介します。

  • 禍を招くは、福のもと

  • 人事を尽くし天命を待つ

  • 禍福は転じて相なす

  • 一念三千

  • 心を静めるに勝るものなし

  • 知足常樂

これらの言葉は、現代の私たちにも通じる普遍的な真理が込められています。

NHKの100分de名著でも取り上げられて(2015年10月)ご存知の方も多いと思うのです。この書籍が書かれた明代と現代はよく似ています。国民が疲れ切っているのに政治家は自分たちの権力を維持するための醜い争いを続けているのです。

インターネットのルール&マナーをテーマに取り上げている私にはその根本にあるモラル、道徳、倫理が浸透していないことが問題だと思っているのです。

信じられる価値観を持つことが自分の信念となって行動に活かされると思っています。道徳というと国のため、親のため、年長者のためにと個人の価値観を統一して国力をつけるために利用された歴史があります。

個人の価値観は千差満別であって、共感することで伝わる心が表現する言葉であり、文章であり、行動です。個人の価値観は個性と呼ばれるもので統一するものではないのです。

芸術、美術、工芸、デザイン、様々な形で自分の個性を表現しているのです。菜根譚はそのような文章だと思えば良いのです。自分に伝わってくる作者の意思から自分の価値観を育てましょう。

覚える必要はありません。何に価値観を持とうとしているのか?大切にしていることは何なのかを読み取りましょう。

わたしはわたしの価値観をクリエイターとして伝えていきたい。

#エッセイ #パンダのポッさん #一万個の幸せ #御坊市