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人生というキャンバスにどういう地図を描くか

先日、先々日と、OMM(The Original Mountain Marathon)という大会に出てきた。

限られた範囲の中で、二人一組で自分たちで進むコースを決めて、チェックポイントを通過し、制限時間内にゴールを目指すオリエンテーリングのようなものの、日本最大規模の大会。

天候に恵まれ、最高の環境だった。


事前に聞いたいろんな人のアドバイスを参考にしながらも、競技中は自分たちで決めて進まなければいけない。

パートナー以外は、誰にも相談できない。

気候、走力、知識、経験、地形、時間、食事、パートナーとの関係・・・いろんなんことを考え、想定し、自分たちの進むルートを決める。

そこには、崖があったり、藪があったり、立入禁止区域があったり、樹海がったり、自分でコントロールできないものもたくさんある。

二日間にわたる大会なので、食料も自分で必要な分だけ持つ。

夜は、氷点下0度の中でテントで寝る。

決して心地よい状況だけではない。

それでも自然や自分と向き合い、コントロールできないもの、コントロールしなきゃいけないものの中で自分たちだけの地図を作っていく作業は、なかなか経験できることではない。

日々の生活の中でどう生きるかに向き合いつつ、どう生かされているのかを感じることもこれまた大事。

こういう環境に身を置くと、自分の抱えている不満、不安、ストレスなんて、些細なことだと感じることもある。


あなたは人生というキャンバスにどんな地図を描くか?


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