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朝5時に夕飯の献立を決める

コロナ禍で外食がしにくくなってはや2年以上。緊急事態宣言や蔓延防止等の措置が出ていた頃は、飲食店そのものが閉まっていたり、開いていてもアルコールの提供がなかったり、早仕舞いする店が多かったので、自炊する機会が増えた。

増えたなんて言う言い方はそぐわない。

爆増した。

コロナ以外にも色々と変化があった。

息子が独立し、家を出た。

夫の仕事が営業から内勤に変わり、カレンダー通りに休めるようになった代わりに、早く帰宅してご飯を作ってくれたり、お惣菜を買ってくれたりすることが激減した。

私が仕事を辞めた。

まぁ、そんな事情も重なって、毎日毎日おうちごはんを作っている。

最初の頃は結構プレッシャーも強かったし、正直毎晩の献立を考えるだけで憂鬱な日もあったが、私はもともと順応性が高い。

ていうか、慣れたら案外それも私の生活のルーティーンになったと言う感じ。

朝起きたら歯を磨いたり、顔を洗ったりするように、夕飯の献立を考えることが日常の中にスルスルっと組み込まれたのだ。

私の朝は早い。

AM4:30とかAM5:00には大体起床している。

朝からモチベーション高い!とか言われそうだが、全然そんなことはない。

たまにヨガをやったりストレッチくらいはするが、洗濯機のボタンを押して風呂掃除を終わらせた後は大体2時間ほどぼーっと過ごしている。

お茶やポカリを飲みながら、ぼーっと考え事をしていることが多い。

それも全然役に立つようなことではなく、ただただぼんやりしていると言った表現が近い。

全然意識高くない。

むしろ低い。

たまにヤフーのニュースやSNSも見るが、それもそんなに真剣には見ていない。

大体今日一日どんな風に過ごすかなぁ?って感じでシミュレーションしている感じだろうか。

そのシミュレーションの中に夜の献立が入ってきた。するりと。

冷蔵庫の野菜室、冷凍室、昨日の残り物などを見て、今日は何を作ろうかとぼんやり考えるようになった。

献立決めは案外脳のメモリを食う。

栄養価、バランス、量、買い物に行くか否か、お財布事情、天候、自身や夫の体調、季節感、その日の気分や予定の入り具合。

さまざまな要素を鑑みながら決定しなければならない。実に面倒い。

実際に料理をすることより考えなければならないことが多い。

だが、不思議と朝の時間帯は割とすんなり献立が決まりやすいことに気づいた。

たぶん脳がそれほど疲れていないからだ。

朝の脳は夕飯の献立を決めるのには最適かもしれない。(わたしの場合は)

と言うことで朝の5時から夕飯のことを毎日考える日々。

カツオ叩き、さわら塩焼き、焼きトマトとキノコのマリネ、コールスローサラダ、残り物白和え
これは昼ごはん、暑かったのでぶっかけうどん
トマトとベーコンの冷製パスタ
牛肉とごぼうの炒り煮、カボチャ煮込み、塩鮭、長芋の梅ソース
グリンピースご飯のカレー
グリンピースご飯、肉じゃが、ブリ塩焼き、コールスローサラダ
肉じゃが、バイ貝醤油煮、スナップえんどう胡麻ポン酢和え
若竹煮
豚生姜焼き、タコとじゃがいも、オリーブのレモンソテー、残り物サラダ、マリネ
休日のベランダ焼肉
若竹煮、メバル煮付け、ひじき煮、にんじんとセロリのピクルス
豚肉と野菜の黒胡椒炒め(ミールキット)、ひじきおにぎり、長芋とキノコのバターしょうゆ焼きうに乗せ、残り物ピクルス、残り物若竹煮
半田素麺

まぁ、こんな感じである。
お気づきの方も多いと思うが、食べ切れなかったものは次の日に繰り越す事も多い。

息子が同居していた頃はもっと沢山の量を作っていてあまり残り物も出なかったが、今は夫婦二人だけなので、どうしても残ってしまう。

冷蔵庫の野菜室も出来る限り使い切れる分だけにキープしようと鋭意努力中。

まだ難しくて時々捨ててしまうものもある。
(もったいないし、フードロスの観点からもあかんやつ)

日本の家庭料理は奥が深い。

こんな料理を毎日作れと一般的なアメリカ人主婦に言うたら彼女ら3日で発狂するやろな。笑

そして明日も私は朝5時から献立を考える。

ここまでお読みいただきありがとうございました。


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