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教育(子育て)とは「良い励ましを与え続けること」です

「詩の暗誦:想像から創造へ」

「先生が読みますから続けて読みなさい」
こういう読み方を「後追い読み」と言います。
教科書の詩を読みました。

昔は漢文の素読を寺子屋では行っていました。
意味がわからなくても後からわかってくるのです。
今やっていることが「意味わかんない」ことでも後からわかってくることを知っていたのです。
こういう本当に教育の基本中の基本を今の教育はおろそかにしています。

お手本を示すのは教師です。
教師ができなければ、できる子にやらせればいいのです。
「個性」とはその基礎を学んで、自分で咀嚼してから出てくるものです。
今の教育は「個性」を履き違えています。

子どもたちに聞きました。
「私たちの手から生まれてくるものは何ですか」

最初、考えていましたが、ポツポツと手が上がりました。
「紙」とか「飛行機」とか教科書の挿絵にあるものが発表されました。
私は「うん、その通り」「そうだね、よく見つけたね。」と肯定しながら
「まだあるよ。」と発言を促しました。

しばらく沈黙が続きましたrが、やがて「服」とか「本」とか自分で考えたものを
発表してきました。
中にはMさんのように「字」と発表してモノでないものも出てきました。
「素晴らしいですね。」と言って褒めました。

教育とは「良い励ましを与え続けること」なんです。
子育てとは「良い励まし」に尽きるのです。

26人、全員が発表しました。

こうやって自分の頭で考えて想像力を働かせて「自分を創造していくこと」
「みんなで意見を出し合い、授業することが大切ですね。」と言ってまとめました。
この後、詩を暗誦して授業を終えました。


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