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2024/01/30(火)

公休日1日目。

今日も初彼の夢をみた。何故か列に並ぶ様指示が出され、私は彼と同じ列に並んでいたが、間に並んでいた女の子が空気読みなさいよ、と言われるが如く誰かに引っ張られて退かされ、彼の真後ろが私になった。確かに私が彼と付き合っている事はコーチまでもが知っていてお似合いカップルだと言われていたから、何かにつけて2人きりにされたり逢引が寮長にバレない様に何かと工作を手伝ってくれたりしたものだ。学校から体育館へ使う途中も、ふたりで行ったりしたっけ。

その列のままトレーニングが開始された。
彼の方から仕切りに話しかけてくる。
「最近どう?」と。
私は「彼氏にフラれた」と言うと、
「そうなんだ、じゃあ丁度良くない?」と彼が言う。
「なにが?」ととぼけてみる。
その時、1人の女の子が友だちを連れて偶然通りかかった。
「あー!アンタ、もう二度と寝てやんないんだからね」とその女の子は憎まれ口を叩いて去って行った。
「そういうことだからさ」と彼は言い、
「俺は本気でも、遊びと捉えられる」と寂しげに言った。
「私もだよ」と不覚にも同調した。
「俺たち、もうどれくらいしてないんだっけ」と問われる。数えるのも面倒なので
「もう10年は経ってんじゃない」とテキトーに返す。
「そうか、10年も経ってれば色々変わってるだろうね」と彼はワクワクした表情をみせる。当時は田舎での下宿生活でラブホテルなんて行けなかったから、公園や学校の屋上階段でしてたっけ。
その時私の脳裏に過った。この男は大学生の頃マネージャーの彼女がいながら私の後輩にも手を出し、私と付き合っている頃にも3人彼女がいたのだ。こんな奴と寝てやるもんか、とさっき偶然通りかかった女の子に同調しかけているものの、この男と寝てみたい、という好奇心は抑えられる瀬戸際まで昇ってきていた。 

私もあの頃から変わったのだ。当時はマグロで、される事に驚き硬直してしまっていたし、すべてが痛くていちいち涙を流していた。
しかし1番長く続いたセフレが私を調教したおかげでオーラルを喉まで使えるようになったし、色んなプレイを覚えた。喉だけで出てしまう貧弱男性もいたくらいだ。もう私はマグロではない。それを見せつけてそれきり姿を消してやりたい衝動に駆られ、彼の口車に乗ろうかと思った瞬間、目が覚めた。
ここまで夢の内容を覚えているのは珍しい。相当私の脳が夢の中でも稼働した証だろう。

朝日が出てきたので観葉植物カルテットをバルコニーへ出す。ふと、そういえば最後に土に水あげしたのはいつだったかと思い起こせない事に気づく。土の表面は乾いているしあげてしまうか、と、メネデール入りの常温水を鉢から溢れるまであげて、いつも通り葉水もする。パキラの初代が編み込みだったというのもあるが、私の水のあげすぎで腐ってしまったので、それ以来水やりは慎重に行っている。言うなれば、また初代の様に腐ってしまうんじゃないか、と怖くて堪らないのだ。

今日が通院日だとすっかり忘れていた。
昨夜、ようやくのんびり部屋で過ごせると思っていたのにスケジュール通知で気付かされた。畜生。
病院は電車に乗らなくてはいけない距離。休日にまで電車に乗るのが嫌で堪らない。特に今日は平日だから電車が混んでいる。隣に座られて人間と身体が接触するのが不快で堪らない。

先生はいつも現状を真剣に聞いてくれる。聞いた上で、先生は笑っていた。それはもうどうしようもないですから、あそびでやってください。その仕事は鬼ごっこです、あそびです、と。
的確すぎる。先生は私の真面目すぎるが故に引き起こされている過換気発作をわかった上で、肩の力を抜き、あそびだと思って働けと言ってくださっている。本当に、信頼できる先生だ。この先生なら私に精神療法を施してくれていると断言できる。あの逃げていった藪医者は私に精神療法どころか放置するという精神的負担をかけ続けているが。彼に担当された患者を気の毒に思う。

今日も暖かで日差しが眩しい日だ。
食料を調達してきたので、あとは部屋に篭ることにする。また蛭ちゃんを腕に乗せてみようかな。この頻度ではまだ吸ってくれないだろうが、諦めない不屈の精神が私、ぴよりんである。オラー

明日は出勤で研修しながら月末締め作業がある。これもあそびだと思ってテキトーにやろう。負債で溢れた会社の請求書だなんて、1円単位違ったとしてもなんら支障は出ない。だって幾ら間違えたってマイナスなんだから。
いつ弊社代表マリーアントワネット妃が処刑台にかけられるのか、とひとつの歴史を眺めるような、そんな客観的な立場に自分を置いている。私はあくまで傍観者だ。負債に関しては、鬼ごっこの如く逃げ回らせてもらうよ、この会社が潰れるまで

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