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『地球と空と海と山とわたしと』

境目のない景色に憧れて…


山と空の際にある木霊混じりの静かなもの

海と空の間の湿り気のある心成し温かいもの

地球と宇宙の境には包まれ守られているもの


静けさや温かさに見守られているのは確か

際限を迎える前に

間髪を入れる前に

境界を受け入れる前に

けじめは必要だと悟る


一つ一つ一人一人に向かい合い心底から話し合い

何ら混じりっ気のない透明に近いもの

心静かで芯から温かいもの

見守り見守られるもの

浄化して受け入れる


現実には有り得ない景色

自分にしか見えない景色になるだろう

それでも境目のない景色を創ろうと

一歩を踏み出したばかり


たったいま


えっほっ



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