記事一覧
2023年の創作意欲の行方
2023年の私のジャグリングへの向き合い方の変遷というか、こんなことしてこんなこと感じたよーみたいな手記をここに記す。(この文章は、2023年ジャグリングアドベントカレンダーの12月20日分です。)
最初の半年は、特に動きはなかった。というか、動けなかった。
AFACは体調不良で棄権してしまったし、つくったルーティンといっても彼氏へのバレンタインだけであった。(物理的にではなく概念で手作りバレン
コンテンポラリー作品
ローザンヌ国際バレエコンクールをご存知だろうか。15歳から18歳までの若手のバレエダンサーへのキャリア形成を目的とした大会で、入賞者にはバレエ団入団への切符ではなく、主に奨学金(スカラシップ)が授与される。つまり各名門バレエスクールが次世代のホープを発掘しにやってくる時代の象徴とも言うべきコンクールなのである。
私はバレエを辞めた今も尚、公式YouTubeの動画やNHKの特集でローザンヌを毎年
SNSのアイコンが決まらない
ずっとずっとSNSのアイコンが定まらない。
峯田唯禾という名前が、どこか自分に馴染まない。仮初の姿だからなのだろうか。ならば、本当の私はどこへ行ったのだろうか。
新しいアプリに登録するとき、まず必ずプロフィール写真の設定が求められる。スクロールに写る私の顔は、どれも違った女。「このアプリの使用目的上、一番妥当なキャラクターはこれだな」と選択して『次へ進む』のボタンを押す。いくつになってもこん
成人式なんて通過儀礼
先月に成人式を迎え、今月ようやく後期のテストが終わりそうなので久しぶりの更新です。
あたり前田のクラッカーなお話ですが、成人式なんてハタチになったよ!おめでとう!みたいな行事の一つでしかないんですよね。多少分かってはいたんですけど、想像以上に呆気なさすぎて、だいぶびっくりしています。
これだけ拍子抜けしているのは、20歳まで私は「コンプレックスの塊」だったからです。 保育園から小中高まで、習い事
大学入学から症状発覚まで
20歳の誕生日はとっくに迎え、成人式を来月に控える者です。それでも感覚としては「10代を卒業した」としかまだ言えないのが私の幼さなのでしょうか。
大学に入ってからのこの2年弱の生活は、私の頭をハンマーでぶん殴ったりはしないけれど、つるはしでコツコツとえぐり固定観念を壊されていくような日々でした。
大学とはそもそも多種多様な土地から人が集まりますし、答えが一つとは定まらない学問の場でもあるので、当