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幸せの国フィンランド Suomi, onnellisin maa

Suomi, onnellisin maa ー 「幸せの国フィンランド」。しかし、下記の記事では「フィンランドも完璧な国じゃないよ」と言う。 フィンランド人たちもなぜ自分たちが最も幸せな国と言われるのか首を傾げるのだ。

しかしながら、日本の目から見れば、国民教育、健康、国の経済状況、自由の度合いークオリティオブライフーは日本よりも、より民主的、言い換えれば国民主体的のように見える。

第一に日本では果たしてそれらの要素は誰のためにあるのだろうか。 それにどう幸せを維持するのかも重要な要素だ。単純にフィンランドに行けば幸せになれる、というような簡単な問題ではない。

都市と自然

エスポー近郊

フィンランド人の幸福を維持する要素として自然との関わりが言及される。フィンランドは日本的に言えば、いわば「大田舎」であり、都市部でもすぐに自然の中に入ることができる。国土の65%が森で覆われ、10%が湖の国では容易なことだ。 日本もおそよ60%は森であるが(国土面積が違うので安易に比較はできない)、都市の作り方は違う。例えばヘルシンキと異なり、東京都は自然が残る奥多摩とコンクリートジャングルの都市部にほぼ完全に分離されている。

ケサモッキとフィンランド人

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