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その後の考え方にまで影響を与えた〜保育園勤務時代〜

こんにちは。
ポンコツ母さんは元保育士です。

今日は生き方が下手なポンコツ母さんが、
どんな人なのか、少しお伝えしていこうと
思います。

今後、少しずつ、このように私の事も
お伝えしていこうと思っています。

私の経験を先に知っておけば、
少しは大変なことも少なくなるかなと思います😊

少しでもお役に立てたらと思っていますので、
良かったら最後まで目を通していただけたらと
思います。


そして、今日も音声での配信もしています。
両手は塞がっているけど、
耳は空いてるよって方は、
ぜひご利用くださいね!

保育園に勤務していたのは20代〜30代の頃です。

私の性格としては、元々は、前に出るタイプでも
無く、“気にしい” なところもあるのですが、
だからと言って、その気になってしまった事に
ついて、それ以上に深く考えるという事も無く、
どちらかというと、のんびりしたタイプなんだと
思います。

ただ、高校の部活動で出会った顧問の先生の
考え方にかなり鍛えられ、影響を受けて、
“のんびりでは済まないぞ” という、
軽いカルチャーショックを受けることに
なりました。

そんな経験をしたので、以前よりは、
深く考えることや、周りの行動を察知すること、
その上で自分がどう動くか、
そして、
自分の意見というものを伝えるということ、

という事が、少し身に付き、
保育でも、そんな要素を生かしつつ
勤務していたように思います。


ある年、乳児クラスで複数で担任をしていた時、
組んだ方は、副主任で50代ほどのベテラン先生。

私は20代の経験の浅い保育士。

(若干、保育士が足りないような状況で、補助
 として、フリー保育士の先生がお手伝いをして
 くださるような状況で、常にフル回転している
 状況でした。)

ただ、その高校時代の経験からでしょうか。

私の場合、仕事スイッチみたいなものが入り、
本来の、のんびりした私はどこかへ行ってしまい、

周りの状況を察知したり、
どのように動くのが良いかということなど、
お子さんの様子や、組んでいる先生の動きが
凄く見えてきて、

あそこに手を掛けなきゃ。
あそこのフォローしなきゃ。
ここにいないと子どもたちが危険になってしまう。
あの子を抱っこして、あの子はおんぶして、
あそこで、あの子が○○を訴えている。

……などなど、フル回転の頭で、全ての状況を
把握するというような感じでした。


ただ、その組んでいた先生。

時々、突然いなくなり、
「あれ???」
「どこに行っちゃった?」

気付くと、なぜか職員室前をお掃除中。

「えっ?何してるの?」

という事が、かなり早い時期から始まりました。


フォローの先生に助けていただいたものの、
私一人で、10人以上の乳児さんを、
乳母車に乗せてみたり、
まだ立てない子は、抱っこやおんぶをして、
登園時間のバタバタをなんとか乗り越える、

という日々が続くようになりました。


そんな感じだったので、子どもたちも、
そのベテラン先生に、
言い方が良くないですが、何ヶ月経っても、
“懐いていない” “心を許していない” 
という感じで、

ある時には、お子さんが一生懸命に訴えている
内容を、そのベテラン先生が全く理解できない
という事が起こったために、
そのお子さんが大泣きしてしまう
なんて1場面もありました。

まだ1歳の子であったので、話す言葉も
はっきりとせずに、理解しにくいところは
あるのですが、
私は、その子が、いつもお気に入りで
読んでいた本の事を知っていたので、

その子の訴えに対して、
「そうだね、○○だね。」と言葉にして、
ようやく、その場が収まるということも
ありました。


そういった事も多かったので、
その子どもたちのためにも、少しでも、
私が子どもたちの状態を把握して
フォローしないと、
という気持ちにもなり、
頭も心も体も、フル稼働になっていました。


私は、どうしても、

“保育のプロであるはずの保育士の影響で、
子どもたちが悲しい思いなどをするということが
我慢できない”

という感情になってしまうところがあり、

“私一人でも、子どもたちみんなをフォロー
できるように”

という感じになっていきました。

(結局は、その発想が良くなかったなとは、
 後で気付きましたが💦)


その年は、私が勤めてきた保育士時代でも、
かなり、苦心した年でした。


私が、まだ若かったこともありますが、やはり、
年上のベテランの先生に意見を言うことも
失礼な感じもしていて、思いを飲み込む毎日。

かと言って、現実は限界をとっくに超えている
状態で、
朝、出勤した時、フォローをしてくれている
先生に駐車場で出会うだけで、
涙が出てきてしまう精神状態となっていきました。


ただ、私も、どこか大人な対応ができず、
頑固なところがあるので、
その状況をサラッとかわすなんてことはできず、

半年はなんとか過ぎましたが、その後、段々と、
私のイライラは表情に出るようになってしまい、
とうとう、そのベテラン先生に向かって
意見をしてしまう、ということをしてしまい
ました。


高校時代に学んだ、『自分の意見を言う』という
レベルであれば、まだ良いですが、
あれは、少し強い口調で、決して、上手に
伝えられたとは言えないものだったなと思います。


ただ、結局、思いは伝わることはなく、
状況も変わらずでした。

(逆に、子どもたちや親御さんが、状況を
 察していたという、本当に申し訳ない状況と
 してしまっていました。
 私がお休みの日に、色々とトラブルが起きて
 いたようで、親御さんたちにも、何か
 おかしいぞ、ということが伝わっていた
 ようです。

 なんだかおかしい話ですが、その親御さんの
 理解や、子どもたちの姿に、私の気持ちが
 救われていたという感じでした。)


そんな毎日を過ごす中で、保育士を始めて
すぐの頃に、寝不足等から発症した片頭痛は、
さらに酷くなり、精神的にも、さらに追い
込まれていったという状況でした。

その後、途中入園を希望されるお子さんは
さらに増え、保育士ももう一人、配置して
もらえたのですが、
結果、状況はさらに悪化してしまい、
(さらに悪化した理由は、とてもややこしいので
 割愛させていただきます💦)

その年は、本当にもう、心身ともにボロボロ
という状況でした。


保育士をしていて、大変なことは結構多いの
ですが、その中でも、その年の経験から、

私が、もっと上手くクラス運営をできるような
組んでいる先生に対しての伝え方があったのでは
ないか、

『人への伝え方』『受け入れ方』『考え方』
などなどについて、
その頃から何年経っても、私の課題のようになって
悩むようになりました。


今、思うと、その後の私のたくさんの失敗
(仕事以外でも)も、その経験からの
“悩み、迷い” から始まっていたのかなと
思うような、それほどの経験でした。


ひとつ確実なことは、その年の保育については、

“一人で頑張ろうとし過ぎた”

ということにも問題があったのかなと思います。


かと言って、人員を増やしてもらえるなどは
無いですし、状況がどうにかなったとは
思えませんが、
『私の精神面においては、大きく違ったかも
しれない』
と思います。

ここについては、家庭での子育てと同じですね。

わたしの場合は、「これ以上は無理ですよ。」
ということを、もう少し上手く伝えないと、

お預かりしているお子さんを守れなくなってしまう
可能性があった


と思います。

それだけは避けなければならないですよね。


凄く凄く大変な年でしたが、その後の考え方にも
影響を与えるほどの経験をした年でした。

どちらかというと、のんびりとしていた私が、
逆に、頭が働き過ぎて、考え過ぎてしまうという
のが常であるような、
それまでとは逆なタイプになってしまったかの
ようにも感じるほど、その経験がもたらしたものが
大きかったと思っています。


とても長くなってしまいましたが、

同じような苦しい状況に置かれている
保育士さんも多いんじゃないでしょうか。

子育て中のお母さんの中にも、

一人で頑張ろうとしている方、
旦那さんへの伝え方に悩んでいる方、

など結構、いらっしゃるんじゃないでしょうか。


そんな時、どうか

『一人で頑張らないと!』


周りに頼らずに、自分の考え方だけの世界に
閉じこもってしまうことがないように
して
欲しいと思います。

結果、
追い込まれて、自分が壊れてしまいますし、
物事も良い方向にいきにくくなってしまいます

また次の配信でお伝えしようかと思いますが、

周りに頼るってとっても大切な事です。


これを読んでくださっているあなたが、

せっかくの『子どもと関わる』という素敵な
お仕事を嫌いになってしまうことがないように。

せっかくの『子育て』という最高の経験が
嫌なものになってしまわないように。

今後も、
そんな頑張るあなたのお手伝いができるように、
そして、
子どもたちが思いきり、自分の思いを表現して
成長していくことができるように、

そんな環境を作れるように、
活動していこうと思っています。


今、悩みの中で頑張ってみえる方、
私のレターを使って、思いをアウトプット
してみるだけでも違いますよ。

良かったら利用してくださいね。


それでは、今日は長くなりましたが、
ここで終わりにさせていただきたいと思います。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました🍀





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