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リンパの腫れに気づいた日の翌朝も、僕は昼過ぎまで横になっていた

右耳の後ろ、俗にリンパというあたりが熱を持って腫れている。遠い親戚が、同じく耳の後ろ、リンパに関する病気で手術をおこなうことになっている。それがなかなか大変な病気らしく、早めに手術をしたほうがいいらしいのだが、コロナ対応の都合で病院に後まわしにされているのだという話を、近しい親戚から伝え聞く。病気というのは十分に遺伝的なものもあるから、ともすると、僕も同じ病気かもしれないと心配している。Google検索をすると風邪ウイルスの侵入でリンパは簡単に腫れる、と書いてある。しかしこれ以上大きく腫れて熱を持つようであれば受診を考えなくてはならない。

右耳の後ろ、はある時期から今ほどではないけれど腫れ始めた。その時点ではまだ熱は持っていない。ある時期がいつ頃だったかをはっきり思いだすことはできない。日誌にもそんなことを書いた憶えはない。検索するまでもない。でも、これまた不明なある時期に腫れは引いた。で、数日前に——いや、ちゃんと書いておこう。この記録がのちのち意味を持つかもしれない。1月27日のどちらかの夕刻に——右耳の後ろから熱っぽさを感じた。そこに触れると、以前から腫れていた部位が再び腫れあがっていた。

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