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藤井まほ✧「あなたの次の1ページをめくるお手伝い」✧占星術とタロット、香り&石遊び、お菓子職人、ライター&編集者✧noteでは長めの記事を公開します✧短め星読み&お知らせ→ambient alchemy 藤井まほのほんわか日記 http://majomaho.jugem.jp/

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  • まほ@火星とワーク中

  • 木星射手座イヤーから水瓶座へ放つ矢

最近の記事

登山家の孫なのに(仮) 1 山に登らない孫

なるべく内緒にしているが話の流れ上、避けられなくなると「ええと、祖父は登山家でもあった人物でして……」と小さな声で言ったりする。仕事の文脈で出た話なら比較的静かに流れていくのだが、相手がプライベートの知り合いであれば、「えっ? あなたのおじいさんが?」と笑みと驚きを含んだ声で返される。その人の目の前にいるわたしと、「登山家の祖父」との間に相当な断絶が見えるようなのだ。それをこちらも承知しているからこそ、小声で言ってるのに。 この登山家とは母方の祖父である。超アウトドア一家出

    • 偏頭痛持ちのワクチン2回目副反応について

      今日は星の話題を離れ、新型コロナウイルスのワクチンを2回目に接種したあとの副反応について、個人の体験を書き留めておきたいと思います。 副反応については厚労省や医療機関のサイトなどに客観的なデータなどもありますから、是非そちらの情報や知見をベースにしてください。 ここに書くのは、医者でもなく素人の個人の体験とそのときの気持ちです。わたしの場合は偏頭痛という持病があり、そのせいでワクチン接種前に副反応に対して不安がありました。 事前にわかっていたらここまで不安にならなかったかもし

      • 火星とのワーク、2021年は……

        いま目の前に見えている世界像はわたしたちの世界観に依存する、などとよく言われます。 その世界に詰まっていることを大きく二つに分ければ、「起こったこと」と「したこと」。あるいは「起こらなかったこと」と「しなかったこと」。 わたしたちは、自分の身に「降りかかってきたこと」と自分が「成したこと」を、どこかで区別しているのではないでしょうか。結果の善し悪しにかかわらず。 「自己肯定感」「自己価値」といったことばをよく見かけます。大事なことだとは思います。 でも、そのことばを見つけた

        • パズルのピースがはまるとき(わたしの占い体験)

          占うことにも占われることにもそれほど興味がなく、ただ漠然と占星術が好きだったわたしが初めて占星家を訪ねたのは20代前半、まだ出版社に勤めていた頃でした。懇意にしていたスタイリストさんが、当時女性誌界隈で話題になり始めた占星家の女性を紹介してくれたのです。 そのとき言われて印象的だったのは、「あなたの人生は多面体の上を歩くようなものですね。ある面の最後まで歩ききると、その次には目の前にまるっきり違う新しい世界が見えるでしょう」というようなことば(正確には覚えていないのですが)

        登山家の孫なのに(仮) 1 山に登らない孫

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        • まほ@火星とワーク中
          3本
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          4本

        記事

          11月30日 双子座満月/半影月蝕に寄せて

          いつもは、新月や満月の配置について、毎回そのタイミングの前後に組んだグリッドの画像とともにブログに書くようにしているのですが……。 今回は変則的にこちらに文章を書いてみます。まだ満月時刻まで24時間ほどありますけれど。 理由は、長文になりそうだからというのがひとつ。それから、なんだかわからないけれど、いつもの満月読みとは違うふうに書きたい気持ちがあったからです。 ・「古傷」に意識が向かうトレンド 11月30日の双子座満月/半影月蝕の配置を眺めていると、このところ新月や満月の

          11月30日 双子座満月/半影月蝕に寄せて

          苦手世界にアプローチ(魚座土星のお話)

          ホロスコープとひとくちに言っても、出生図、経過図などいろいろな種類があります。 出生図というのは誰かがこの世におぎゃーと生まれたときの星の配置図のこと。今日は、わたくし藤井まほの出生図のお話です。 ご存じの方も多いと思うのですが、西洋占星術でよく見る10個の天体があります(基本セット)。太陽や月、金星や土星、冥王星といった10天体が出生図のどこに配置されているか。占星術師はそれを読んでいろいろとお客さまにお伝えするんですね。もちろん自分について読むこともあります。 10個の

          苦手世界にアプローチ(魚座土星のお話)

          火星ワーク。ブロックカレンダーの魅力♪

          火星サイクル手帳2019-2020を開くと、通常のスケジュール帳とは違うページが目に飛び込んでくると思います。それが、冒頭の画像のブロックカレンダー。 写真上部、開かれているページが火星サイクル手帳、下部のシートはA4にプリントアウトしたものです(手帳ユーザーにはpdfで配布されています) 火星サイクル手帳を使う上で、わたしにとってはこのブロックカレンダーの見開きが最重要なので、各ブロックカレンダーのページにはインデックスタブを立てて一発で開けるようにしています。 ブロッ

          火星ワーク。ブロックカレンダーの魅力♪

          火星サイクル手帳 2019-2020は10月4日から下半期

          占星術では天体の動きを見ていろいろなことを読むのですが、天体の動きを読むための目盛りが12のサイン(星座)となっていて、牡羊座から始まり、魚座で終わります。 太陽はちょうど1年で12サインを一巡します。ほかの天体は、ほかの天体なりのスピードでこのサイクルを一巡するわけです。 火星はというと、2019年1月1日に牡羊座入りしたときから今サイクルが始まりました(今回のサイクルでは火星が逆行しないので1年と5ヵ月で次の牡羊座に入るという異例の短さ。普通ほぼ2年弱です。ちなみに次の

          火星サイクル手帳 2019-2020は10月4日から下半期

          わたしの火星ワーク

          占星術で個人を占うときは、生年月日、出生時刻、出生地をもとにして個人の出生図(ネイタルチャート)というものを描き、その図を読みます。 出生図は、誰かがオギャーと生まれた瞬間の星の配置をパシャッと撮ったスクリーンショットです。恒星以外は地球もそれ以外の天体もみんな動いていますから、各人各様それぞれ異なったスクリーンショットをもって生まれてくると言えますね。 ここで見るのは主に10個の天体です。太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星。 天文学ではなく、占

          わたしの火星ワーク

          木星射手座イヤーから水瓶座へ放つ矢(4)

          ジュエラーのhumさんへは、VOGUE2月号特集「想像力が未来を変える」中の「みんなの"捨てない"宣言」という記事の取材でうかがいました。取材をしているうちに、あ~これは星の動きと連動しているわぁと感じ入り、いろいろ書きたくなってしまったのですが……。 VOGUE誌面の企画は切り口も文章量も決まっているため、「後日、占い師の個人的なブログでこのお話紹介させてくださいね!」とだけお願いしたのでした。 その後、ほかのことに追われているうちに半年経ってしまいましたが、折しも木星も

          木星射手座イヤーから水瓶座へ放つ矢(4)

          木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢(3)

          さて、不定期連載(笑)「木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢」の3回目です。 3回目はいよいよ東京のジュエラー、hum(ハム)さんの「リファインメタルプロジェクト」のお話をと思っていたのですが、この記事からnoteに移行するということもあって星の話をいつもより少しだけ詳しく説明しておこうかなと考えが変わりました。 そもそもいままでのブログ以外にここでも記事を書こうと思ったのはわたしの書く文章が長すぎるから、というのが理由だったんですよね。長すぎて、スマホで閲覧すると何度

          木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢(3)

          木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢(2) (2019/02/11)

          (2019/02/11に「ほんわか日記 ambient alchemy」に投稿した記事を再掲しています) 昨年末の予告からだいぶ経ってしまいましたが、射手座から水瓶座、という記事の続編です(^^) 写真は文章となんの関係もないんですが、この間、家にお迎えした白いムスカリの球根を撮ってちょっと宇宙ぽく加工したもの。水瓶座ってどこか宇宙人っぽいから、というこじつけです。 占星術に興味がある方ならご存じでしょう、占星術で使う天体の一つが木星です。木星はほぼ1年で1星座を通過しま

          木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢(2) (2019/02/11)

          木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢(1)(2018/12/31)

          (2018/12/31に「ほんわか日記 ambient alchemy」に投稿した記事を再掲しています) いよいよ大晦日となりました。みなさんはどんな2018年を過ごされましたか? 今年を象徴する漢字一文字、というのをよくやっていますね。わたしの今年1年を象徴する漢字は「決」だなと思っています。自分のキャパシティを超えて多忙な年だったのだけれども、それを敢えて選択すると自分で「決めた」年だったからです。その結果、身体壊したりとかいろいろしましたけど(ご迷惑おかけした方、申し

          木星射手座イヤーから水瓶座に向けて放つ矢(1)(2018/12/31)