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コンタクトの重要性

女子バスケットを指導し始めて早4年。まったくバスケのことも分からない状態から指導をはじめたが、最近実感したことが1つあります。

それは「コンタクトできる選手はミスをしにくい」ということです。そして、特に女子はその傾向が強い気がします。

コンタクトはバスケットをしていれば、様々な場面で起きます。ディフェンス、ドライブ時、ポストの1on1、リバウンドなどなど。

その全てにおいて相手のプレッシャーに負けてしまい、バランスを崩せばミスにつながる。例えば1on1ならパスミス、トラベリングなどにつながってしまう。なぜバランスを崩してしまうのかというとコンタクトした結果、相手の動きに影響を受けてしまっているからです。言い換えれば「自分からコンタクトしていないがために、相手に先にコンタクトされ、バランスを崩している」となります。

そして、性差をつけるわけではないが男子に比べて女子の方がコンタクトを嫌がる傾向があります。ということは、コンタクトを嫌がらない女子選手を育てればそれだけで他のチームと差をつけることができるということです。そして、コンタクト耐性があるということはバランスを崩しにくいということであり、バランスを崩さないということはミスが減るということになります。

バスケットはミスをした方が負けるスポーツであることを考えても、コンタクトの重要性が分かってもらえるのではないかと思います。

ちなみに、私のチームではOFとDFを横並びにして並ばせてコンタクトしながらレイアップを打つというドリルをやっています。
これをやり始めてから少しずつコンタクトを嫌がらなくなってきましたし、何より体がごつくなってきました。(これは良いのか分かりませんが…)

何はともあれバスケはコンタクトが重要です。素早く動くことも大切ですが、きちんとぶつかってきちんと止まることができることも同じくらい大切だと思います。

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