光トポグラフィー検査受けてみけど

先日、光トポグラフィー検査を受けてきました。おそらく、noteで「光トポグラフィー検査」と検索してこの記事を読んだ下さっている方は、すでにこの検査を受けようか迷っている方々だと思うので、検査の概要は把握して下さっていると思います。なので、ここでは検査概要よりも私の結果と受けてみてどう感じたかを話していけたらなと思います。

簡単に説明しますと、脳の血流の流れ(?)を計測することで、健常かうつ病か双極性障害か統合失調症かが鑑別できるそうです。臨床の診断名との一致度は6から8割程度だそう。これが高いのか低いのかはいまいちわかりません。双極性障害や統合失調症にも鬱エピソードが含まれるため、双極性障害がうつ病と診断されるケースも少なくなく、そのためその診断が曖昧な人向けに実施されるようになった模様。あくまで診断補助の役割をしてくれるだけであって、この検査だけで精神疾患を決定づけるわけではないようです。

相場は1万ほどで、保険診療よりも自由診療でやっているところが多いように調べていて感じました。ちなみに私が受けたとことは、6490円のLINE友達追加の割引で5500円で受けることができました。かなり安価な方だと思います。

実際の検査では頭に検査器具をつけて、「あいうえお」と復唱したり、「え」から始まる単語を思いつく限り行ってみたりなど、言語流暢性課題というものを3分間続けます。検査は本当にあっけなく簡単に終わります。

結論から言いますと、私の結果は「該当なし」でした。うつ病パターンにも双極性障害パターンにも統合失調症パターンにも健常者パターンにもはてはまらないという頃です。ですが、検査評価欄に「いずれにも該当しません」という項目が初めから印刷されているので、この結果はあり得て且つ少なくないものなのではないかと考えられます。

臨床では双極性障害Ⅱ型と診断されていましたし、双極性障害の薬を飲んでいましたが、双極性障害よりもうつ病なのではないかとのこと。どれにも該当はしませんでしたが、健常パターンでもないので、脳の機能が低下していると言われました。担当医があまりいい感じではなかったので、早く終わってくれと思うばかり、なぜ脳の機能が低下していて、それは治るのかどうかを完全に効き忘れてしまいました(笑)。うっかりの限度を超えています(笑)。

この検査を受けた一つの理由に、今通院しているメンタルクリニックでは単うつよりも双極性との見方をお医者さんはしていますが、大してハイになることはないので単うつではないかと思ったので確かめておきたいといった側面もありました。確かに双極性障害の薬の効果は感じられましたし、頑張ろうと思えたりこんな将来になったらいいなと楽しく想像できる気分のいい日と歩いてるだけで涙が止まらなくて死にたいと検索しては電車に飛びもうとしたくなるとてつもなく沈む日があります。昔からめっちゃやるか全くやらないかの二択で日々を過ごし、気分の波は激しい方で、人生グラフをかけばぐわんぐわんの波形ですが、でも急によくしゃべるようになるとか、自信過剰になるとか、金遣いが荒くなるとか、そういった躁エピソードは今のところ、自分では(?)感じません。いつもマイナスなのが、限りなくゼロに近づくだけで、それがプラスになるような感覚はほぼないです。おそらく?

受ける前は緊張しながらも少し結果を楽しみにしていましたが、調べれば調べるほど光トポグラフィー検査の限界が見えてきて、かつ何とも言い難い検査結果となり、少し受けたことを後悔しているような気もします。受けることをお勧めするかと言われるとそうでもないですが、5500円で3分で受けられる気軽な検査なので興味のある人はやってみても別にいいのではとも思います。

受けてみて少し自分のメンタルに対する考え方が変わったりもしますが、別に受けたところで、臨床との病名が一致して自分の病気を確信できたところで、今ある不安や希死念慮から解放されるわけでも何でもないので、過度な期待はせず、何となくノリで受けてみたくらいで、検査結果も気にしなくていいのではないでしょうか。

では!


私なんぞにご支援いただける方がこの地球上におりましたら、もう控えめに言ってあげみざわエクスプローションします。