見出し画像

生まれてきたことの感謝と、意味を振り返りながら。大阪滞在の話。


7/11~7/21までの日記。奈良で素敵な人たちと交流し終えたあとは、奈良駅から大和路線に乗って大阪へ向かう。天王寺駅に近づいてきた頃には、"戻ってきた感"があった。年始ぶりの大阪。「環状線」と呼ばれる東京の山手線みたいな路線がある地域は、大阪の中でも都会にあたる場所。いつも活気があって、年々訪れるたびに発展しているような気がする。夏の暑さが大の苦手で疲れやすい私は、大阪滞在日程を21日までと長めにとることに決めた。理由としては、幾つかあって。。一つ目は沖縄と中国・四国地方を巡ってきたなかで創作した新作たちを、メタバースというバーチャル空間で個展を開催すること。二つ目は、南大阪に住む81歳のおばあちゃんや、家族と再会すること。しかも、タイミングが良かったのは7/18が私の誕生日で、随分久しぶりに両親に会って生んでくれたことの感謝を伝えられるという。。。!ここに至るまでの旅路の思い出話もシェアできるし、大人になってから誕生日の日に直接会うことが難しかったから。。最高のタイミングすぎる。。


大阪の大都会、大阪駅
大阪駅。目の前に映るのは、グランフロント。


3度目のメタバース個展の開催


メタバースとは、バーチャル空間のこと。今年2022年にふとしたきっかけで、メタバース空間ごとクリエイトし始めた私は、その空間上に展示作品を並べてオンラインで作品鑑賞を楽しめる「メタバース個展」を開催するようになった。今回で3度目の開催。もちろん、リアルでの個展開催が一番魅力なのだとは思うけれど、会場に入るためのURLを知っていれば24時間いつでも、たとえ海外にいたとしても展示を楽しめるメタバース個展にも魅力はあると思う。

私の今年2022年の大きな目標が、「アートを通して笑顔と幸せを全国に届ける、#虹色スマイル」という個人プロジェクトを達成させること。そのために、県ごとに滞在創作をしながら日本一周にチャレンジしている最中。



展示会場そのものがオンラインで用意できるため、私のような旅人にとっては本当に助かる展示方法。(準備はそれなりに大変だけどね。。)




はじめて、メタバース上で新作も発表。。!
『Over the Rain』



大阪滞在で嬉しい出会いと再会


今回の大阪滞在でも、嬉しい出会いと再会が。一人目は主に関東で活動されているアーティストである、ゆしさん。高槻阪急と呼ばれる百貨店で、個展を開催されるというナイスタイミングで再会。「人間が自然と離れていると感じるからこそ、いつも調和する自然のように、繋がりを忘れてほしくない。」と作品に込める想いが印象に残ったなぁ。



二人目は、大阪・難波にある「04village hostel NAMBA」へ一泊したときに出会って仲良くなった、かんりさん。在日韓国籍の方で、大人になってから人種差別を経験。一時期は自分のアイデンティティを隠していたこともあったけれども、今では堂々と振る舞えるように。笑顔がとっても素敵な方。


3人目と4人目は、地元の奈良から大阪・天王寺まで会いにきてくださった、ゆきさんとゆかこさん。先日の奈良の事件のことがあってから、愛と平和について私と3人でディスカッション。「毎日忙しいと、寝不足や苛立ちが起きて、人に優しくできなかったり、仕事の効率も落ちたりと悪循環が生まれる。でも、自分の気持ちに余裕があれば、人に対して優しくできる。」「みんなが大きな気持ちで過ごせることで、一人一人が愛を持つことができるようになり、結果として平和に繋がるのかな。」と、語ってくれた ゆかこさんの話に大共感。




81歳のおばあちゃんのこと


私にはおばあちゃんが2人いる。父方のおばぁちゃんは骨折をして入院中。コロナの関係もあって直接会いに行くことが今は難しい状態。一日でも早く良くなることを願うばかり。母方のおばぁちゃんは、今年81歳。「全然寂しさを感じてないの」と、お正月ぶりに再会できた元気なおばあちゃんは私に話してくれた。これまで波瀾万丈の人生を生きてきた、おばあちゃん。今は大好きな韓国ドラマを見たり、LINEで繋がっている知り合いと毎日のようにコミュニケーションを取ったりと、充実した日々を過ごしている。

たびたび、この日記にもおばあちゃんのことは綴ってきたけれども。子どもの頃からお泊まり会を開いてくれたり、おにぎりや生姜焼きといった手料理を振る舞ってくれていたり。。「相手の喜ぶ顔を見るのが、私の喜びなの」と、人生で大切なことを姿を持ってずっと教えてくれていたのだった。

そんな愛に満ち溢れたおばあちゃんに、日本一周しているチャレンジの中で見てきた日本の景色、産まれた新作、出会ってきた人たちのこと。。旅路の思い出話をシェア。特に  #虹色スマイル  の活動をインスタやTwitterで投稿している様子は、「みんな良い笑顔をしているね〜!」と本当に喜んでくれてね。おばあちゃんには色んな悩みを聞いてもらっていたりもしていたからこそ、元気に楽しく頑張っている姿を見せれたことが良かった。

あと何回こうして語り合えるのかはわからないけれど、、、自分自身がまた成長した姿を通して、顔を見せに行くからね。




誕生日の感謝と、新作『birth』について


2022/7/18、私は南大阪にある両親がいる実家で31歳を迎えた。健康で、元気に誕生日を今年も迎えることができて、本当に嬉しい。地球という星で、人生を歩めることに対して、両親に直接感謝の気持ちを伝えることができたことも、様々なタイミングが重なって実現して嬉しかったなぁ。実家に戻る前に、2014年から通っていたCafe Manoさんに立ち寄り、サプライズでケーキのお祝いをして下さった。また、誕生日の投稿をした時には本当にたくさんの方から祝福のメッセージをいただいて。。これまで縁してきた人のおかげで、今の私がいるから、一人一人の気持ちが本当に本当に嬉しかった。お祝いして頂いた方はもちろんのこと、支えられてきた繋がりに心から感謝です。。誕生日は人生を振り返っては、一番感謝できる機会。



私の日記トップにある生い立ちにも綴ってきたように、10代・20代は特に生きづらさを強く感じていて、一時期は生まれてきた意味がわからなくなって絶望していたこともあった。暗闇を彷徨っていたときも、その時々に手を差し伸べてくれる人がいてね。そうした温かい縁によって、私はいつも救われてきた。生まれてきた意味についても、何か夢や目標を抱いてみてはチャレンジし、時には涙を流す日々のなかで見つかった。結果云々ではなくても、私を必要としてくれる人・応援してくれる人が必ず周りにいたんだよね。結果を出せたときにワッと寄ってきたかと思いきや、失敗や結果を出せていないときには自分のもとから離れていったのは本当に悲しかったのもある。大勢じゃなくても良いのよ、たった一人でも必要としてくれる人がいれば。


30歳に近づいてきた頃には、「毎日を生きている、存在しているだけで充分価値はある」ということに気づくこともできた。コロナ、世界で起きている戦争、自然災害。。こんなカオスすぎる世の中で毎日を過ごせていることが奇跡そのものだよね。




誕生日の出来事を振り返りながら、生まれ育った地元で見た川や空といった自然、街並みを重ね合わせて新作ができた。タイトルは、『birth』誰もが持っている自分色を輝かせながら、必要としてくれる人に価値を届けていけることを願って。自分色は、どんな色にもなっていく虹色。



今回の日記はここまで。次回は和歌山滞在日記。いつも最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。。!




感想などありましたら、公式LINEに連絡していただけると飛び上がるほど喜びます。。!

プリちゃん


「プリちゃんを応援したい!」方へ

もし、「プリちゃんのこと応援したい!サポートしたい!」と感じた方は、
ぜひ下記リンクから、作品、グッズ、アートブックなどオーダーしていただけると大変励みになります。。!
新作の発表であったり、今後の展示を通してお返しさせていただけたらと思います。。。!よろしくお願いします。。!




①「只々、プリちゃんを応援したい!」



②本で、ゆっくりとご自愛タイムをしたい方
優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』


③日常使うものに、アート作品を取り入れたい方
スマホケース、コップ、Tシャツなどグッズたち(新作随時追加)


④お部屋やオフィスに、アート作品そのものを飾りたい方
透明感が美しい、フォトアクリル作品のオーダー


最後までご覧いただいて本当にありがとうございます。。!「応援したいな」と感じましたら、ぜひフォローしていただけると喜びます。。! サポートは、今後の作品制作や個展開催に必要な費用、遠方へ足を運ぶ交通費などに充てさせていただきます。今日も、自分にしか歩めない素晴らしい日々を☺️